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執筆者の写真金本 淳

ジブリパークに思う企業のブランド力


(ジブリパーク) 皆様に来運が訪れますように!!


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心動かす企業経営 vol.491

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<ジブリパークに思う企業のブランド力>



おはようございます。


フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。




ジブリパークのある愛・地球博記念公園に

地元商工会主催のイベントのお手伝いがあり

行ってきました。



しかし、今回、久しぶりに

愛・地球博記念公園を訪れて

ちょっとビックリしました。



何がビックリしたかと言うと、

朝早くから人がたくさんいるのです。



ジブリパークができる前の

愛・地球博記念公園、

朝から沢山の人がいるような

場所ではありませんでした。


それなのに、私が到着した朝8時過ぎ、

既に沢山の人がいるのです。



さらに驚いたのが、来ている人です。


遠方から来たと思える人が多い。


それは、駐車場にあるクルマのナンバーを

見てすぐにわかります。


自分のクルマの周りに駐車している

ナンバーを見てみたら、

和歌山、山梨、静岡、神奈川、滋賀などと

他府県ナンバーばかり。


ざっと半分くらいは他府県

という感じでしょうか。



また、公園ですれ違う人の話している

言葉もあきらかに違う人が多いのです。


特に、自分が大阪出身というのも

あるかもしれませんが、

やたらと関西弁が耳につきました。


とにかく中部圏以外からも

沢山来ている様子。


そしてもちろん外国の方も沢山

お見かけしました。


そんな風に明らかに以前に比べると、

違う客層の人たちが

存在しているのです。



当たり前と言えば

当たり前なのかもしれませんが、

これは明らかにジブリパークの

影響ですね。


ジブリパークの開園で商圏が一気に

広がった

ということを意味しているのでしょう。




皆さんご存じかと思いますが、

愛・地球博記念公園は2005年の万博跡地を

利用して出来た公園です。


公園内には、プール、アイススケート場、

サイクリングコース、観覧車、日本庭園、

など様々な施設がありました。


そして、自然も豊か、季節によりイベントも

開催され、地元民が休日に家族連れで

訪れる、地元民の憩いの場的な

公園でした。


ですので、来場するお客さんの商圏は

せいぜい半径20km以内といった

感じだったのではないかと思います。


私も息子が小学校低学年の頃までは

プールやイベントなどで何度も

利用させていただきました。



元々あった施設自体はそれほど

変わっていない。


ただそこにジブリの施設が追加された。


それにより、地元民のための公園が

一気に世界の人のための公園に

様変わりした。


つまり、商圏が日本全国どころか、

世界中にまで広がった。



こんな風に

愛・地球博記念公園をそこまで

変えたもの、

それは一体ジブリの何だと思いますか?



それはまさに言わずと知れた

ジブリの「ブランド力」ですよね。



ただの地元民のための公園を

世界中のジブリを愛する人たちのための

世界的な公園に変えたのは

ジブリという強大なブランド力。




しかし、

こうやって考えるとブランド力って

すごいですよね。


ジブリという世界的に力を持つブランド、

これは、ジブリが長い長い年月をかけて

様々な素晴らしい作品をリリース

し続けてきたからこそ生まれたものです。


それら一つ一つの作品を通じて創り上げてきた

ジブリ独自の唯一無二の世界観


その世界観に日本のみならず

全世界の人たちが共感し、魅了された。


そんなジブリの世界観に浸りたい、

そして、それができるのがジブリパーク、

それを求めて、全国各地、

あるいは世界中から人が集まってくる。



場所的には、名古屋駅から電車だと

1時間近くかかるし、

それほど便利なところにある訳でもない。


それでも遠くからわざわざ来る人がいる


ジブリブランドが人を呼び寄せるパワーが

それだけあるということ。


ブランド力があれば、

人を引きつける魅力さえあれば、

どんなところでも人はやってくる

ということなのだと思います。




こういう風にブランドの話をすると

それって大手企業だけの話でしょ。

そのように思われる方も

いるかもしれません。


でもブランドは、大手だけでなく

中小企業にも必要なものだと私は思います。


もちろん、企業規模によって、

そのブランド力が影響を及ぼす範囲は

違っていて当然です。



中小企業の場合、世界的に影響を

与えるようなブランド力は必要ありません。



例えば、個人経営の飲食店であれば、

世界からたくさん人を呼び寄せる

必要はありません。


逆に沢山人が来過ぎてもお店が回らない。


だから、ブランド力の影響範囲は

近所の中で十分です。



尚、ブランドという言葉の定義は

詳しく説明しているとキリがないので

割愛しますが、ここでいう

ブランド力=「お客さんを引きつける力」

と考えていただければ結構です。



例えば、飲食店のお客様がこんな風に

言っているとしましょう。


「あそこのお店に行くととにかく心と体が

癒されるんだよね。

内装の雰囲気が温かい、

椅子の座り心地もいいし、

ゆったり落ち着ける。

店主の気遣いも素晴らしいし、

料理も家では作れないようなやさしい

繊細なものを出してくれる・・・」



この場合、このお店のブランドは

正にこのお客様が語っている内容

すべてそのものだと思います。


単に料理の味だけでなく、

内装から接客から、すべてを通じて、

心と体の癒しを提供してくれる力が

このお店にはある。


だからこそお客様はこのお店に

引きつけられる。



そして、この力を様々な工夫で

磨いていくことがブランディングであり、

ブランド力が磨かれれば磨かれるほど、

お客さんを引きつける力が大きくなる。


つまり、こちらから働きかけなくても

勝手にお客さんのほうから

集まってくるようになるのです。



また、それはお客さんだけでなく、

働く人にも作用します。


ブランド力が高まる=そのお店の魅力が高まる

ということ。


つまり、働く人もブランド力に

引きつけられるという効果もあります。



それから、これは別に飲食店のように

一般消費者相手の商売だけではありません。


企業を相手にしている企業さんでも同じです。



「あそこの社員は全員とにかく元気が

よくて気持ちがいいんだよね。」


そういう風に言われる企業があるとします。


この企業のように、

単にものを作って売るだけでなく、

それに関わる社員さん全員が元気がいい。

そして取引先の人の心を喜ばせることができる。


そういう価値を提供できることも

この企業の立派なブランド力と言えます。



こんな風に、


「あの店って○○だよね、

だから行きたくなるよね!」


「あの企業って××がいいよね。

だからあそこと取引したいよね!」


という○○や××の部分が

企業やお店のブランドを特徴づける

要素であり、

それらを強化していくことで

ブランド力があがる


そして、お客さんが引きつけられ

そして更には従業員として働きたい

と言う人も勝手に引きつけられて

くるようになるのだと思います。




ということで、ブランド力について

考えてみましたがいかがでしょうか?



皆さんのお店や企業でも

こんな風な○○や××を

たくさん作って、引力を高めて

いってください




ご参考になれば幸いです。




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<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

だからこの場を借りて少し...

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先日、私の住んでいるマンションで

秋祭りが開催されました。



射的やヨーヨーすくい

ビールやドリンク、ポップコーンと

綿菓子など、サービスがあり

子供心にかえって色々楽しむことが

できました。



最初は少し寄って帰ってくるつもりでした。


ただ、知り合いの方や

始めてお話しする方達も含め

なぜか、色々話が盛り上がり、

結局、2時過ぎから日が完全に暮れ

お祭りが終わった後まで、

話し込んでしまいました。


ビールを沢山いただき

少し酔っぱらってしまいましたが

比較的気候も良く

中庭のオープンスペースで

とっても心地の良い時間を過ごすことが

できました。



こんなに良い時間を過ごすことが

できたのは、お祭りを企画いただいた

理事会の方やボランティアのおかげです。


こういったイベントを開催するには

準備も大変だったことと思いますし、

それを考えると、頭が下がる思いです。


本当に楽しい時間を

ありがとうございました!


感謝しかありません!





最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





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【発行元】フェリーゼス経営支援事務所

【発行責任者】金本 淳

経済産業大臣登録 中小企業診断士

豊田市働き方改革アドバイザー・講師

【住所】

〒480-1161愛知県長久手市荒田1-1-718

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