人が採れない時代に、中小企業が生き残るための「発想転換」
- 金本 淳
- 4 時間前
- 読了時間: 9分

皆様に幸運が訪れますように!!
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心動かす企業経営 vol.546
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<人が採れない時代に、中小企業が生き残るための「発想転換」>
おはようございます。 フェリーゼス経営支援事務所の中小企業診断士、 金本淳(かねもと あつし)です。
最近、中小企業経営者の方から最も多く聞く
悩みの一つが、やはり人手不足です。
「仕事はあるのに、人がいなくて受けられない」
「人さえ採用できれば、売上はもっと伸ばせるのに」
こうした声は、業種や地域を問わず、
ほぼ共通して聞かれます。
これまでも私は、採用の考え方や人材確保の
工夫について何度もお伝えしてきましたが、
今回は少し違う切り口から、人手不足問題
について考えてみたいと思います。
1.新聞記事で目に留まった、ある取り組み
先日、新聞を読んでいて、
興味深い記事に目が留まりました。
中日新聞に掲載されていた
『「枠」外れた人材漏らさず』
という記事です。
内容は、岐阜県大垣市が2025年度から始める
「超短時間雇用」の創出事業についてでした。
記事では、「超短時間雇用」について
次のように説明されています。
(以下記事より引用)
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「超短時間雇用」とは、
仕事の中から切り出した特定の業務を、
1日15分、週1回からの短時間で
働いてもらう雇用モデル。
ひきこもりや障害、病気など、さまざまな
事情で長時間働きたくても働けない人を、
自治体などが地域の事業者とつなぎ、
社会参加を進める試み。
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すでに大垣市では60人が働き手として登録し、
18人が事業者とマッチング。
想定よりも多く、スタートは好調とのことです。
周辺自治体からも、制度の利用を希望する働き手や、
受け入れを検討したい企業からの
問い合わせが増えているそうです。
2.私がこの事例から感じたこと
この制度自体、働きたくても事情があって
働けなかった人が社会参加できるという意味で、
非常に意義のある取り組みだと思います。
ただ、今回私がこの事例を紹介したい理由は、
「こういう制度がありますよ、使いましょう」
という話をしたいからではありません。
この記事を読んで、私が強く感じたのは、
“これからの時代、企業やお店は発想を
変えなければ生き残れないのではないか”
ということです。
人手不足を本気で解消していくためには、
これまで当たり前だと思ってきた前提を、
一度疑ってみる必要があります。
3.「働く人が会社に合わせる」という発想の限界
これまで多くの企業では、
「この時間、この条件で働ける人を採用する」
という考え方が当たり前でした。
つまり、“働く人が、企業が決めた働き方に合わせる”という発想です。
その条件に合わない人は、
どれだけ能力があっても「採用対象外」。
これは、労働力が十分にあった時代には
成り立っていた考え方です。
しかし、今はどうでしょうか。
上場企業でさえ採用に苦戦しています。
ましてや、給与や福利厚生、知名度といった
「物理的条件」で勝てない中小企業が、
同じ発想を続けていても、正直かなり厳しい
と言わざるを得ない状況です。
このやり方が通用するのは、
・給与が圧倒的に高い
・ネームバリューがある
・ここでしかできない仕事がある
といった、ごく一部の企業だけでしょう。
4.「うちの仕事では無理だ」と思った瞬間が分かれ道
おそらく、「超短時間雇用」の話を聞いて、
「うちの仕事では無理だ」
そう感じた経営者の方も多いのではないでしょうか。
ただ、そこで思考を止めてしまうと、
状況は何も変わりません。
人材の数は限られています。誰もが欲しがる人材は、
条件の良い企業に集まります。
何もしなければ、「人が採れない状態」は
今後も続くでしょう。
一方で、世の中には、“働く意欲や能力がありながら、
企業側の働き方に合わせられず、働けていない人”
が数多く存在しています。
親の介護、体調や心の問題、家庭の事情など
理由はさまざまです。
「フルタイム」「週5日」「決まった時間」
という枠に当てはまらないだけで、
働く機会を失っている人がいるのです。
私は、ここにこそ
“中小企業にとってのチャンス”
があると考えています。
5.仕事を「人に合わせる」という選択肢
もし、自社が働く人の事情に合わせて、
仕事のやり方を変えられるとしたらどうでしょうか。
確かに、今のままでは難しいかもしれません。
でも、そこで立ち止まらずに、
「どうすれば、この仕事を分けられるか」
「どこなら短時間でも任せられるか」
と一歩踏み込んで考えたことはありますか。
多くの企業が、「人が採用できない」
というところで思考を止めてしまっています。
だからこそ、今がチャンスなのではないでしょうか?
6.仕事を細分化することで見えてくるもの
自社の業務を丁寧に分解していくと、
実は「短時間でも担ってもらえる仕事」
が見えてくることは少なくありません。
すべてを一人に任せる前提をやめる。
完璧を求めすぎない。
そうすることで、これまで見えなかった
人材層と出会える可能性が広がります。
そして、こうした発想ができる企業は、
働く側にとって
「ありがたい企業」
となり、自然と人が集まりやすくなります。
人が集まり、仕事が回り、業績が改善する。
業績が上がれば、給与や待遇も少しずつ良くできる。
その結果、さらに採用が有利になる。
こうした好循環を生み出せる企業こそが、
人手不足とは無縁の企業へと変わっていくのだと
思います。
7.魅力的な企業とは何か
もちろん、仕事を人に合わせるだけで
全てが解決するわけではありません。
労働環境全体を見直すことも欠かせません。
ただ一つ言えるのは、
“本当に魅力的な企業には、人手不足の時代でも人は集まる“
ということです。
魅力とは、給与だけではありません。
柔軟に働けること。
安心して働けること。
人として尊重されること。
そうした
「物心ともに働きやすい職場」
を目指して、少しずつでも進んでいくことが
大切だと思います。
「うちには無理だ」と諦めてしまえば、
そこで終わりです。
「どうすれば変えられるか?」
という視点で、今一度、自社の仕事を
見つめ直してみてはいかがでしょうか。
もし、どこから手を付ければよいか分からない、
アイデアが出ないという場合は、
お気軽にご相談ください。
ご参考になれば幸いです。
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
だからこの場を借りて少し...
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先日、姫路城に行きました。
天守に登って、一通り見学して帰ろうと
していたら、ボランティアスタッフの年配の
おじさまが声を掛けてくれました。
「時間あるなら西の丸を見ていってね」
「あっちからのお城が一番きれいに見えるよ」
みたいな感じでした。
「そうなんですね。じゃあちょっと行ってみます」
と返事をして、行こうとしたら、
「ここに並んで、写真撮ってあげるから」
と写真も撮ってくれました。
さすが撮りなれていらっしゃるのか
立ち位置なども指定してくれ、
後で写真をチェックしてみると、
さすがにいい感じで撮れていました。
その後、お礼を言って、
西の丸に向かいました。
ちなみに、ご存じの方が多いのだと思いますが
西の丸は、徳川家康の孫娘・千姫の居所として
知られるエリアです。
長さ約240mの「百間廊下」と休憩所「化粧櫓」が残り、
内部から天守を一望できるというところ。
でも本当に、あの時声をかけていただいて
本当によかったです。
すごくいいところでしたし、次いつ訪れられるか
わかりません。
おじさまが教えてくれなければ完全に
見過ごすところでした。
ということで、今回は
あのスタッフのおじさまに感謝です。
ありがとうございました。
お陰様で素敵な見どころを見過ごさず
素敵な思い出ができました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
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豊田市働き方改革アドバイザー・講師
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