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『企業と人の成長のための仕組みづくり』を支援する
企業経営者の頼れるパートナー
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ご挨拶
はじめまして フェリーゼス経営支援事務所代表の金本 淳(かねもと あつし)です。
なぜコンサルタントに?
経営者の皆様こんにちは。
名古屋、長久手を拠点に 人の心を動かせる豊かな人材の育成と強い企業づくりを支援する中小企業経営者のパートナー
金本 淳(かねもと あつし)です。
「自分の住む街に元気な中小企業をどんどん増やしたい!」
(大好きな街だから、そんな街に自分のお気に入りの会社やお店が沢山あると
嬉しいじゃないですか!)
「素晴らしい商品・サービスを提供するために頑張っている経営者様のお力になりたい!」
そんな思いでフェリーゼス経営支援事務所を立ち上げました。
「フェリーゼス」はポルトガル語で「幸せ」。
『仕事を通じ、経営者、従業員、地域社会、そして自分自身含めみんなでハッピーになりたい!』という想いでこの名前をつけました。
長久手に引っ越してきたのは、2007年9月。2005年の愛知万博の後で、長久手、藤が丘付近が発展し、人口も増加し、どんどん新しい店舗もでき始めていたころです。
当時息子もまだ生まれていなかったので、夫婦二人で色々な店に出かけました。
おいしいレストラン、居酒屋、パン屋さん、おしゃれな雑貨屋さん、セレクトショップ、こだわりの喫茶店、等々。
お気に入りの店もたくさんできました。
ただ、残念なことに、ある日いつものお気に入りの店に行ってみると、「えっ!お店が無いよ~」という事態に遭遇することが度々ありました。
「このお店、大好きだったのになあ。。。」 自分のお気に入りの店がなくなる。ほんと残念でなりませんでした。
多くの経営者の方々は、お客さんに良い商品やサービス提供したいという信念を持って、日々試行錯誤を重ね商売に取り組まれています。しかしながら、こと商売で稼ぐ、いわゆる経営ということになると、いまひとつピンとこないという方も結構多いのではないでしょうか?せっかくキラリと輝く何かを持っていながら、その活かし方がわからないがために苦境に陥っている中小企業やお店のなんと多いことか!本当にもったいないことだと思います。
私は商売を成立させるには2つの要素が欠かせないと考えています。「①良い商品・サービスを提供すること」+「②経営の知識」です。
・いくら「良い商品・サービス」を持っていても、それをお客さんに知ってもらわなければ意味がありません。
・いくら知ってもらっても、それを買ってもらわなければ意味がありません。
・買ってもらっても、気に入ってもらいまた買いたいと思ってもらわなければ意味がありません。
・いくら買ってもらっても会社やお店に利益が出ないと意味がありません。
・そして一番大事なのは、商品やサービスを支える従業員です。彼らの協力無くしてはそもそも会社やお店は成立しません。
つまり「良い商品・サービス」だけでは不十分なのです。そこに「経営の知識」が加わり、お客様に買ってもらい、満足してもらい、ファンになってもらう。そしてその仕組みづくりを経営者と従業員が協力して行う。そのようにしてはじめて商売が成り立つのです。多くの経営者の方々は自分の商品・サービスに関してはしっかり学んでこられたはずです。但し、経営に必要な「経営の知識」については誰も教えてくれなかったのではないでしょうか?
我々の使命は、多くの経営者様に不足しているこの「経営の知識」を身につけていただくこと。そして商売を成功に導くお手伝いをさせていただくことです。
毎年多くの小売・サービス業が開店しても数年のうちに潰れて行ってしまう。それはおそらく「良い商品・サービス」を提供していても「経営の知識」が不足していたからだと思います。私はそのように地元のお店が潰れていくのを目の当たりにし、
「何とか自分の力を役立てたられないか?!」
「自分が経営者さんと一緒になって、この街にいい会社やお店を増やしていけないか?!」
「自分が少しでもこの地域の発展のために貢献できないか?!」
という思いをどんどん募らせていきました。このような思いから、サラリーマンを辞め、コンサルタントとして独立することにしました。
私は大学を卒業して以来、ずっとトヨタ自動車で働いていたのですが、長久手に引っ越してくる数年前から私はトヨタ自動車という大企業でやれる仕事と自分の求めている仕事とのギャップを強く感じ始めていました。
特にその思いが強くなったのは、アフリカ部という部署でアフリカに販売するクルマの導入企画を担当していた時です。
当時(2000年前半からリーマンショックの頃)、BRICs等新興国の台頭もすさまじく、トヨタ自動車はいけいけドンドンの時代。各地で毎年記録更新。海外での販売が右肩上がりの状況でした。
しかしこの急成長に人の手当てがついてこず、市場規模の小さいアフリカ地域の商品の開発にしわ寄せがきました。
開発に関わる人員が大幅に不足し、アフリカ向けの商品開発には時間を割いてもらえません。その結果、
”新商品がアフリカの厳しい使用環境に耐えられないため売ってはいけない。”
”モデルチェンジのタイミングでのグレード種類削減や商品自体の導入の中止。。。”
ということで売れる商品がどんどん削られてきました。
アフリカの代理店の方々からは、
「俺たちはトヨタのために頑張ってこれまで何十年もクルマを売ってきたのに、なぜ売れる商品が削られるんだ?」
「トヨタは俺たちを裏切る気か?」
私はそれに対し何も返す言葉がありませんでした。
「どうしてこうなるんだ。。。???」
何もできない不甲斐なさと会社に対する不信感。
この時ほんとうに大企業で働くことの限界を感じました。
「自分は一体何のために働いているんだ???」
「全然お客さんであるアフリカの人達に貢献できていないじゃないか。。。」
そして次第に「このままこの仕事を続けてていいのか?」と自分の今後の身の振り方を考えるようになりました。
「今から10年、20年と自分が歳を重ねていった時に、自分はどんな気持ちで生きているんだろうか?」
「トヨタでこのまま働いていればそれなりの地位とお金は得ることが出来る。ただ、それでいいのか???」
そして色々考えた結果、やはり
「自分が活き活きと働ける、そして子供に誇りをもって語れる、そんな仕事がしたい!」
と考えるようになりました。
そんな中出会ったのが「中小企業診断士」という国家資格。「何か資格でもとって現状を変えなければ!」とたまたま本屋で立ち読みした時に見つけた資格。中小企業の経営改善の支援をするというお仕事でした。その時「これだ!!」と思いました。
「世の中の90%以上は中小企業。その中小企業の経営のお手伝いをする仕事、中小企業診断士!」
「中小企業は大企業と違い豊富な資源があるわけではないので、経営をうまく進められていない企業がたくさんある」
「自分がこれまでトヨタ自動車で学んだ知識と中小企業診断士の知識を活かして、中小企業のお役に立てる!そして自分も経営者もハッピーに!」
「世の中に貢献すればするほど自分もお金が稼げるなんて、こんな素敵な仕事はない! これこそが自分の求めていた仕事だ!!」
と、なぜかその時この仕事に運命の様なものを感じたのでした。そして資格取得に向けすぐに勉強を開始。
ただここからが苦難の道でした。会社での仕事の状況は相変わらず。そんな状況が続くと、段々ネガティブになり、会社で頑張って働く気力もなくなって来ました。会社のことも徐々に嫌いになり、そして次第に会社の人達とも壁をつくっていってしまってました。中小企業診断士の資格取得のほうも中々合格できません。
こうなると仕事もプライベートもどんどんネガティブスパイラルにはまっていきました。
資格取得だけは意地でも諦めないと思っていましたが、時間ばかりが過ぎ、ただただ焦る一方。
「何をやってもうまく行かないじゃないか!何でこんなに運がわるいんだ!」
と半分自暴自棄になっていました。
そして極めつけは、昔使っていたアトピー用ステロイド薬の副作用の勃発。ひどい皮膚炎にかかり入院と闘病生活で半年以上も会社に行けない状態に。体の一部から浸出液が流れ出て、肌はボロボロ。微熱が続きいつも寒気がする。お風呂に入った後が地獄。痒くて辛くてたまりませんでした。人間の皮膚とは思えない自分の全身を見て「なぜ自分がこんな目に。。。」とこの時ばかりは自分の運命を呪いました。
今思うと、この時の自分の稚拙な考え方、つまり「人のせいにして、自分を不幸だと勝手に思い込んでいたこと」が全てのことを引き起こしていたのだと思います。「あなたが、どれだけ恵まれているか、よく考えてみなさい」という神様からのメッセージだったんでしょう。
しかし、この最悪の闘病生活のおかげで、色々考える時間をもつことができました。そこで改めて自分の人生を見つめなおすことができました。
「これまでの自分の考え方がなっていなかったんだということ」
「いいことも悪いこともそれらを引き起こしていたのは結局自分自身の行いであったんだということ」
「自分の身の回りでおこっていることは全て自分にとって意味があったんだということ」
「家族や会社はじめ周りのすべてに支えられて自分が生きてこられたんだということ」
「その周りのすべてに対する感謝の気持ちを忘れていたんだということ」
等々 たくさんのことに気付かされました。
そしてそういった経験から、
「これからはしっかり心を入替え、自分の人間としての魅力を高めていきたい!」
と心底思えるようになりました。
また同時に「人なんて病気や怪我でいつ死ぬかもわからない。悔いの残らないようにやはりやりたいことをやろう!」と考えるようになりました。
お陰様で、闘病後、勉強を始めてほぼ6年を費やしましたが、ようやく試験に合格することができました。
試験に合格できたのも、病気をきっかけに自分自身を反省することを覚え、人間として少しは自分自身が成長できたからだと思います。
その後、トヨタでの会社勤めを送る傍ら、週末を利用し中小企業診断士の研究会に積極的に参加。中小企業の経営改善のための診断業務やセミナー講師等を通じて、中小企業の支援にもいくつか関わらせていただきました。
そういった活動はほんとにやり甲斐がありました。そしてそれらの活動を通じ、本当に自分はこの仕事が大好きだと確信するようになりました。
中でも経営改善の提案をさせていただいた時には、社長様が涙ながらに「こんな会社のために頑張ってここまで考えてくれてありがとう!」と感謝していただいたこともありました。そんな経験をするとたまりません。
「この仕事は本当に自分の一生を捧げられる素晴らしい仕事だ!」と確信しました。
そして、「自分の力を地元中心とした中小企業を活性化するために捧げていきたい!」と心に強く誓うようになりました。
またそういった中小企業診断士としての活動をしていると、色々視野も広がってきました。おかげで自分が働いていたトヨタ自動車の素晴らしい点もたくさん見えるようになってきました。そして今では自分を長年育ててくれたトヨタ自動車に対する感謝の気持ちでいっぱいです。
そして最後に忘れてはいけないのは、妻への感謝の気持ちです。独立の半年前に母親を亡くし、精神的にも肉体的にも大変だった中、そして今でも色々な手続きや実家の整理等々で疲れているそんな中でも独立を認めてくれました。
「トヨタを辞めなければある程度安定した生活は保障されているのに。。。」というのが本音のようですが、昔と違い少しは精神面で成長した私の気持ちを尊重してくれています。
「数年前のあなたの考え方なら独立してもうまくいかないと思うので独立なんてとんでもないと思うけど、今なら何とかやっていけるかなという気がする」と言ってくれました。本当に感謝しています。と同時に妻の期待に応えるためにもしっかり自分の使命を全うしなければと常日頃思いながら仕事に取り組んでおります。
これが私がコンサルタントになるまでの経緯です。
このようにしてコンサルタントとして一生を捧げること決め2017年独立しました。
私自身には、素敵なモノをつくりだしたり、人を癒したり、美味しい料理をつくったり、人をおしゃれにしたり、といった技術はありません。但し、経営者様を経営面でサポートさせていただき、「いい会社やお店を増やし、たくさんのお客様を幸せにする」そして「地域の発展のために貢献する」ということはできると思っております。
もし、あなたが私の考えに共感いただけるなら、是非あなたのパートナーとして一緒に商売繁盛のお手伝いをさせて下さい。必ずあなたの期待を上回る価値を提供させていただけると信じております。
まだまだ一人の人間、そしてコンサルタントとして自分自身を磨いていく必要があります。ただこれからの人生は、
中小企業経営者の皆様の商売繁盛、そして地域の発展のために、精一杯尽くしていきたいと考えております。
そして自分自身も大きく成長できればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
2017年2月
フェリーゼス経営支援事務所 代表 金本 淳
<地味に好評なブログ>
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