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心動かす企業経営 vol.139
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<人材活用のヒントはゲームにあり>
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
最近の子供は本当にゲームが
好きですね。
うちの息子も、コロナで学校が
休校になっているのをいいことに、
結構な時間をゲームに費やしています。
丁度、私の父親が、中々会えないので、
うちの息子にプレゼントとして
何か買ってあげるということでした。
そこで、先月、ゲーミングPCを
買ってもらったのです。
それもあって、この休み中は、
オンラインゲームをかなり
楽しんでやっています。
よくコロナのせいで、子供が学校にも
外にも行けずに、ストレスを抱えている
という話を聞きますが、
うちの息子には全く無縁です。
休みを完全に謳歌しています(笑)
さて、子供がこれほど熱中する
オンラインゲーム
我々がやっていた頃のゲームとは
完全に違っていますね。
オンラインで友達や知らない人と
一緒に対戦したり、あるいはチームを
組んだりして戦う。
しかもヘッドセットを使って、
「僕はここをやるので、〇〇さんは
あそこを××してください」
なんて会話をしながらゲームを進める。
自分たちが、子どもの頃、
外でやっていた遊び、
そういった遊びを通じて
学んでいたことを、
今の子供たちはゲームの世界を
通じてでも学んでいるのかもしれません。
うちの息子も、中学生や高校生の
お兄ちゃんたちと仲良くなって
一緒にやっているようです。
そういうよく知っている
お兄さんたちから、
どのモニターがいいとか、
キーボードはどれが使いやすいとか、
どうやって設定すればよりよいのかなど、
色んな情報を教えてもらっているようです。
私は、知らなかったのですが、
今のゲームはPCの性能や、
モニターの解像度、キーボードなどの
違いでも、勝敗に大きく影響してくる
ようですね。
今、eスポーツというのが、
かなり認知されるようになって
きましたが、道具から何から、
もう本当にリアルなスポーツと
同じようになってきているんですね。
これまで、ゲームというと、
私のイメージでは単に
「時間を浪費する無駄なもの」
という感じでしかなかったです。
自分自身も若いころゲームを
やっていた時期がありますが、
今考えると時間もったいなかったなあ
と思っています。
ただ、最近、子供のゲームを見ていて、
少しは考え方が変わりました。
昔のように、悪いところしか
見えないのではなく、
ゲームのいい面も見れるように
なりました。
今のゲームは、もしかしたら、
自分たちが子供の頃にやっていた、
野球やサッカーなどのスポーツ、
あるいはその他の遊びと変わらない
というか、同じ役割を果たしているのかも
しれません。
ゲームには中毒性があると指摘する声も
あるので、そのあたりは否定
できないかなとも思います。
でもそう言ってしまえば、
何でも好きなこと、
楽しいことにはみなある意味、
中毒症状になってしまうというのは
あるのかもしれませんよね。
では、これだけ子供が、
(というか今は大人もですね)
熱中するゲームって、
一体何がそうさせるのでしょうか?
色々な理由があるとは思います。
一番は、成長できる自分を
実感できるからじゃないかと思います。
そして、成長した自分を周りから
認められるからじゃないでしょうか?
最初は、友達がやっていたから、
誘われてやりだした。
もちろん初めてやると上手く
できるはずはありません。
そこで悔しい思いをする。
そこでもういいやとやめてしまうか、
それとも上手くなりたいと思うか、
それは人それぞれだと思います。
でも悔しいと思って、
練習を積むと上手くなる。
友達とも互角にやれるようになる。
そして、夢中になってやればやるほど、
ドンドンレベルが上がってくる。
自分の成長を実感できると楽しいし、
そうなると段々周りからも
「すごいね」
と認められ、嬉しくなってくる。
そういうサイクルがどんどん繰り返され、
ますます上手くなる。
当然、上手くなればなるほど、
周りにももっと上手いライバルが出てくる。
でもまたそこを乗り越えれば
また大きく成長する。
そうすると、
今度はプロという世界も見えてくる。
プロゲーマーになって、
eスポーツで活躍して賞金を稼ぐとか。。。
こういうのって、他のスポーツやあるいは
趣味の世界でも同じだと思うのです。
好きで始めて、熱中していたら、
レベルアップし、周りからも
認められるようになり、
またさらにレベルアップする。
その後、お金を稼げるレベルになるか
どうかは別ですが、でも極めれば、
好きが仕事になってしまう訳です。
多くの企業では、自社の仕事で
こういう風に働いてくれる人を
求めていると思うのです。
自分で考えて、どんどん成長してくれる
いわゆる自律型人材というやつですね。
でも、そのためには、ハードルがあります。
自社の仕事にゲームなどと同じくらいの
魅力を感じてもらわなければいけない
ということです。
ゲームやスポーツや趣味を極めて、
稼げる人は、自分たちがやっていることが
好きだからこそ、そうなれたんでしょう。
嫌いなことだと誰もそんな風になれません。
仕事をいかに好きになってもらうか???
そうすると
そこにはゲームで味わえるような
満足感、
成長感、
ひとから認められる自己重要感
みたいなものを感じられるしくみが
必要なのではないでしょうか?
そうは言っても、
「うちの仕事なんか楽しくない」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも本当にそうでしょうか?
そういう風に経営者が思ってしまっては
終わりです。
面白くない仕事なんて世の中にはないと
思います。
どうすれば面白くできるかを
考えればいいのだと思います。
面白さを創り出す、
そして教えてあげる。
仕事が面白いというのは、
別に仕事そのもので決まる訳では
ありません。
一緒に働く人みんなが
お互いを尊重し合い、
認めあい、
褒め合い、
頑張って
一緒にワイワイやりながら
何かを成し遂げていくという雰囲気、
そしてそういった中で自分の成長を
実感できる仕組み、
そういったものがあれば
面白くなるのではないでしょうか?
また目標を達成したら、
何かこういうご褒美を自分たちに
与えようとか、
今のご時世では難しいですが、
例えば、1週間のハワイ旅行に
会社の負担で行こうとかでもいいです。
そういうものを従業員の人たちみんなに
考えさせればいいと思います。
自分たちが頑張る原動力に
なるものであれば何でもいいと思います。
そして、会社側としては、
それをできるだけサポートしてあげる
体制を整える。
とにかく、そんな大げさなものでなくても
いいと思うのです。
小さくても、働く人が楽しくなるようなしかけ、
働く人がつい笑ってしまうようなしかけ、
自慢したくなるようなしかけ、
何でもいいです。
そんなものをどんどんしかけていく。
そういったものをどれだけできるかが、
企業の成長・発展に左右するのではないかと
思うのです。
まさにゲーム感覚で仕事をできるような
環境をつくるということのような
気がします。
仕事をゲームに例える。
色々なハードル(目標)を設定する。
そのハードルをクリアするために
みんなに役割が与えられる。
それぞれが与えられた役割をしっかり果たし
そして、みんなで力を合わせて乗り越える。
そしてクリアすれば、ご褒美がもらえるし
当然、みんなのレベルもアップする。
企業経営って、そういうものなのでは
ないかと思うのですが、いかがでしょうか?
子供のゲームに興じる姿を見ていて、
ふとそんなことを考えてしまいました。。。
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
だからこの場を借りて少し...
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昨日父が、耳の下にできたコブを
とるための手術をしました。
とりあえず3時間くらいの手術を無事に
終わったようです。
でもまだ、1、2週間くらい
入院しなければならないようです。
父は、母が亡くなってから
大阪で一人暮らしをしています。
だから、今回の手術は、京都にいる
姉が付き添ってくれました。
手術が終わって、麻酔から覚めるまで
6時間くらい待たされたそうです。
でも、兄弟がいるというのはこういう時
有難いですね。
もし、姉がいなければ、
私が付き添う必要があります。
それだけで感謝です。
昨日、電話で姉から状況を聞き。
一応お礼は言いました。
でも改めて姉に感謝です。
「お姉ちゃん、付き添いありがとう!」
「手術も終わって一安心です。
助かりました」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
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