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年の瀬の誓い、目の前の人を大切にできる経営者でありたい

  • 執筆者の写真: 金本 淳
    金本 淳
  • 12 分前
  • 読了時間: 8分
冬至明けの日の出
冬至明けの日の出

皆様に幸運が訪れますように!!

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心動かす企業経営 vol.541

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<年の瀬の誓い、目の前の人を大切にできる経営者でありたい>



おはようございます。

フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。


今回は先日のM-1グランプリを見て考えた、

中小企業経営者のあるべき姿についてです。



【心が優しい人が評価される時代へ】


先日のM-1グランプリ、本当に最高でした。

皆さんの中にも見られた方

いらっしゃるのではないかと思います。


しかし、優勝した「たくろう」

私的には滅茶苦茶面白かった。


久しぶりにお腹を抱えて笑い、純粋に

「いい時間をもらったな」と感じました。


そして、彼らの漫才を見終わったあと、

ふとこんなことを思いました。


「最近、活躍している人たちって、

昔と少し変わってきていないだろうか」と。


これはあくまでも私の個人的な感覚ですので、

違うと感じる方も当然いらっしゃると思います。


ただ、最近テレビやメディアを見ていて、

お笑い芸人であれ、俳優であれ、歌手であれ、

「前に出てくる人たちの雰囲気

が変わってきているように感じるのです。


たくろうの二人を見ていても、

どこかやさしく、柔らかく、周囲を

包み込むようなオーラを感じました。


決してガツガツしていないし、威圧感もない。

それでいて、芯があり、面白い。


昔は、いい意味でも悪い意味でも

「とにかく目立つ人」

「自己主張が強い人」

「豪快で押しの強い人

が脚光を浴びる時代だったように思います。


声が大きい人、前に出る人、

強く主張する人が評価されやすかった。


ところが最近は、謙虚で、控えめで、

周囲に気を配れる人が、

結果的に長く活躍しているように見える。


芸能界も、少しずつそんな空気に

変わってきているのではないでしょうか。


そして私は、この流れは企業の世界、

特に中小企業の経営においても、

同じようなことが起きているのではないかと

感じています。



【昔は「押しの強い人」が評価されやすかった】


会社員時代を振り返ると、

よくこんなことを思っていました。


「この先輩、本当に面倒見がよくて、

人として尊敬できる。

こういう人が上司になってくれたらいいのにな」

と。


でも現実は、

必ずしもそうではありませんでした。


実際に出世していくのは、

どちらかというと押しが強く、自己主張ができ、

アピール力の高い人が多かったように思います。


もちろん、優しくて人間的にも素晴らしく、

なおかつ出世されている方もいました。


ただ、その方々は同時に、

自分を表に出す力も持っていた。


そういう時代だったのだと思います。

当時は、多少性格に難があっても、

とにかく成果を出し、周囲を引っ張って

いける人材が求められていました。


「俺についてこい」

というタイプのリーダー像が、

自然と受け入れられていた時代

だったのではないでしょうか。



【主張の時代から、「聞く」時代へ】


しかし、今はどうでしょうか。

社会全体が、少しずつ

変わってきているように感じます。


ぐいぐい引っ張る人よりも、

人の話を聞ける人。


声の大きさよりも、心のやさしさ。


成果だけでなく、人間性


私は、世の中全体が

「人間性重視の時代」

に入ってきているように思います。


主張する力よりも、受け取る力

話す力よりも、聴く力


考えてみれば、

自分一人で何とかできることなんて、

たかが知れています。


私たちは結局、人がいなければ生きていけない。


目の前にあるパソコン、机、家、服、お金。

そのどれ一つとして、

自分一人で作ることはできません。


誰かが作り、

誰かが運び、

誰かが売ってくれるから、

私たちはお金を出して

それを手に入れることができる。


食べ物も同じです。

作る人がいて、

届けてくれる人がいて、

売ってくれる人がいる。


それがなければ、私たちは一日たりとも

生きていくことはできません。


そう考えると、

私たちは本当に多くの人に

「生かされている」

のだと思うのです。



経営者も、周りがいてこそ成り立つ


企業経営もまったく同じではないでしょうか?


従業員がいるから、

取引先がいるから、

そして

買って下さるお客様がいるから、

経営者でいられる。


自分一人でできることなど、

やはり限られています。


どれだけ優れた経営者でも、

周りの支えがなければ事業は続きません。


だからこそ、これからの時代は、

人がついてくる経営者であること、

人格がより一層問われる時代になるのでは

ないかと、私は勝手に思っています。


もちろん、

昔から本当に優れた経営者には

人格者が多かったと思います。


ただ、これからは「なおさら」

その部分が重要になる。


そんな気がしてならないのです。



【考え方の変化】


正直に言えば、私自身も

昔は考え方が今とは違いました。


「今の結果は、自分が頑張ったからだ」

「自分の努力がすべてだ」


そんな風に思うことも少なくありませんでした。


だから、周りをあまり気にせず、

「自分が頑張ればいい」

と考えていた時期もあります。


でも今は、

それでは通用しないと感じています。


正確に言えば

「それでは幸せになれない

と思うようになりました。


自分の評価を決めるのは、

自分ではありません。


決めるのは、常に周りの人です。


いくら自分が主張しても、

周りが認めてくれなければ意味がない。


年を重ね、いろいろな経験をして、

ようやくそんな当たり前のことに

気づかされるようになりました。



【目の前の人を大切にするという決意】


だから今、私は、周りの人に少しでも

感謝して生きていけたらと思っています。


周りの人を大切にできなければ、

結局、自分が幸せになることはできない。


もちろん、直接的・間接的にお世話に

なっているすべての人に、お礼を言って

回ることはできません。


でも、せめて自分の目の前にいる人だけでも、

気持ちよく接したい。

感謝の気持ちを忘れずにいたい。


どこまで今自分がそうできているかは

わかりませんが、そんな風に

ここ数年で思うようになりました。


そして、今回M-1を見ていて、

そのことを改めて強く感じたのです。



「目の前にいる人のために全力を尽くす」

それが今の私にできる感謝の仕方なのかなと。



これはあくまでも私の考えです。

正解でも、不正解でもありませんし、

強要するつもりもありません。


ただ、もしご賛同いただける方が

いらっしゃれば、

「目の前の人を大切にできる人間」

になるための人間磨きを、一緒に少しずつ

進めていけたら嬉しいなと思っています。


これからの時代、

心が優しい人が、自然と評価される。

そんな世の中になっていくことを、信じつつ。




ご参考になれば幸いです。




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

だからこの場を借りて少し...

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いよいよ今年も残すところあとわずか、

本当に一年間色々な方にお世話になりました。


今年どれだけ

目の前の人のために全力を尽くせたか?

はわかりません。


でもお陰様で、今年もたくさんの素敵なご縁を

いただき本当に感謝しかありません。


精神的な面でも今年は色々学ばせていただきました。


ホントこれもひとえに関わっていただける

まわりの方達のおかげだと思っています。


今年も、直接的に、そして間接的に

沢山の人、そしてモノのおかげで何とか

過ごすことができました。



本当に皆様、そしてすべてのモノに感謝です。


一年間ありがとうございました。


来年はより一層、人の役に立てるように

頑張っていければと思っております。


何卒よろしくお願いいたします。




最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





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【発行責任者】金本 淳

経済産業大臣登録 中小企業診断士

豊田市働き方改革アドバイザー・講師

【住所】

〒480-1161愛知県長久手市荒田1-1-718

【お問い合わせ】 info@feli-zes.biz

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