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【第三章#04】社長は社員を信じていますか ~社員を信じることは、一人の人間として尊重すること~

執筆者の写真: 金本 淳
金本 淳
11 分前
読了時間: 14分
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皆様に幸運が訪れますように!!


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心動かす企業経営 vol.579

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【第三章 経営者のあり方 #04】

社長は社員を信じていますか

~社員を信じることは、一人の人間として尊重すること~



こんにちは

フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。



「社員を信じて、仕事を任せています」

そう話す経営者は、少なくないと思います。


では、仕事を任せた後、

社員が自分とは違うやり方で仕事を進めていたら、

どうでしょうか。


自分の考えとは違う提案をしてきたら、

どうでしょうか。


あるいは、

困ったことがあって相談に来たとき、

どんな言葉をかけているでしょうか。


社員を信じているつもりでも、

知らず知らずのうちに、

自分の考えややり方を押し付けて

しまっていることはないでしょうか。


今回は、私自身が会社員として働いていた頃の

経験を振り返りながら、

社員を信じる

ということについて考えてみたいと思います。



1.私が尊敬していた上司に共通していたこと


私は会社員時代、さまざまな上司のもとで

仕事をしてきました。


その中には、今振り返っても尊敬できる人がいます。


そうした上司に共通していたのは、

仕事を任せるときに、

自分のやり方を押し付けてこなかったことです。


もちろん、

仕事の目的や守るべきことはあります。


しかし、そこに至るまでの進め方については、

私自身が考え、工夫する余地を

残してくれていました。


そして、

普段からよく声をかけてくれました。


仕事の話だけではなく、

冗談を交えて話すこともあり、

こちらが気負わずに話せる雰囲気を

つくってくれていたのです。


困ったことがあれば、

遠慮なく相談に行くことができました。


相談に行っても、

いきなり否定されることはありません。


まずは、こちらが考えたことや、

やってみたことを受け止めてくれます。


そのうえで、

「こういう考え方もあるんじゃないか」

「こちらの視点から考えてみたら、どうだろう」

というように、こちらが前向きに

考えられる話し方をしてくれました。


自分の考えを頭ごなしに否定されるのと、

別の視点を示してもらいながら

一緒に考えるのとでは、

受け止め方がまったく違います。


後者であれば、

自分の考えを大切にしてもらいながら、

新しい気づきを得ることができます。


実際、そうした上司のもとでは、

もっとよい仕事をしようという気持ちになりました。


そして、何よりも感じていたのは、

上司という立場以前に、

一人の人間として自分を尊重してくれている

ということでした。


仕事を離れても、

自分のことを気にかけてくれている。


そこには、言葉だけではない

温かさがありました。


だからこそ、私もその人を信頼し、

この人のために頑張ろうと思えたのだと思います。



2.自分とは違うやり方を求める上司から学んだこと


一方で、

当時の私には、仕事の進め方について、

なかなか考えが合わないと感じる上司もいました。


例えば、

私が自分のグループのメンバーと行う

ミーティングについて、上司から進め方を

求められたことがあります。


私は、グループ全員が集まるミーティングでは、

まずメンバー同士が気軽に話せる雰囲気を

つくることが大切だと考えていました。


普段からコミュニケーションが

取りやすい関係をつくっておけば、

仕事上の相談もしやすくなりますし、

必要な情報も自然と共有されやすくなります。


進捗状況についても、

日頃からメンバーとコミュニケーションを

取っていれば、ある程度は把握できます。


そのため、全員に資料を作成させ、

順番に進捗報告をさせることに、

私はあまり意味を感じていませんでした。


もちろん、

全員で共有すべき重要な情報があれば、

その内容を取り上げて話し合えばよいと

思っていました。


一方、上司は、全員が集まるミーティングでは

進捗報告を行うべきだと考えていました。


上司からすれば、

メンバー全員の状況を把握し、

仕事が計画どおりに進んでいるかを

確認することが重要だったのでしょう。


私のやり方では、十分に状況を把握できない

と感じていたのかもしれません。


実際に上司がどう考えていたのかは

わかりません。

ただ、当時の私は、

自分の考えのほうが合理的だと思い、

上司の考えを考慮できる余裕はありませんでした。


今振り返れば、私自身も、相手の立場を

理解しながらうまく話し合うという点では、

まだまだだいぶ未熟だったのだと思います。


自分の考えを伝えるにしても、

相手がなぜそのように考えるのかを理解し、

どうすれば双方が納得できる方法を

見つけられるのか、

もう少し工夫できたのかもしれません。


とはいえ、上司の指示に従うことが優先され、

自分なりに工夫する余地があまりないと

感じていたことも事実です。


結果として、

私は自分で考えて仕事を進めるよりも、

上司の求めるやり方に合わせることに

意識を向けるようになっていました。


そして、そのことで少しストレスを抱えるように

なりました


今になって思うのは、

上司が自分の考えを持つことと、

その考えを部下に一律に求めることは、

別の話だと思うのです。


組織全体を見渡す上司の視点も必要ですし、

現場で仕事を進める部下の視点も必要です。


お互いの考えを出し合い、

目的を共有したうえで、

よりよい方法を一緒に考えられたら、

当時の私も、もう少し前向きに仕事に

取り組めたかもしれないと思います。


この経験は、仕事を任せることの意味について、

私に考えるきっかけを与えてくれました。


“仕事を任せるということは、

単に仕事を与えることではない。

相手が考え、工夫する余地を

認めることでもあるのではないか“


ということです。



3.社員の時間や労力を、大切にしていますか


もう一つ、

今でも印象に残っていることがあります。


上司の指示に従って仕事を進め、

時間や労力をかけて取り組んだにもかかわらず、

結果として、その仕事があまり意味のないものに

なってしまうことがありました。


仕事ですから、やってみた結果、

期待した成果が得られないことはあります。


最初からすべてがうまくいくわけではありません。


また、指示を出す側も、

その時点では必要だと考えていた仕事が、

後になってみると、それほど意味がなかった

と気づくこともあるでしょう。


私が当時、少し残念に感じていたのは、

そうした結果について、振り返ったり、

話し合ったりする機会があまりなかったことです。


自分の指示によって相手に時間を使わせ、

労力をかけてもらったのであれば、

その結果を一緒に振り返ることができれば、

次に生かせることもあったのではと思います。


「今回はあまり役に立たなかったね。

次からはやり方を見直そう」


そんな一言が、仕事が無駄になった

という残念な気持ちを少し違ったものに

変えてくれたかもしれません。


もちろん、上司も日々多くの仕事を抱え、

すべての指示について細かく振り返る余裕が

なかったのかもしれません。


当時の私は、そうした上司の事情まで

十分に考えられていなかったとも思います。


それでも、今になって感じるのは、

仕事の結果だけでなく、

そこに費やされた相手の時間や労力にも

目を向けることが大切だということです。


社員にも、それぞれの考えがあり、

時間があり、仕事に対する思いがあります。


そうしたものを大切にすることも、

人を尊重するということではないでしょうか。


社員を単に仕事をこなすための存在

として見るのか。


それとも、

自分と同じように考え、悩み、工夫しながら

働いている一人の人間として見るのか。


その違いは、

日々の何気ない言動に表れるのだと思います。



4.社員を信じるとは、任せっぱなしにすることではない


ここまで、私が会社員時代に経験した、

さまざまな上司との関わりについて書いてきました。


当時は、上司の考え方や仕事の進め方に

納得できないこともありました。


しかし、今振り返ると、

上司の立場や思いを理解し、

自分の考えをうまく伝えながら、

よりよい関係をつくる努力も必要だったと

感じています。


その一方で、

上司と部下という立場の違いがあっても、

お互いの考えを尊重し、話し合える関係を

つくることの大切さも、経験を通じて学びました。


では、社員を信じるとは、

具体的にどういうことなのでしょうか。


私は、社員に仕事を任せて、

あとは本人に任せきりにすることではない

と思っています。


尊敬していた上司は、仕事を任せても、

普段から気にかけてくれていました。


困ったときには相談できる雰囲気があり、

相談すれば、一緒に考えてくれました。


だからこそ、安心して自分で考え、

行動することができたのだと思います。


社員に任せるのであれば、

仕事の目的や必要な条件を共有することも大切です。


判断に迷ったときに相談できる環境をつくり、

必要に応じて支援することも、

上司や経営者の役割だと思います。


ただし、支えることと、細かく管理して

自分の思いどおりに動かすことは違います。


社員が自分で考え、判断する余地を残しながら、

困ったときには力になれる。


そうした関係があってこそ、

社員は安心して仕事に取り組めるのではないでしょうか。


そして、もう一つ大切なのは、

社員から相談や提案を受けたときの対応です。


たとえ自分の考えとは違っていても、

まずは話を聞いてみる。


考えてくれたこと、

行動してくれたことに感謝する。


そのうえで、必要があれば別の視点を伝え、

一緒によりよい方法を考える。


そうした接し方が、

社員の意欲や主体性を引き出していくのだと

思います。



5.社員に信じてほしいなら、まず自分から


経営者は、

社員に責任感を持って仕事をしてほしい、

自分で考えて行動してほしい、

困ったことがあれば早めに相談してほしい

と考えるでしょう。


しかし、その一方で、

自分の考えと違うことを認めなかったり、

相談に来た社員をすぐに否定したり、

失敗した社員を一方的に責めたりしていたら、

どうなるでしょうか。


社員は、次第に自分の考えを

話さなくなるかもしれません。


失敗を報告するよりも、

何とか自分で解決しようとするかもしれません。


そして、社長の指示に従っていれば

間違いがないのだから、

自分で考える必要はないと思うように

なるかもしれません。


経営者からすれば、

社員にもっと主体的に動いてほしい

と思っているのに、実際には、

自分自身の言動が社員の主体性を妨げてしまっている。

そんなこともあるのではないでしょうか。


社員が自分の考えを話してくれない。

困っていても相談してくれない。

指示したことしかやってくれない。


そう感じることがあれば、

社員の姿勢や能力だけを問題にするのではなく、

自分自身の接し方を振り返ってみることも

必要だと思います。


私自身、会社員時代には、

自分の考えにこだわるあまり、

相手の立場を十分に理解できていなかったことも

多々あったと思います。


相手の考えを理解しようとすることと、

自分の考えを持つことは、

どちらか一方を選ぶものではありません。


相手の立場や事情を理解したうえで、

自分の考えを伝え、互いに納得できる方法を

探っていく。


そうした姿勢は、上司と部下のどちらにとっても

大切なことではないでしょうか。


社員を信じるということは、

社員の能力を疑わないことでも、

何でも社員の言うとおりにすることでも

ありません。


自分とは違う考えを持つことを認め、

その人が自分なりに考え、

力を発揮できるように関わること。


そして、

必要なときには支え、

互いに率直に話し合える関係をつくることです。


社員に信頼してほしいと思うなら、

まず自分が社員を信頼し、

一人の人間として大切にしているか。


私自身も、会社員時代に出会った上司たちとの

経験を振り返るたびに、そのことを考えさせられます。



6.社長は、社員を信じていますか


社員を信じているかどうかは、

社長が口にする言葉だけでは分かりません。


仕事を任せたときの接し方。

社員が相談に来たときの反応。

自分とは違う意見を聞いたときの態度。

そして、

自分の指示によって相手に負担をかけたときの振る舞い。


そうした日々の積み重ねの中に、

表れるのだと思います。


社員は、社長の言葉だけでなく、

日々の行動を見ています。


だからこそ、

社員に変わってほしいと思ったときには、

まず自分の接し方を振り返ってみる。


社員の話を最後まで聞いているだろうか。

自分と違う考えを、すぐに否定していないだろうか。

任せた仕事に必要以上に口を出していないだろうか。

社員の時間や労力を、大切に扱っているだろうか。


すべてを一度に変える必要はありません。

まずは、こうした小さなことから

見直してみるだけでも、社員との関係は

少しずつ変わっていくのではないでしょうか。


会社は、社長一人で動かしていくものではありません。


社員一人ひとりが、自分の考えを持ち、

それぞれの力を発揮してこそ、

会社全体として大きな力を生み出すことができます。


そのためにも、社員を単に指示に従う存在として

見るのではなく、一人の人間として尊重し、

互いに信頼し合える関係を築いていくことが

大切なのだと思います。


“社長は、社員を信じていますか”


そして、

社員から信頼される存在であるために、

今日からできることは何でしょうか。


私自身も、もっとこの問いを大切にしていきたいと

思っています。



ご参考になれば幸いです。

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

だからこの場を借りて少し...

=================

 

最近思うのですが、日本って安くても

美味しいものがたくさんありますよね。


最近は、スーパーで100円くらいで売っている

スイーツでさえもクオリティが高いものも多い。


もちろん最近の原材料高や円安の影響で

昔に比べると、外食含め食品関係の値段は

上昇しています。


それでも、美味しいものをリーズナブルに

食べられる日本って幸せな国だと思うのです。


欧米の旅行者が、日本に旅行に来て

食のクオリティの高さ、治安の良さ

交通の正確さなどに驚愕している

動画をよく見かけますが、

ホントその気持ちが最近はよくわかります。


海外に行くと、

数千円出して、このクオリティ?

という食事がよくありますしね。


日本は賃金が伸びないとか色々問題は

かかえていますが、それでも

本当に日本に生まれてきて、幸せだと

最近つくづく思うのです。


そして、そうやって、美味しいものを

リーズナブルに食べられるのは

これも日本のお店や企業努力のおかげだと

思うのです。


コストが上昇する中、皆さん本当に日々色々

工夫しながら、いいものを安く提供することに

取組んでくださっている。


その努力って素晴らしいと思うのです。


ということで、今回は

原材料高騰の中でも

頑張っている日本のお店や企業

そして、リーズナブルで豊かな日本の食文化に

感謝を言いたいと思います。


本当にありがとうございます。


私は日本人に生まれてよかった

と思っています。

感謝です。



 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

今日も素敵な一日になりますように!

 

 

 

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