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心動かす企業経営 vol.59
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＜これからの企業に求められるのは善意の活動？＞
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳（かねもとあつし）です。
昨日は、守山にあるアサヒビールに
行ってきました。
夏休み親子工場見学に参加するためです。
１３時からスタート。
ツアーの始まりは、
先ずはお勉強から。
「リデュース、リユース、リサイクル」
について、クイズ形式で学びます。
みなさんのお家で出てくるゴミって
どんなものがありますか？
一日一人当たりのゴミの算出量って
どれくらい？
１キロほどでジャガイモ６個分くらい。
じゃあ年間にすると・・・
そういったゴミは埋め立てて
処分されています。
でもこのままずっとゴミが増え続けると、
ゴミを捨てるための場所を確保するため
山を切り崩したりしなければなりません。
なるだけでなく、動物たちの住む環境も
破壊されてしまいます。
こんなことにならないように、
リデュース、リユース、リサイクルへの
取り組みが必要なんです。
といった具合です。
そして、アサヒビールでは
こんな取り組みをしています
ということでいくつか事例紹介。
ビールビンのリユース
ゴミの分別収集は５０種類以上
ペットボトルの再利用で作った
ガイドのお姉さんの制服
などなど
ちなみに、ひとつのビール瓶って、
何回くらい再利用されるか
知っていますか？
答えは、２４回だそうです。
結構使われるんですね。
さあ、そしていよいよ工場に！
巨大なビール貯蔵タンクの見学から
始まり、ビールができるまで。
原料のホップ、麦、それを煮沸し、
発酵醸造させる過程の説明など。
さらにビールを缶に充填するライン、
箱詰めラインなどの見学
といった具合です。
ちなみに、ビールの貯蔵タンクって
２０メートルで５階建てくらい。
何リットルか聞き逃しましたが、
ひとつのタンクを一人の大人が
飲み干すのに、ナント
３０００年以上かかるそうです。
すごいですね！
そして、その後、部屋に通され工作です。
リサイクルダンボールを使った
ウサギづくりです。
その後、工場見学のハイライト！
待ちに待った試飲タイムです。
３５０ミリのジョッキで
１杯目はスーパードライ
２杯目はドライプレミアム
3杯目はドライブラック
残念ながら私は運転手だったので
飲めませんでした。
ノンアルビールで我慢。。。
子供達には、
お茶やジュース類が飲み放題！
おつまみには、どこか有名料亭さん
監修のあられ
アサヒビールさん、太っ腹です。
そして、
そこで飲食して出たゴミについても
「しっかり分別してゴミ箱に
捨ててくださいね」
と子供たちにお願いしているのも
素晴らしい。
ということで、
金本親子は満足して、
帰宅の途についた訳です。
この工場見学で考えたこと。
それは、
「なんでわざわざこういうことを
手間暇かけて、しかも無料で
アサヒビールはやっているのか？」
ということです。
アサヒビールに限らず、大手の企業、
特に製造業は工場見学をやっている
ところが多いですよね。
工場見学って、行く側からすると、
無料で見学できて、試飲もできて、
おいしいことだらけ！
でも企業側のメリットは？？？
単なる奉仕活動なんでしょうか？
当然、社会貢献的な意味はあるでしょう。
でも結局、その精神が企業側にとって
長い目で見れば色々なメリットを
もたらすことを知っている
からなのでしょう。
実は私もトヨタ時代、ＣＳＲ室
というところで企業の社会的責任を
トヨタがどう果たしていくのか
ということを考える仕事を
していたことがあります。
これまでは、企業は自社の利益をある程度
主眼においた活動をしていればよかった。
でも特にこれから生き残っていく企業には、
自社の利益のみならず、
地域社会や国、あるいは地球規模での
貢献や発展を考えながら企業活動を
続けていく。
そんな視点が求められるように
なってくるということです。
それが結局、
「企業のイメージアップ」
「ブランド力向上」
に繋がり、そういった企業は
ますます発展していく。
それだけではなく、思わぬ新事業に繋がり
多大な利益を産むこともあるやも
しれません。
今日の工場見学をとってみても、
少なくとも今日工場見学に来た人は
みんなアサヒビールに好感を
もったはずです。
無料で色々な経験をさせてくれた。
しかも、環境という一貫したテーマに
基づいた工場見学。
その中で環境にいい取組を色々
アサヒビールはやっているんだ。
ということも参加者は知った。
素敵な企業だ！
とやっぱりなるのではないでしょうか？
また、工場見学をして、
実際に作られて様子を見ることで、
製品に愛着も湧くような気もします。
また、大袈裟かもしれません。
でも、もしかしたら子供たちの中には、
将来、アサヒビールで働きたい
と思う子もでてくるかもしれません。
これは工場見学に限った話では
ありませんが、こうしたひとつひとつの
社会的な活動が積み重なり中長期的には
大きな力を発揮するんだと思います。
そして、こういう社会的な責任って、
大企業だけでなく、これからは
中小企業にも求められるものだと思います。
もちろん中小企業の中でも様々な
社会貢献などをされている企業さんは
増えつつあります。
でもまだまだそういったところまで
手が回せない企業さんもたくさんあるかと
思います。
私は、何も大きなことは始める必要は
ないと思います。
お金をかけずにできることから少しずつ。
周辺の清掃活動などやられている企業さんも
あるかと思いますが、
そういうことからで良いと思います。
またそういった活動は義務感で
やるのではなく、善意の気持ちでできる
というのが大切だと思います。
義務感では長続きしないですし、
これからは善い善意の企業が生き残る時代
だと私は信じていますし感じています。
そして、そんな善い志を持てる
企業づくりを私も一緒に応援していきたい
と思っています。
あなたの会社でも何か
考えてみてはいかがでしょうか？
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＜今日のありがとう＞
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
だからこの場を借りて少し．．．
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今日は、ツアーガイドさんへの
ありがとうです。
先日、一足早い夏休みの家族旅行に
行ってきました。
奈良、九州、伊勢を
フェリーとバスで巡るツアー。
その時のガイドさんです。
しかしガイドさんって、大変ですよね。
決められた分刻みのスケジュールで
動けるように参加者を
うまく管理しなければならない。
毎日のバスの配席、フェリーの部屋割り、
どこで休憩をとるのか交通状況によって
判断も必要。
バスの中では、これから向かうところに
まつわる説明も。
などなど
とても気を遣う大変な仕事だと思います。
それが仕事と言えばそうですが、
しかし見事なものだなあと思いました！
今回、大宰府の話や
伊勢神宮の天照大御神のお話など、
これまで知らなかったことを色々
知ることができました。
また、フェリーではうまく部屋割り
していただきました。
おかげで、相部屋も避けれたし、
感じの良いご家族にも出会えました。
おかげ様でとてもいい旅を
することができました。
そんなガイドさんに感謝感謝です。
「ガイドさん、
本当にありがとうございました」
また、同じようなツアーに
是非とも参加したいと思いました！
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように！
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