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災害・物価高騰時代に問われる「人としての価値」

  • 執筆者の写真: 金本 淳
    金本 淳
  • 7月1日
  • 読了時間: 9分
大阪万博ガンダム館
大阪万博ガンダム館

皆様に幸運が訪れますように!!


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

心動かす企業経営 vol.519

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<災害・物価高騰時代に問われる「人としての価値」>



おはようございます。


フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。




ここ数年、コロナや異常気象、

戦争などの影響を受け、色々な騒動や

それに伴う品不足、値上げが頻繁に

起こっています。


品不足で言うと、

コロナ禍でマスクやアルコール、

半導体、ウッドショック、トイレットペーパー、

昨年は南海トラフの臨時情報が発表され

米と水がお店の棚から一時なくなりました。


そしてここ最近の米不足も深刻です。



値上げもすさまじい


2022年の値上げ品目数は2万5768品目

(前年比+25.7%)に達し、平均値上げ率14%

2023年はさらに加速し、年間3万2396品目

(過去30年最大)が値上げ

2024年は値上げ品目数が1万2520品目

(前年比60%減)と減少したものの、

平均値上げ率は17%に上昇


こういった最近の騒動を見ていると、

ふとこんなことを考えてしまいます。


今はまだ、品不足や値上がりで済んでいます。


でも、もっと深刻な事態になったら

どうなるのか?



一部では大災害が起こるとも

言われており、そういう事態に

なる可能性は全くないとは言えません。


大規模な食糧や水不足が発生、

さらに災害で社会のインフラが

機能しなくなったら、現金は引き出せない、

カードもキャッシュレスも使えない。


下手すると、いくらお金を持っていても

何も買えない可能性だってある。


最近の世の中を見ていると、

そういうことが現実に起こらないとも

限らないなと思うのです。



ではそうなると、自分達はどういう風に

生きるべきなのかという疑問が湧いて

きました。


そして、行きついたのはこれです。


それは


「どれだけ人を助けることができるか

どれだけ人の役に立ってきたと言えるか」

ということ


本当に困った時に助けてもらえるのは

やはり

自分がどれだけ人の役に立つことを

してきたか、ではないかと思ったのです。



少し大袈裟かもしれませんが、

人間の価値というか生きる意味は、

最後にはお金や地位や名誉ではない


「その人がどれだけ他の人から

助けてあげたいと思われるか」

ではないかと思ったのです。



モノが不足してお金で買えないような

状態になったら、

その時に助けてもらえるのは、

お金持ちでも、有名人でもない。


それは、その人がどれだけ人生の中で

周りの人を助けたり、喜んでもらえることを

やってきたかにかかっている。


世の中やどれだけ多くの人に貢献してきたか?

ということかもしれないと思ったのです。


(かく言う私は、昔は全く自分の事しか

考えられない人でしたし、今もそれほど

偉そうに言える立場ではないことを

お断りしておきます)



先日あるアメリカ人弁護士の話が

新聞に掲載されていました。


トランプ大統領の移民政策に対する

抗議デモにかけつけ、自腹で水、バナナ、菓子、

マスク、そして安全にデモを行う方法を記した

チラシを準備し、それらを参加者に無料で

配布していたとのこと。


記者がインタビューすると、

「私にはリソースがあり、この方法で

ここにいる仲間を支援できることを

誇りに思います」


組織に属されている訳もなく、誰かから頼まれた

わけでもなく、本当に自分の意志でやっている。


こういう人って本当にすごいなあと思いました。



また、最近日本では各地で災害が起こった際に

災害ボランティアに積極的に参加する方々が

いらっしゃいます。


忙しい中でも時間をつくって被災地のために

何かできないかと支援に向かう。


本当に頭が下がる思いです。



こういう方たちの取り組みは、

本当に素晴らしいし、人の役に立っているので、

正に何かあった時に逆に助けてもらえる人

なんだろうなと思います。



でも、実際問題として、誰もが無償の奉仕活動が

できる訳ではない


私自身も被災地の人を支援したいという

気持ちはあっても、中々現実問題として

現地に行くことはできない。


人それぞれ抱える事情や立場が違うからです。


でも、人それぞれ、規模や内容は違っていても、

何らかの形で人を助けたり、

人の役に立つというのは可能です。



例えば、

いい言葉を身近な人にかけてあげること

それも立派な人助けです。


例えお金やスキルや時間がなくても、

少なくとも周りの人の気持ちを

いい気分にさせる言葉や

元気になる言葉くらいはどんな人でも

かけることはできます。


お金や時間やスキルがなくても

できることは誰にでもある


先ずはすぐにやれる家族や友達

といった身近なところから始めればいい。


ひとつひとつの小さなお役立ちも

積み重なればそれはその人の人としての

存在意義や価値を向上させるものに

なるのだと思います。


また、そういう身近にできる

小さな人助けを続けていくうちに、

少しずつ役に立てる範囲も

広がるのかもしれません。



それは、会社の経営でも同じでは

ないかと思いました


その企業がやはり

どれだけ人に喜ばれことをしているか、

人の役に立つ商品やサービスを提供しているか?

その積み重ねが結局は事業の成長や成功に

繋がるのだと思います。



それにはまず身近にいる人から始める。


経営者が身近にいる従業員やお客さんを

喜ばせたり、気持ちを上げるようなことを

する。


そうすると、その人たちが今度は他の人に

同じようにして喜ばせたり、気持ちを

あげてあげたりするかもしれない。


そうやって輪が広がっていくのではないかと。



結局、人も企業も、存在する究極の意味は、

人の役に立つことなのかなと思います。



少し大袈裟かもしれませんが

それが人の生きる意味であったり、

企業の存在価値を決定づける重要な

要素なのだと改めて思いました。


別に大きなことをする必要はない。


人であれば自分のできること、

企業であればその企業ができることを

やればいい。



ということでいかがでしたでしょうか?



私自身は、著名人でもありませんし

それほど影響力のある人間もありません。


だから、そんなに沢山の人の役に立てる

訳ではないかもしれません。


でも、少なくとも自分の関わる人には

できるだけいい言葉をかけてあげたり、

その人の気持ちが上向くことを

言ってあげたいし、してあげたい。


先ずは、家族など身近な人に対して、

そして仕事で必要としていただける

経営者さん、事業者さんに対して、

温かい言葉がけや自分の持つスキルや

能力でできる範囲のことで

お役に立つこと、

そして喜んでもらえること、

それを全力で行う。


それをこの後の人生も

地道にひとつひとつ積み重ねて

続けていいきたいと改めて思いました。


別に助けてもらう人間になることが

目的ではありませんが、

人から助けてあげたいと思われる人に

なれれば、それだけ自分自身が幸せになれる

ではないかと思いました。



人間は、やはり自分のことを大切と

思うことが普通だと思います。


でもその中でも、

自分や家族さえよければいい

というのではなく、どんな状況でも

自分の周りにいる人のことも

同じように考えて助けていけるかが

人としての真価を問われるのだと思いました。


正直、昔、私は自分の事ばかり

考えていたかな?という時期もありました。


それは前述の通りです。


でも、そんな自戒を込めてという意味でも。。。



ご参考になれば幸いです。



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

だからこの場を借りて少し...

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先週、リニモテラスミートアップ

という長久手市役所が、

昨年から月一回開催されている

交流会に初参加してきました。


毎回、ゲストさんがあるテーマで

話題提供を行い、その後、

参加者同士でああでもないこうでもない

と立場を超えて交流を楽しむというのが

趣旨のようです。


最近、仕事以外で新しい人と出会う機会も

あまりないので、何か刺激になれば

ということで行ってきました。


今回のテーマは、

名古屋産業大学 現代ビジネス学部

准教授 松林康博氏による

「小さいは正義。周りを巻き込み、

変革を作るガチャクエスト」

というものでした。


氏がこれまで行ってきた乗鞍岳や瀬戸など

をガチャガチャで活性化するプロジェクト

についてのお話しでした。


着想が非常に機知に富んでおり

とても参考になるいいお話を聞かせて

いただけました。


周りの参加者との話しも盛り上がり

偶然ではないような面白い出会いもあり

とても有意義な時間を過ごすことが

できました。


素敵なイベントを企画いただいた

長久手市役所の担当者の方々、

そして、これまた素敵な発表をして

いただいた松林准教授、

さらにお話しさせていただいた

参加者さんに感謝です。


素敵な時間をありがとうございました!




最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





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経済産業大臣登録 中小企業診断士

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