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  • フェリーゼス 金本淳

こどものやる気 経営者のやる気 従業員のやる気


子どものやる気 経営者のやる気 従業員のやる気

うちには小学校3年生の息子がいます。

どうしたら自分の子供のやる気を引き出せるんだろうか??

と、先日のGW中に考えていました。

そしてアマゾンで参考になる本ないかなあと思い見ていたら、なんかそこそこ評価の高い本があるじゃないですか。

『子どものやる気を 引き出す親 うばう親』という本です。

ということで、早速購入し読んでみました。

この本は、統計心理学を活用し、親子間やコーチと教え子間の問題の原因を見つけて、実践的アドバイスをされている河野真杞さんというカウンセラーさんの著書です。

著者曰く、親子の気持ちのすれ違いやぶつかり合いが起こるのは、

簡単に言うと人には生まれ持った根本的なタイプがあり、それぞれに

大切にするもの

着眼点

モチベーション

勝ちパターン

コミュニケーションの仕方

愛情表現

勉強の仕方

意思決定

予定の立て方

言葉の選び方

褒め言葉

叱り方

気遣い方

場の空気を察する力

時間の使い方

などあらゆる面で大きく違っているからだということです。

タイプがちがうと同じ言葉を話していても外国語をお互い話しているように通じないということです。

ましてや親子なのでそこには遠慮がなくストレートに感情がぶつかり合ってしまう。これではうまくいくはずがない。

そのことをしっかりと認識し、相手が理解できるワードを知り、それに置き換えて話せば、会話は予想以上にスムーズに通じ合うとのこと。

そしてそのことを理解し、子どものタイプに最適なアプローチをしていけば、子どものやる気と能力は勝手にグングン伸びていくとのことです。

その生まれ持ったタイプとは、なんとわずか3タイプ

(共感タイプ、独立タイプ、直観タイプ)

しかも生年月日で決まるとのこと!

それを親と子がそれぞれの3×3=9パターンについて対応を解説しています。

「えー、たった3タイプで分類できんの???」

「しかも生まれた日で決まる???」

「それはないでしょ!変な本買ってしまったかなあ???」

なんて思いながら、中身をみてみました。

ところが意外に、おー、なるほど・・フムフム・・・と頷いてしまいました。結構思い当たる節がたくさんあるじゃないですか。

ちなみに私は「独立タイプ」そして息子も「独立タイプ」

「独立タイプ」とは

目標に向かって1人わが道を進むマイペース派。

モチベーションは

「自分の夢を自分の力で実現する」「人の役に立つ」「自分らしくある」

【独立キッズ × 独立親】の注意格言:「頑固ペア、親が譲らにゃ終わらない」

お互い程よく距離を取り、互が好きなことをしているときは、非常に良い関係を保てます。

しかし、2人ともお互いに自分の考えは通したいし頑固で負けず嫌いなタイプですから、同じテーマについて話をしているときに意見が分かれると、どちらも決して引きません。

この組み合わせは、

「頑固なところはお互い様」

と普段から認識し、それでもケンカになってしまったときには、大人が引いて、

「わかった。この件はお互いに意見が違うという結論で終わりにしよう!」

とその話題を切り上げるように心がけましょう。

そして、それが難しければ、親がその場を離れるというのもひとつの策です。

とのこと。

なるほどと思い、最近それを実践するように。

確かにうちの息子はまさに独立タイプです。(一部違うところもありますが・・・)

適度に距離を保ってあまり干渉しない、そして対立しそうなときはぐっとこらえて、こちらが引く。こういった接し方をすると波風が立ちにくくなるような気がします。

ちなみに、少し近しい人も何タイプだろうかと見てみましたが、これが結構当たっている。

とまあ、面白い本見つけた!めでたしめでたし なんですが、

これを親子ではなく、仕事でも使ったらどうなんでしょうか?子供も大人も関係ないのでなんか面白そうですね。

わたしもようやく最近になって、

『人の価値観は自分と同じだと思って接してはいけない』

ということを理解できるようになり、できるだけ人の価値観を受け入れた上で振舞わなければならないと思うようになりました。

ただ、思うのはいいけど、それをしっかり受け止めて行動として実践するのは結構難しい。ついつい自分の価値観で人を見てしまいます。

そんなときに、この本を使ってみる。この本に書かれてある対応の仕方を参考に振る舞いを変えてみる。そうするといい人間関係がつくれるのではないか?なんて。

ただネックなのは生年月日を知らないと、相手の人が名にタイプかわからないというのがあります。だからこれを実践するために、これから、私は会う人、特に仕事で直接お会いする経営者さんには、誕生日いつですか?と聞いいてみたいなと思っています。

そしてタイプを知って、経営者さんにやる気を出してもらうための対策を打つ。この結果がどう出るかわかりませんが、ちょっと面白そうなのでやってみようと思います。

ここでいい結果がでれば、今度は、経営者の方々に従業員に対して応用してもらう。最近、従業員のやる気をどうやって高めたらいいかというご相談もあるのでこれはいいかも。ひとつ楽しみが増えました。

皆さんも、一度この本で、「自分は何タイプか?」、そして「周りの人は何タイプか?」を見てみてはいかがでしょうか?

100%正しいかはわかりませんが、意外とあたっているように思います。信じるか信じないかはあなた次第ですが、もしかしたら意外とスムーズな人間関係がうまれるかも・・・???

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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愛知 名古屋 長久手のコンサルタント

フェリーゼス経営支援事務所 代表 金本淳

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