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心動かす企業経営 vol.229
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＜厳しい時こそ、柔らか頭で挑戦を！＞
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳（かねもとあつし）です。
豊田スタジアムが
面白い企画をやっているようです。
「テレワークスタジアム」
というもので、
平日試合前の朝８：３０から
１６：３０まで、
スタジアムの席をテレワーク用として
貸しだすというものです。
「試合を観戦する前に、
テレワークができたらいいのに」
というファンの声、
それがこの企画のきっかけのようです。
席は報道者用の席を活用。
ですから、テーブル、Ｗｉ－Ｆｉ，電源が
完備され、テレワークをするには
全く問題ない環境です。
隣の席とも一席は慣れていて、
ソーシャルディスタンス対応もＯＫです。
料金も2,000円とリーズナブル。
駐車場利用すると+3,500円のようですが、
それでもピッチを前にテレワークという
面白い、非日常な経験をできるというのを
考えれば十分でしょう。
この企画3月17日の
名古屋グランパスｖｓ横浜ＦＣの試合で
初めてトライされたようです。
評判は上々だったようで、次回は
また4月14日に開催されるとのこと。
しかも、2回目は、1回目からさらに
工夫されています。
1回目は、テレワークスタジアムと
試合観戦チケットは別々に
買わなければならなかったのが、
セットのチケットが出来ていました。
さらに、1回目は試合を見る人は、
１６：３０になると一旦会場を出て、
１７：００から再入場しなければ
なりませんでした。
それが、今度からは、そのまま外に
出ることなく、試合観戦に移れる
という形に。
テレワークプランのみの2,000円に
＋4,900円で、通常8千円の
テーブル付き席で観戦できるという
お得感もあります。
おそらく1回目にお客さんにキチンと
アンケートをとったのではないかと
思います。
その時に、「一旦会場に出るのが面倒」
という声や
「観戦チケットとセットプランがあれば」
という意見があったのではないかと
推測します。
1回目やって好評だったから、そのまま
全く同じように2回目も
やるのではなく、すぐに改善を
加えているところも、
なかなかにくいなあと思いました。
こんな風に、
あったらいいな、
ちょっと不便だなあ、
というのを企画として、
どんどん実現していくというのは
とても参考になると思います。
昼間、活用できていないスタジアムを
活用できる。
しかも特に、新たな設備投資などは
必要もない。
例え、試行してみて、全くダメだったと
しても、それはそれでいい。
そこそこ感触があるのであれば、
振り返りを行い、さらにもっと
よくすることはできないかと改善を
加えていけばいい。
すぐに実行に移してみて、
そこから反応をみて、
改善しながら進めていく。
こういう姿勢は素晴らしいなと
思います。
このテレワークスタジアムという発想も、
コロナでテレワークが普及したから
生まれたものでしょう。
スタジアム側も、
コロナ禍で観客をフルに動員できない
という状況をなんとか少しでも
打破できるものはないかと
考えたのでしょう。
コロナ禍での環境変化によりピンチに
陥っている企業は多いと思います。
その中でもこんな風に前を向いて
色々な取り組みを行っていこうという
姿勢は本当に素晴らしいなと思います。
そのほかの企業さんでも色々な取り組みを
行われていますが、その中でもひとつ
面白いなあと思ったのは、
名古屋観光ホテルさんの取組です。
名古屋観光ホテルでは、
ホテルの部屋の中でいちご狩りを
楽しんでもらうという体験型宿泊プランの
販売を3月末までされていました。
知多半島のいちご農園さんと協力して、
スイートルームにイチゴを吊るして
部屋でいちご狩りができるようにする。
その他、部屋にはテントや
キャンピングチェア、ハンモックなども
準備されているようです。
コロナ禍で旅行にも行きづらい時期だが、
部屋で安心していちご狩りや
キャンピングなど、レジャー気分を
味わってもらおうという狙いです。
ホテル側もこのコロナで宿泊者数が
減っているので何とか部屋を
活用したいという想いもあるでしょう。
一泊二名で7万2千円からという事で
お値段は手頃という訳ではありません。
ただ、通常のスイートルームの値段の
半額ほどだそうですし、こういう面白い
もの好きのお金持ちの人は、
行ってみようかなと思うのでは
ないでしょうか？
またこういう風に、コロナ禍の中、
頑張って色々取り組んでいるなあと
いうのを知ると、人間の心情として
応援してあげたいという気持ちにも
なります。
例え、このプランを利用しなくても、
このホテルを食事など何かの形で
利用してみようかなとも思うので
波及効果も見込めます。
さらに、こういう面白いイベントを
考えるということで話題性もありますし、
いい宣伝効果にもなると思うのです。
今回見たどちらの企業さんの取り組みも、
共通して言えることは、
転んでもただで起きない
ということだと思います。
どちらもこのコロナ禍で特に大きな被害を
受けている企業さんなのだと思います。
でもそんな中でも、
何かないかと考えて、
やれることはいち早く
先ず取り組んでみる。
そして、アイデアの発想も、面白い。
どれも別になくても困らないものです。
でも、
こんなのあったらいいなとか、
面白いよなあ、
便利だよなあ
というちょっとしたところを
何とか実現できないかという発想。
常識では考えつかない、
無理だと終わってしまう発想。
そこをあえて、常識にとらわれず
実現させてしまう。
スタアジアムでテレワーク、
ホテルでいちご狩り、
いずれのアイデアも既存概念に
とらわれていては決して出てこない
アイデアなのだと思います。
こんな風に考えてみると、
自分たちの関わっている仕事でも、
何か新しい発想のサービスが考えられる
のではないかと私はったのですが、
どうでしょうか？
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＜今日のありがとう＞
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
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今年もサクラの季節になりました。
本当にいい季節ですね。
クルマに乗って、移動していると
あちこちでサクラが綺麗に咲いている
光景が目に飛び込んできます。
サクラって何かいいですよね。
一本だけ咲いているサクラの樹も
趣があります。
また川沿いや道路沿いに何本もの
サクラの樹が花を咲かせているのも
爽快です。
サクラのあの何とも言えない
優しい感じの色がいいですよね。
見るたびにとても心が癒されます。
そして、心を揺さぶるものがあります。
みんなが写真を撮ってＳＮＳに
アップしたり、サクラの歌がたくさん
作られるのも何か、サクラには、
特別感があるからなんでしょうね。
毎年、忘れずにこの時期に咲いてくる
サクラは本当にスゴイ。
一年の中でも咲いているのはこのわずか
2週間くらい。
それ以外は目立たずじっと次の年に
咲くための準備をしている。
だからこそ美しいのかもしれませんね。
とにかく、この素晴らしい
そして、癒しを与えてくれる
自然の恵みに感謝です。
「ありがとう、サクラさん」
「今年もあと少し楽しませてください」
「そして、また来年素敵な姿を
見せて下さい！」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように！
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