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執筆者の写真金本 淳

人材育成は子供の成長にヒントあり

更新日:2020年4月27日



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心動かす企業経営 vol.122

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<人材育成は子供の成長にヒントあり>



おはようございます。


フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。




コロナウイルス、ほんとすごいですね。


企業活動はじめ、世の中のあらゆる

活動に影響を及ぼしてきています。


一刻も早く収束して欲しいものです。



このコロナウイルスの影響で、

うちの小学生の息子も学校が

休みになっています。



息子も学校に行くのは好きなようですが、

この特別な休みという状況は、

彼にとっては決して嫌な状況では

なさそうです。


むしろ、宿題もないし、大好きな

ゲームができる時間も増えるので

喜んでいるようにも見えます。


確かに、自分が子供でも、

急に休みになると嬉しく思ったかも

しれませんね。



さて、この息子を見ていて最近、

すごく成長したなあと感じる

ことがあります。



少し前に小学校に入学したと思ったら、

もう今は4年生の終わりです。


ちょっと前までは、

字も書けなかったのに、

今は漢字も書けるし、

色んな計算もできるように。


知らない間に色々な知識も覚えて、

私が知らないことを沢山知っていたり

するので時々驚かされます。



知識だけでなく、話す内容も

大人顔負けになってきました。


こちらが子供だと思って接すると、

「もう俺は 子供じゃないんだから!」

と言われることもあります。



確かに、自分が4年生くらいの時は、

もう色々考えていたような気もします。


成長していないのは、むしろ親のほう

なのかなと思わされたりもします。



でも不思議ですね。


大人になると子どもの時にくらべ

成長のスピードって衰えているような

気がするのです。


身体の成長は、当然としても、

それ以外もそんな気がします。



自分が生まれてから10歳までの成長レベル

10歳から20歳までの成長レベル

20歳から30歳までの成長レベル

30歳から40歳までの成長レベル

40歳以降の成長レベル



誰でもそうだと思いますが、

10歳くらいまでの成長は著しいですよね。


それから20歳くらいまでも、

どんどん色々なことが

できるようになってくる。


でもその後ってどうですか?



私の場合、20歳から30歳くらいまでは、

確かに仕事で色々覚え、社会人として

成長した気がします。


でもその後、30歳から40歳くらいまでは、

成長の度合いは少し下がったような。



自分が大人になってから大幅に

成長したのは、40歳以降かもしれません。


それは病気や自分の人生について

色々考えさせられる出来事が

あったからかもしれません。



そして、自分で仕事をするように

なってから、またその成長ぶりは

飛躍的に加速しているような気がします。



思ったのですが、

もし子供の成長するレベルで、

大人になってからも成長し続けたら、

すごい人間になるんじゃないかなあ

なんて。



でもそうは簡単にはいかないですね。

どうしてでしょうか?



それは、こんなことなのかなと。。。



子供の時の成長って、

成長するための環境が整っているから

なんじゃないかと思います。


立派な大人になるために、

子供は成長することが求められる。


だから、大人がその成長できる道を

整えてあげている。


親の教育、学校の教育、塾、習い事、

クラブ活動など、


たくさんの学んで成長する機会が、

与えられている。


そして、本人が望むであろうが

なかろうが、半強制的にあるレベルまで

成長せざるを得ないようになっている。



でも大人になると、そういった成長の機会は

、あまり与えられるものではない。


当然会社に入って、教育などは

あるかもしれませんが、

それは凄く短い時間だと思います。



大人になると、

成長は自分自身でするもの。


成長したければすればいいし、

成長しないのも本人の勝手。


つまり大人になってからは、

自分自身の意識が大切に

なってくるのではないかと思うのです。



会社は、ある程度の成果を出して

もらわなければならない。


だから、そのために最低限必要な知識や

教育は与える。


でもそれ以上は本人の意思次第

ということになるような気がするのです。



私の場合、トヨタに入社して、

最初は色々教えてもらいました。


自分自身も早く色々覚え、

そして先輩たちみたいに立派に働きたい

と思い、かなり意識的に頑張りました。


だからそこでの成長は大きかった。



でもそれがひと段落すると、

焦る気持ちが少なくなってしまった。


その後、思う事があり、中小企業診断士の

資格の勉強はしました。


でもその時の自分自身の全体の

成長度合いは、それまでよりは

低かったような?



その後、病気をしたことで

色々考えさせられ、また成長した。



そして独立したら、やはり、

これまで経験したことのない

新しいことに沢山対応しなければ

ならない事と、自分がレベルアップ

しないと皆さまをサポートできない

という強い気持ちから

成長せざるを得ないということで、

現在に至っているという感じです。



それで今回何が言いたいのか?



多くの企業経営者の方から、

人が成長しないという話を伺います。


その人が成長しないという問題の解決に

上でお話したようなことが

ヒントになるかと思ったのです。



人材育成については、結局、

企業に入ってからは、

「本人の成長しようという意識」

が大事になってくる。



つまり、本人が成長したいと思うような

環境にすれば、人は成長するのでは

ないかと改めて思ったのです。



では、成長したいと思うようになるには、

何が大事か?



それは、本人が、その仕事をすることで

楽しい気持ちになり、満足感、充実感を

得られることだと思うのです。



人を成長させるには、

そういう風な環境を企業側が

あえて作ってしまえばいい

ということじゃないかと思うのです。



人材育成に悩んでいる企業の多くは、

先ほど述べた、最低限の教育や仕事の知識

を与えることしかできていないのでは

ないかもしれません。


そうではなく、その一歩先のこと。



つまり、満足感、充実感、あるいは、

自分が世の中から必要とされている

という自己重要感、


そんなものを従業員の方々に

提供できるしくみを会社側が

つくれれば、人は成長していくのでは

ないかと思うのです。



仕事の知識だけを教育するのではなく、

仕事の楽しさを教える仕組みをつくる。


従業員同士、上司と部下が

お互いを尊重し合い、ほめあい、

高め合い、認めあえる


そんな円滑な人間関係を築くことが

できるしくみ。


責任と権限を適切に与えられ、

やったことが正当に評価される制度


そして達成感を味わえるしくみなどなど。


そんなものを複合的にできるだけ多く

整えることが、成長の助け・しくみ

となるのではないかと思うのです。



少し長くなったので具体的な施策は

今回は割愛します。



でももし、人材育成に課題を

抱えていらっしゃるのであれば、

そんな観点で一度自社の取組みを

見つめ直してみてはいかがでしょうか?





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<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

だからこの場を借りて少し...

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中学1年の時、K君という子がいました。


同じクラスで、最初はあまり話したり

することもなかったのですが、

ある時から、とても仲がよくなりました。



なぜ急に仲がよくなったか、そのきっかけ

は正直全く覚えていません。


でも、ある時から、一緒に帰ったり

学校外でも一緒に遊びに出かける

ようになったのです。



本当に一時期、すごい仲が良く

四六時中、一緒にいたような気がします。


K君といると楽しく、大好きでした。



でも、ある時から、全く話すことも

からむこともなくなってしまったのです。


これまた、記憶がすっかりなくなって

しまっているのですが、何か些細なことで

ケンカをしたのだと思います。



同じクラスなのに、完全に

お互い避けていました。


それっきり、一言も話すこともかったと

思います。



でも、今思うと、そんなK君には

すごく感謝だなあと。



とにかく、一緒にいたときは

本当に楽しかったです。


そして、仲悪くなった時は、

多分嫌いだったんだと思います。


でも今思うと、そのK君との一件で

友達付き合いについて、色々学ばせて

もらったかなと。


そういう意味でも感謝です。


そして今ではいい思い出です。



「K君ありがとう」


「今、どこで何をしているのか

わかりませんが、

もう一度、会えたら、昔のわだかまりは

なく、色々話せそうな気がします」


「とにかくありがとう!」




最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





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【発行元】フェリーゼス経営支援事務所

【発行責任者】金本 淳

経済産業大臣登録 中小企業診断士

豊田市働き方改革アドバイザー・講師

【住所】

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