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心動かす企業経営 vol.161
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<ハンコ屋のことを考えていて学んだこと>
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
コロナでテレワークの普及が
加速化しました。
でも、テレワークの際にネックに
なってくるものもあるようですね。
そのひとつとして印鑑の話を
たまに耳にします。
テレワークを自宅でしてても、
大事な決裁書には印鑑が必要になってくる。
印鑑をもらうためにだけ会社に
出社しなくてはならないなんて話です。
既に、印鑑を電子化して、
決裁を進めている会社もあると思います。
でもまだまだ大半の会社は、
実際の印鑑を使って仕事をしている。
印鑑だけがネックということなら、
今後、印鑑レスにしたり、
電子印鑑みたいなものを採用する企業が
増えてくる可能性が大ですよね。
そうなると、今度、困るのは誰でしょう?
そう、印鑑を作っている
ハンコ屋さんです。
実印や社印、銀行印などもあるので、
印鑑が全くなくなるということは、
しばらくは考えられないかもしれません。
でも今後、確実に、日本の印鑑需要は
減っていく傾向にあるのだと思います。
さて、そうなったら、
日本のハンコ屋さんはどうなるんだろう?
そんなこと考えてたら気になったので、
ネットで今ハンコ屋さんってどんな風に
商売してるのか見てみました。
先ずは、みなさんやっているのが、
商品そのものでの差別化への取組み
そのひとつとして、素材を変えること。
一般的な象牙以外で、こだわった材料を
バリエーションとして準備する。
屋久杉とかすごいいい値段してます。
チタンとかもありますね。
二つ目は、文字に特徴を持たせる。
手書き風、
デザイン文字、
また文字そのものに絵が組み込まれている
3番目のは、少し前にテレビでも
見たことありますが、
猫のはんこで予約待ちの大ヒット。
漢字の一部が猫の顔や猫の体に
なっていたりするものです。
最近はウサギとか他の動物のを
作っている会社もあるようです。
三つ目は、絵が入っている。
これは、名前とは別の空間に
動物の絵などが入っているものです。
次にやっていること:セットでの販売
個人の場合は実印、銀行員、認印。
企業の場合、会社設立3点セットとかで、
実印、銀行印、角印など
それから別の視点で:贈り物
成人のお祝い、父の日/母の日、敬老の日
見たところ、大体、一般的な
はんこ屋さんは、こんな感じです。
みなさん、自社の特徴を出そうと
頑張っていらっしゃいます。
でも、ここまでの差別化だと、
殆どは時間がたてば真似されるものばかりで、
結局、競争が激化していくだけなのかなあ
とも思います。
正直これは将来厳しい世界だなあと
思いました。
それでもう少し見てみたんですね。
そしたら、これ以外で、少し面白いなと
思ったものがありました。
それは、日本に住む外国人用のハンコ
もしくは外国人の友達へのギフト
日本に住む外国人はやはり、
色々、役所や会社の手続きで印鑑が
必要なんですね。
それで、外国人向けということで言うと、
個人的に、海外に住む外国人向けに、
ハンコ売ればいいんじゃないのと
思ったんです。
それで、通販やってるところあるのかなあと
思ってみてみました。
そうすると、あるにはありました。
でもすごく数が少ない。
そもそも英語でサイトを運営している
ところがあまりない。
あっても海外向け通販はやっていない。
こんな状況です。
僕は、これって、チャンス
なんじゃないかと思いました。
当然、ハンコの存在を知らない外国人が
殆どです。
だから、普通に行くと需要があまりない。
でももし、需要を喚起できたら
どうですか?
日本市場と比べても、ターゲット市場は
滅茶苦茶広い。
しかも、今のところ競合環境は厳しくない。
少し工夫して、ハンコの格好良さ、
クールさアピールできたら、
十分商売としてやっていけるのでは
ないかと思いました。
もちろん、ちらっと調べただけなので、
そんな簡単なものではないのかも
しれません。
もしかしたら適当なこと
言ってるのかもしれません。
でも、今回、このハンコ屋さんの例で
言いたかったことは別にあります。
それは、“競合をリサーチする”
ことの大切さです。
みんながみんなそうではありません。
でも結構、経営者様とお話しをしていて、
意外と他社の情報を探っていない方も
いたりするんだなと感じます。
今回のように他社のホームページを
いくつか見てるだけでも、
見えてくることがあります。
ちょっと調べただけで、
海外の外国人向けの商売の可能性が
あるのではないかというヒントを
見つけられたのです。
それを自社の今後の戦略検討に
活かせばいいと思うのです。
ハンコ屋さんの話ではありませんが、
今の世の中、環境の変化が激しいです。
今回のコロナでもそうですが、
ちょっとしたことで世の中の動きや
働き方なども変わってきます。
そうすると、これまでは良かったけど、
急に同じやり方をしていては、
商売が立ち行かなくなるケースも
あると思うのです。
その時に、競合他社の状況を
しっかり押さえて、
他社がやっていることから何かヒントが
得られないか?
あるいは、一歩先を行くことができないか?
そんなことが考えられるのではないかと
思うのです。
特に優れた企業ほど、最近は
しっかりとホームページを
作っていたりします。
だから、いい企業の取組み事例が
ただで見れるのです。
これは生かさない手はないと思うのです。
これを読まれているみなさんは
その辺りきちんとされている方が
多いと思います。
だからあまり心配ないかもしれません。
でももし、十分やれていないな
というのであれば、
一度、他社の取組みをホームページで
研究してみてはいかがでしょうか?
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
だからこの場を借りて少し...
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先日のスポーツジムでの話です。
最近、コロナの影響で人が昔に比べ
全体的に少ないです。
その中でも、いつも私と同じレッスンに
出ていらっしゃる素敵な年配のご夫婦がいます。
先日の土曜日も同じようにジムに行って
レッスン始まるまで筋トレマシンを
やっていました。
そしたらそのご夫婦がいらしたんで、
挨拶をしてたら
「野菜食べる?」
って声かけていただいたんです。
きゅうりやトマトの家庭菜園を
やられているようです。
ただ一度に収穫しても食べきれない
のでお裾分けというわけです。
もしよかったらということで
いただきました。
ありがたいですね。
普段から、お話をさせていただいていて、
多少なりともいい印象を持って
いただいているからなのかなと
勝手に思い、少しうれしくもなりました。
ということで、今日はこのKご夫妻への
ありがとうです。
「新鮮な野菜ありがとうございました」
「おいしくいただきました」
「これからも変わらず元気にジムに
いらしてくださいね」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
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