(高山千光寺 五本杉) 皆様に来運が訪れますように!!
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心動かす企業経営 vol.479
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<人材確保には快適なトイレ>
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
労働人口が減少傾向にある中、
人材採用に苦戦されている企業さんも
多いことだと思います。
こういった厳しい採用環境の中、
人材を確保していくためには
魅力的な職場づくりが欠かせません。
皆さんの会社やお店でも
少しでも働く人の魅力を高めるために
職場環境の改善に取り組まれているのでは
ないでしょうか?
因みに、職場環境の改善というと、
どういうことが思い浮かびますか?
あるいは実際にどういうことに
取り組まれていますか?
一般的に、働き易い職場というと
・施設や設備など物理的な環境が整っている
・社内コミュニケーションがスムーズ
・教育や研修体制、資格取得支援制度が
整えられている
・意見交換が活発に行われる
・テレワークやフレックス制度など
多様な働き方ができる
・福利厚生が充実している
・休みが取得しやすい
・働きを正当に評価してもらえる
人事評価制度がある
などがあげられますが、今回はその中でも
ちょっと変わった視点を
ご紹介したいと思います。
それは何かと言うと「トイレ」です。
つい先日の新聞でも掲載されて
いたのですが、
事務所や工場などの生産現場のトイレを
より明るく、美しく、環境を向上させる
企業が増えているようなのです。
しかも、単にきれいなトイレにする
というのではありません。
それだけでなく照明や材質、使い易さにも
こだわったトイレです。
間接照明や美しい木材やタイルで
落ち着いた雰囲気にしたり、
女性用トイレには個人専用の
収納ボックスを設置したところも
あるようです。
また男女別々のトイレだけでなく、
ジェンダーも意識した共用トイレの設置を
しているところもあるようです。
いずれにしても、
各社それぞれの事情を考慮して、
働く人がより快適に働けるように
トイレに関して様々な取組みを
行っているようです。
「トイレなんて、所詮、用を足すだけの
ところでしょ?」
「トイレを良くするくらいだったら
他のことにお金をかけたほうが
いいのでは?」
そう思う方もいらっしゃるかも
しれません。
ただ、その効果を裏付けるような
調査結果も出ているのです。
先ず、「オフィス環境で重視することは?」
ということでLIXILが行った調査です。
結果は
一位はトイレ82%
二位は空調81%
三位は行き届いた清掃62%
四位はセキュリティ
因みに、トイレが充実すると
仕事の効率アップに影響「する」
との回答も71%に達しています。
次に、TOTOが行った調査結果です。
こちらは
「執務スペース以外で
『仕事のモチベーションに影響する』
と思う場所は?」
という内容です。
一位はトイレ・化粧室66%
二位は食堂46%、
三位は休憩室37%
四位は更衣室・ロッカー23%
ということで、こちらも
一位はトイレなのです。
また、同時に行った調査では
トイレで「気分を切り替えたい」
と感じている人の割合は全体では半数を
超えています。
中でも若い人ほどそう感じる割合が
顕著です。
なんと年代別にみると、20代、30代では
全体の約70%にも上るのです。
若い世代にとっては、我々が思う以上に
トイレは重要なのかもしれません。
LIXIL、TOTOともトイレ関連資材を
取り扱っているメーカーですので、調査は
少し恣意的なものもあるかもしれません。
でも、働く人にとってトイレは
一人になってホッと一息つける場所、
仕事のやる気を〝リチャージ〟する場所
になっているというのは決して
間違っていないと思います。
実際にトイレの改革を行った企業の
社員さんからは、こんな声が出ています。
「前は女子トイレが一個しかなく、
いつも順番待ち。
今はきれいな空間でゆっくり歯磨きができる」
「『早くでなきゃ』という焦りの場だったが、
仕事の振り返りの場になった」
「トイレでオンオフの切り替えができる」
「トイレが汚いと余裕のない会社のように思える」
などポジティブな声です。
また、ある企業では
「トイレの快適性がモチベーションに影響する」
と改修後のアンケートで答えた従業員が
79%にも上ったそうです
さらにトイレというのは、
人間の欲求という観点からも
重要なのではないかと思うのです。
皆さんもマズローの欲求5段階説って
聞いたことありますか?
人間の欲求には、低い階層の欲求から
生理的欲求
安全の欲求
社会的欲求
承認欲求
自己実現欲求
となっています。
そして、低い階層の欲求が満たされることに
よって次の段階の欲求を求めるようになる
というもの。
トイレは一番下の生理的欲求です。
食事や睡眠、排せつといった人間が
生きていくための本能的な欲求を示した階層
に関わっていると言えます。
人間以外の動物は生命維持に必要な
この基本的な第一段階の欲求が満たされると
満足する種類がほとんどらしいです。
つまりトイレは生き物にとって
一番大切な欲求のうちのひとつなのです。
トイレが快適であるというのは
そういう意味でも理にかなっている
と言えるのではないでしょうか?
それから、また別の観点で言うと、
外から受ける印象という意味でも
トイレはとても大事だと思います。
例えば
皆さんが、よその企業、あるいは
どこかお店でトイレを利用した際、
トイレによって印象って変わること
ありませんか?
綺麗で快適なトイレだと、
使っていても気持ちいいですし、
すごく印象がよくなりますよね。
逆にトイレが汚いと、落ち着かないし、
いい気分はしないし、
「この会社(お店)って
どうなんだろう?」
という風に感じませんか?
まあ、最近で言うと、日本に限って言うと
あまり汚いトイレというのは
少なくなっているかとは思います。
ただ、やはりトイレの快適性という点では
まだまだ改善の余地がありそうな
気がします。
実際、私も見ていると、
生産現場などにあるトイレでは、
狭くて古い和式トイレが未だに
使われていたりいます。
また、規模の小さな企業では、
女性用と男性用がわかれていないなども
あります。
以前、私が支援する企業で、
働き易い職場・理想の職場について
皆で考えた際にも、女性従業員からは
「女性専用のトイレが欲しい」
という意見があがっていました。
現場の実態としては
「トイレより他の設備への投資が優先だ!」
ということで、
ついついトイレ整備は後回しになり
手が回っていない
というのがあるかもしれません。
ただ、一方で
「トイレは用を足せればよい」
という考え方からシフト
していかなければならない時代
というのも間違いないように思います
特に「快適なトイレ」などの視点は、
これまで男性中心で仕事を
進めてきた企業にとっては
ついつい見落としがちな視点なので
要注意です。
さらにおまけで言うと、
トイレをきれいにしておくと
金運につながるということも
言われています。
ということで、今回はトイレ
について考えてみましたが
いかがでしたでしょうか?
トイレを改修するには
もちろん費用が必要です。
ただ、これからの人材不足の時代、
他の設備を購入するより、
従業員の確保や満足度向上に繋がり
会社やお店にとって効果が高い
ということも十分考えられます。
たかがトイレ、されどトイレ
一度、トイレについて考えてみるのも
いいかもしれません。
ご参考になれば幸いです。
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
だからこの場を借りて少し...
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電動自転車って便利ですよね。
父が使っていたものを売却しようと
思っていたのですが、
結構使えそうなので私が使うことに
しました。
ジムやちょっと移動に
使わせてもらっています。
自転車って子供の時から
よくお世話になりましたし、
今でも乗るのはすごく好きです。
クルマでは通れないようなところも
行けるし、見過ごしてしまうような
景色を見つけたりすることも
できますしね。
しかも電動自転車となると、坂道でも
スイスイ行けてしまう。
子供の頃、あちこち自転車で
行ってましたが、あの頃に電動自転車が
あれば、すごく画期的なことだったと
つくづく思います。
電動自転車ってすごいですね!
一度は処分しようと思っていた
電動自転車、
処分せずに正解でした。
ということで
快適な移動を実現してくれて
いつもありがとう!
そして、
これからも色々なところに
連れてってください。
感謝です!
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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豊田市働き方改革アドバイザー・講師
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