(大縣神社の紫陽花) 皆様に幸運が訪れますように!!
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心動かす企業経営 vol.422
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<人材教育に言葉は要らない?>
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
人材教育って、健全な企業経営には
欠かせない要素のひとつですよね。
恐らくそのことを否定される方は
いらっしゃらないと思います。
経営者さんとお話していると、
「どうやったらいいかわからない」
「教育してもなかなか理解してもらえない」
という発言も頻繁にお聞きします。
また、
「教育が大事なのはわかるが、
現実問題として、教育に時間が取れない」
とおっしゃる経営者さんも多いです。
実際、業務時間内は手一杯で難しい。
そうかと言って、
残業中にやろうとすると
嫌がる社員もいるし、
残業代でコストが圧迫される
などの問題があることも確かです。
その結果、結局、人材教育を半分諦めて
しまっているケースも多々見受けられます
今回は、そんな人材教育について、
少し考えてみたいと思います。
本題に入る前に、先日私が経験した
エピソードをご紹介させてください。
お母さんと車いすに乗った息子さんとの
エピソードです。
この週末、マンションの廊下を
歩いていた時のことです。
50メートルくらい向こうから、
お母さんが息子さんの車いすを押しながら
こちらに向かって来るのが見えました。
段々とその親子との距離が縮まって
来るにつれて、少し違和感というか、
不思議な感覚を覚えました。
どうもその車いすの息子さんが私の方を
見ながら手を軽く振っているように
見えたのです。
年のころは5,6歳でしょうか。
ただ、知らない子だし、私の勘違いかなあと
最初は思っていました。
でも、やはり私の顔を見ながら笑顔で
手を軽く振っているのです。
私はその笑顔の息子さんの顔を見た時、
いい意味で衝撃を覚えました。
というのも、その笑顔が何とも言えない、
無邪気で優しい笑顔だったのです。
まるで仏様が微笑んでくれているような
笑顔とでも言いましょうか。。
そんな素敵な笑顔で、ただただ私の方を
見て手を振っているのです。
そんな優しい笑顔を見せられ、
ついつい私もすれ違う時、
思わず反応してしまいました。
「こんにちは!」
とその親子に挨拶し、そして
その子にニッコリしながら
手を振り返しました。
すれ違う時にその子の様子を見ましたが、
その子は少し障害を持っているように
見受けられました。
私は、その子の笑顔のおかげで、
その後の一日をとてもハッピーで充実した
気持ちで過ごすことができました。
また、その日だけでなく、
今でもはっきりとその笑顔が私の脳裏に
焼き付いています。
そして、そのことを今思い出すだけで
改めて穏やかで優しい気持ちなる
自分がいることを感じることができます。
私は、そのお子さんに大切なことを
教えてもらったように思いました。
笑顔の大切さ、
そして
無邪気な笑顔だけでも充分に
人を幸せな気持ちにさせることができる
ということ、
そのことを、改めて学ばせてもらいました。
また、その経験から、自分も他人に対して
できるだけ暖かい笑顔で接していきたい
と強く思うことができました。
さて、冒頭で述べた通り
人材教育については、
やってみたけどうまくいかなかった
どうやって人を育てたらいいか
わからない
とおっしゃる経営者さんが多い。
そして、そういう経営者さんに
「どんな風に教育されたのですか?」
と聞くと、
「口頭で『こういうときは
こういう風にしてくれ』と伝えた。
でも何回言ってもわかってくれない」
といったような答えが返ってきます。
もちろん、言葉で教育するということも
ひとつの手段だと思います。
ただ一方で、言葉だけで教育するのは
非常に難しいとも思います。
というのも、
言葉でいくら正論をとなえても、
それが素直に相手の心に刺さる
ということは少ないと思うからです。
もし、言葉で正論を伝えるだけで
皆が学べるのであれば
世の中は素晴らしい企業ばかりに
なっていると思います。
でも現実にはそうなってはいない。
ということは、言葉で伝えるだけでは
やはり限界があるということなのでしょう。
結局、人間は感情で動く生き物なのだと
思います。
人は自分自身が心から(感情面で)
納得しないと行動できない、つまり
本当の意味では学ばないのだと思うのです。
言葉というのは便利な
コミュニケーションツールです。
だから、ついつい私たちは言葉に
頼りがちになってしまいますが、
そこに落とし穴があるのだと思います。
言葉だけが、教育の手段ではない。
それでうまくいかないなら、別の手段を
考えてみる。
そのひとつが、私が出会った子供さんが
教えてくれた「笑顔でいること」
かもしれません。
笑顔でいること
それだけでも何か人に学びや気づき
といったいい影響を与えることができる。
表情だけで、人の心を豊かにできる。
でも、普段私たちは、その力をあまり
使っていないのかもしれません。
これはもったいないことです。
また、例え従業員が期待したように
動いてくれなくても諦めなくてもいい。
その場合は
経営者自身が自ら率先して動いて、
お手本を見せる
というのでもいい。
そういう姿を人はきちんと見ています。
言葉で言わなくても、その姿・態度が
大きな説得力となり、従業員の
心が動かされる。
言葉以外でも、従業員に学びや気づき、
やる気を与えることができる。
そういうのも人材教育である。
そういったことを、車いすの子供に
おしえてもらった気がします。
ご参考になれば幸いです。
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
だからこの場を借りて少し...
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今日は、上に書かせていただいた
子供さんに感謝です。
本当に、素敵な笑顔を
いただきました。
あんな素敵な笑顔は正直これまで
あまり見たことがないかもしれません。
本当に心から幸せな気持ちに
なれましたし、心がウキウキして
とっても暖かい感情が湧いてきました。
それだけでなく、学びと気づきまで
与えてくれました。
あの少年は私に一瞬にして色々な
ことを教えてくれたような気がします。
人間の力ってすごいですねえ
「ありがとう!感謝です!」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
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