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  • 執筆者の写真金本 淳

ギブアンドテイクはそんな単純じゃない

更新日:2020年7月21日



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心動かす企業経営 vol.146

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<ギブアンドテイクはそんな単純じゃない>

おはようございます。

フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。

ギブアンドテイク

ってよく言われます。

ネットで調べてみるとこんな定義が

掲載されています。

お互いに与え合うこと

奉仕し合うこと

譲り合い、持ちつ持たれつの関係

公平なさま。

まあこういうことなんだろうなあと

思います、

何かを得ようとするなら、

まずは自分が与えなさい。

ごもっともだとだと思います。

もっと言うと、よく成功者本なんかにも

書かれていたりするのは、

「ギビアンドギブアンドギブ・・・で

とにかく、ひたすら与えることだ!」

というのもあります。

そのようにして、与え続けて初めて

何かが返ってくるのだと。

言っている意味はよく分かりますし、

この考え方はある意味そうなんだよなあ

と私は思います。

でも、単純に与え続けることが、

必ずしもいつも良い結果を生むとは

限らないとも思うのです。

以前こんな経験をしました。

ある公的機関から派遣されて

とある企業のご支援をさせて

いただいた時のことです。

数日間の派遣支援が終わろうと

していました。

ただ、その派遣期間では、その企業の

抱える課題を指摘することはできても、

解決することはできません。

私は、自分が継続的に関与すれば、

その企業の課題解決にお役に立てると

確信していました。

だから、直接コンサルティング契約を

やりたかったのです。

でもそれはできませんでした。

なぜなら、その企業の財務状況が

好ましくなかったからです。

要は、失礼ながらお金を支払う余裕が

ないだろうと思ったのです。

本来ならば、そういう状況の企業の

経営状況を改善して、そこから対価を

いただきますので

と説明すればいいのです。

ただ、普段からコンサルタントを

活用されていないような企業にとっては、

なかなかそういう判断は厳しいものと

なります。

ただでさえ、経営が厳しいのに、

この上、コンサルタントに支払う費用が

増えるなんてとんでもない!

固定費が増えること、そちらに頭の焦点が

行ってしまうのです。

要は費用負担ばかりが気になって、

コンサル活用による収益力向上などの

経営力自体が向上するというメリットに

目を向けてもらえないのです。

実際、いくつかの企業の方からはこんな

お話をうかがったこともあります。

以前コンサルタントを雇用したけど、

全然役に立たなかったという話です。

そういう苦い経験をされている方も

いますので、ある意味仕方ないのかな

とも思います。

前置きが長くなりました。

私は、先ほどの企業の経営者さんに、

派遣支援の最後の日に、

無料でいいので引き続き支援させて

くださいと提案させていただきました。

ある優先順位の高い課題については、

このまま放っておくと気持ち悪い。

しかも、何日間かお話しをさせていただき

その経営者さんも私のことをある程度

信頼していただいており、

気にいってもいただいているかな

という感覚があったからです。

それで、じゃあ話を聞かせてください

ということになったのです。

そして、別の日に改めて、

こういう風にしていきましょう

という提案をさせていただきました。

その場では、提案内容について

納得いただき、すごく有難い

という言葉をいただいたのです。

そして、

「わかりました。少し考えて、

また連絡するようにします」

とその経営者さんからは返事を

いただきました。

でもその後、連絡がこないのです。

それでこちらから連絡をとると、

どうも歯切れが悪い。

よくよく伺ってみると、無料で、

ここまでやってもらうと申し訳ない

という話だったのです。

提案内容もその通りだと思ったし、

そこを改善したいと思ったと。

でもさすがに無料でこんなところまで

やってもらうのは返って申し訳なくて

気が引ける。

だから自分の気持ちとしては

それできないと、あの後考えて

思ったんですと。

そんな風に胸の内を

明かしていただきました。

私は、この時自分の行動を反省しました。

「無料だったら相手も喜んでくれる

だろう」

としか考えなかった自分が

浅はかだと思ったのです。

自分のそういう善意の押し付けが

相手の負担になってしまうということは

少しも考えてなかったのです。

結局、私はそれ以上何もいうことが

できなくて、その経営者さんとは

それ以来疎遠になってしまいました。

だから、この時の反省から、

私は、単純にギブギブすることが

必ずしもいい訳ではないと考えるように

なったわけです。

ギブもやり方次第だと思うのです。

一番大事だと思うのは、

無料でやる大義名分があったほうが

いいということです。

例えば、先ほどの私の事例でも、

コンサルタントとして経験が

浅いので事例として、いろんな案件に

関わって経験を積みたいからなんです。

とか。

無料ですが、その代わり、

お客様の声をして、ホームページに

掲載させてほしいとか。

そんな風に言えば

まだよかったのかもしれません。

単純に、無料でギブギブというのには

抵抗を感じる人がやはり多いのでは

ないかと思うのです。

特にまじめでいい方ほど

そういう傾向にあるように感じます。

最近、巷でも無料という言葉が

あふれています。

タダほど怖いものはないといわれるように

無料というもの裏には、

そのあと何かあると考えるのが普通です。

最初は無料でもそのあとは、

何らかの形でお金を受け取る仕組みに

なっているんでしょうと

多くの人は考えると思うのです。

だから、単純に、ギブギブでは

いけない。

もちろん、ギブアンドテイクの精神、

奉仕の精神というのはとても大事だと

思うのです。

純粋に人の役に立ちたい、

人のために何かをやりたい

という気持ちは、とっても大切なこと。

人として、忘れてはならない

考え方だと思うのです。

でも、ことビジネスやお金の絡む話だと、

少し、深く考えて行動することも

大事なんじゃないかと私は思います。

一方的な押し付けのギブは自己満足に

しかならない場合もありますから、

そうならないように注意したいですね。

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<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

だからこの場を借りて少し...

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先日、ある牛丼屋でランチを取ろうと

した時の話です。

私は入口の券売機で食券を購入しようと

していました。

その時の支払いを電子マネーで支払おうと

したのですが、どうもうまくいかずに

てこずっていました。

そしたら後ろに、60歳くらいの作業服を

来たオジサン二人がきました。

私は、うまくできないので、先に買って

ください。とお願いしました。

そうすると、どうも、私の注文してい

た履歴がそのままになっていたようで、

一人のオジサンがお金をいれると

私の注文していた料理の食券が

出てきました。

もちろん、おじさんが食べたいものは

別もものでした。

本来ならば、私が、その食券を買い取れば

よかったのですが、その時現金を持って

いなかったのです

もうしわけないので、店員さん呼びます

というと、

「いいよ、気にしなくても

俺がこれを食べれば問題ないし」

って言っていただけました。

私だったら一瞬、いやだなあと思った

かもしれません。

でもそのおじさんは、いやな顔をまったく

せずに、「いいよ、気にしなくても。。」

と。

なかなか粋なおじさんだなあと思いました。

ということで

「おじさん、ありがとうございました」

「おじさんにいいことがありますように!」

「感謝です!」

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

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心動かす企業経営

【発行元】フェリーゼス経営支援事務所

【発行責任者】金本 淳

経済産業大臣登録 中小企業診断士

豊田市働き方改革アドバイザー・講師

【住所】

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