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執筆者の写真金本 淳

心に刺さるビジネスの時代

更新日:2020年10月13日




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

心動かす企業経営 vol.170

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<心に刺さるビジネスの時代>



おはようございます。


フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。




自分の思い入れのあるものを

何かの形にして残したい。


そんなことって誰でもありますよね?


例えば、私の場合、

自分が乗っていたクルマは、

やはり何かの形に残せればいいなあ

と思います。



クルマって結構な値段もしますし、

色々思い出も詰まっていたり

しますしね。



でもクルマの場合だと、さすがに

そのものを残すわけには

いかないですし、写真を撮って

終わりくらいでしょうか?



せいぜい、出来てもトミカのミニカーを

購入する?


でも、そもそもそのモデルがない場合も

ありますし、色も同じものがなければ

微妙ですね。



ということで、結局、クルマは

いつも写真を数枚撮ってそれでお別れ。


でもなんか寂しいなあといつも思います。



それと少し関連した話ですが、

この前、ランドセルをリメイクする

サービスがあるということを知りました。



ランドセルの皮を使って、

長財布と二つ折り財布とキーホルダーの

3点に作り直すというものです。


しかも、お値段は、3点セットで

19,800円とリーズナブルな値段です。



これって、なんだか面白い商売だなあ

と思ったのです。




ランドセルって、色々な意味で

思い出深いものですよね。



子供にとっては、6年間、毎日一緒に

通った、いわば相棒です。


これが、今度は別の形になって

生まれ変わる。


そして、また一緒に時を過ごすことが

できる。


これって、なんか素敵だと

思いませんか?



子供の場合、小学生や中学生くらいの

年だと、もしかしたらそこまで

思わないかなあ?


思う子と思わない子がいるかもですね。



でも少し成長して、あるいは大人に

なってから、自分のランドセルが

財布として残っているとわかると

嬉しいのではないかと思うのです。



私が子供の時に使っていたランドセルが、

今もし財布として残っていたら、

想いの詰まった宝物として

絶対に大切にすると思います。



それから、

このサービスって、子供だけが

嬉しいものじゃないと思うのです。


何かと言うと、これは親、あるいは、

お爺さんやお婆さんが買ってくれた場合も

とってもいいサービスだと

思うのです。



自分たちが買ってあげたランドセルを

今度は財布やキーホルダーという違う形で

子供や孫に使ってもらえる。


これってなんだか嬉しいものじゃないですか?



それから、仮に、ジイジやバアバが

亡くなった時も、何か身近で愛着のある

形見になるような気がしますよね。



完全にお金の価値では推し量れない

プライスレスな世界ではないでしょうか?



うちの息子のランドセルは、

妻の母に買ってもらったものです。



だからこのサービスの話を我が家ですると

妻は絶対にリメイクしてもらう

と言っていました。


息子もやってほしいと言っていましたが、

どちらかと言うと、妻のほうが

より一層力が入っていました。



妻の母は4年前に亡くなったので、

そういう意味でも、ぜひ思い出として

残したいと思ったのでしょう。




以前、ランドセルをランドセルの

ミニチュアにリメイクするという

サービスは聞いたことがありました。



ランドセルのミニチュアで、

部屋に飾っておいて綺麗なまま

眺めるというのも、ひとつの楽しみ方で

そうしたいと思う方もいるでしょう。



そして今回のように、

違う形でまた使えるほうが嬉しいかな

という人もいます。


違う形の財布やキーホルダーとして

再利用し、ボロボロになったら、

最後はそれを記念として保管する。


私はどちらかというと後者が好みですが


でもこれは人それぞれに

よるでしょうね。



この「リメイク」という発想、

これからの時代の大きな流れの

一つだと思います。


もう大量生産、大量消費、

使い捨ての時代ではないですよね。


必要なものを必要なだけ作る。


そして、その作ったものをできるだけ

有効活用する。


特にヨーロッパなんかではそういう流れが

かなり根付いているのですが、

日本でもこれから、

そういう方向にドンドン

シフトしていくのではないかと思うのです。


だからもっともっとリメイクという市場が

今後は発展していくと思います。



リメイクとは少し違いますが、

リサイクルショップはかなり増えました。


本に、洋服、電化製品、などなど。


昔は中古というと少し購入に抵抗が

ありましたが、今では全く普通に

利用しています。



私も本を購入する際は、先ずは中古を

探します。



こんな風に

リサイクルが一般的になったように、

今度はリメイクに行くのは

自然な流れです。



着物のリメイク、洋服のリメイクなんかは

既にありますよね。


家のリメイクも本当に増えています。


全面リフォームしてしまうのと、

また少し違う形です。


両親と暮らした家を思い出が残るように

リメイクする。


あるいは、昔ながらのいい部分を

そのまま形として残したいなどなど

色々あると思います。



また、私が関与させていただいた

オーダーメイドジュエリーのお店でも

やはり、リメイクが増えていました。


親から受け継いだもののリメイク、

あるいは、

子供に持たせるためのリメイクなどです。



リメイクって、2つの意味で

面白いんだろうなあと思います。



ひとつは、リメイクして再利用する

という価値観という意味で。


そしてもうひとつ、

大切なものをリメイク、世界にひとつ

だけのもの=思い出として残す

という価値観という意味です。



これからは心の時代、優しい時代だと

いうのを何度か聞いたことがあります。


だから

上記のような価値観が自ずと

湧いてくるのは当然の事かもしれません。



文明が発展し、みんなが裕福になり、

どんどん新しいものを購入する時代

  ↓

購入したもの大切に使う時代

  ↓

購入したものを再利用する時代

  ↓

購入したものをリメイクして再利用する

思い出をより大切にする優しい時代

  

と時代は移り変わっていくのだと思います。



人間にとって、「思い出」って

すごく大事なものだと思うのです。


ただ、単純に思い出ということで、

そのものを残すとなると、

使わないものでもドンドン

溜まっていってしまう。


でもその思い出を何か違うものに

変えて残していければ、

それはそれで有効活用になるし、

一石二鳥だと思いませんか?



今回、ランドセルリメイクの話を

知って、色々考えさせられました。


そして、これからの時代は、

「思い出」を何か形に変えていける

商売というのが、

人の心に刺さる大切な商売の

ひとつになっていくのではないかと

思いました。


また

「思い出」というのが、ご自分のお商売や

お仕事に当てはまらなかったとしても、

上記の事から何かヒントがあるのでは

ないでしょうか?




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

だからこの場を借りて少し...

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昨日、本屋に行きたかったので、

近くのイオンに行きました。



その際、イートインコーナーで

コーヒーを飲もうと思いました。


でもいつものイートインコーナーの

レジが閉まっています。


周りを見るとコーヒーを飲んでる人は

います。



だから、近くの店員さんに聞いたら、


「コロナ対策でイートインコーナーの

レジは閉めています。


その代わり、セルフレジのところで

購入できるようになっていますよ。」


といった感じでとっても親切・丁寧に

教えていただきました。



そして、レルフレジのところで、

店員さんに言うと。

これまた、とても感じよく、丁寧に

レジ操作までやっていただけました。



こういう接客サービスって、

当たり前なんですが、

でもやはり親切・丁寧に

やってもらうと気持ちいいですよね。


「普通の、親切・丁寧さが人の心を

気持ちよくさせるもの」というのを

改めて理解したような気がします。


過度なサービスじゃなく、

人として当たり前の対応。


それだけでいいんです。



そういう意味で、今日は

このお二人のイオンの店員さんの対応が

とっても気持ちよかったので、

このお二人へありがとうです。



「ありがとうございました」


「とっても快適でした!」





最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





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【発行責任者】金本 淳

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