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心動かす企業経営 vol.180
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<美術品に学ぶ物の価値>
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
先日、名古屋三越で開催されていた
日本伝統工芸展、
そして、同じく三越で開催されていた
佐光亜紀子 洋画展
に行ってきました。
日本伝統工芸展は、先日
日曜美術館というテレビ番組で
紹介されていました。
陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・
人形・諸工芸など日本伝統工芸作品
この展示会は、そういった歴史上、
もしくは芸術上特に価値の高い工芸作品の
製作技術を持つ作家の平素の研究の成果を
集めたものです。
そして、洋画展のほうですが
こちらは、日本とパリで活躍されている
佐光亜紀子さんという方の
個展でした。
たまたま新聞に先生が紹介されていて
上記の工芸作品展と同じ三越でほぼ
同じ日程で開催されているということ
しかも、自分の住んでいる
長久手市在住の方とのことなので、
是非行ってみようということで
行ってきました。
やはり、時々、このような芸術作品に
触れてみるのはとても良いものだと
思いました。
どれも素晴らしいものばかりで、
いい刺激をいただくことができました。
本当に行って、心の栄養も頂けて
大正解でした。
しかし、どうしたら
こんな素晴らしいものが創れるのだろうか
と思います。
言葉では表現するのが難しいですが、
何とも言えない違う表情をそれぞれの
作品が醸し出しています。
繊細さ、力強さ、もろさ、圧倒感、
躍動感、陰影、
季節を感じさせるもの、
自然を感じさせるもの
とても素敵な作品ばかりでした。
佐光さんの絵も、このコロナ禍の
暗い世の中に元気を与えてくれるような
暖かい色使いの作品が多く
展示されていました。
見ているとパッと心が晴れやかになり、
私もたくさんの元気をもらうことが
できました。
今回、こういう素敵な芸術作品を見ていて
思ったことが2つあります。
ひとつは、
人が創り出す物は、その人の人生や
生き方がその物に反映されている
ということ
そして、もうひとつは、
人が創り出す物の価値とは
一体何なんだろうなってことです。
私が見た日曜美術館では、その工芸展で
入選された作家さんが何名か紹介されて
いました。
一人の女性作家さんは、
この閉塞したコロナ禍の世の中に
影響を受け、色々人生を考えさせられる
ことがあったようです。
そのため自分自身の作品づくりに対して、
かなり行き詰りを感じ、
苦悩されていたようでした。
そんなときに、旦那さんが、
近くの川へ散歩に誘ってくれました。
そしてその川の流れを見ていて、
何か吹っ切れたものを感じたそうです。
そして、その川の流れにヒントを
見つけ、作品づくりを再開することが
できたとのことです。
芸術作品って、そういう、
人のこれまでの生き様や、
味わってきた感情、
生きてきた中で体験したこと感じたこと、
など
その人が積み重ねた来たものすべてが、
創作の源泉になっているのかなあと
思いました。
そのそれぞれの人が体験してきた
違う人生が、それぞれの人の作品を
創り上げており、
またその積み上げてきた体験が付加価値と
なってその作品の価値を
高めているのかなあと。
工芸展に展示されていた作品は、
いくらするかわかりません。
「ご購入希望の方はお声がけください」
と書かれていました。
でもおそらく、あれだけの作品なので、
決して安くはないでしょう。
最低でも数十万円、
あるいは中には百万円を超えるものも
あるのではないかと推測します。
ただの器、箱、絵、人形と思われる方も
中にはいらっしゃるかもしれません。
材料費だけでいうと大した金額ではないものも
多いかもしれません。
でも、その材料費だけでははかれない
作品が、ある人が積み重ねた
人生から生み出される力が加わることで
一気に価値が何倍にもあがる。
中には、ゴッホなど、現在有名な画家でも
彼らが生きていた時は、その価値が
認められなかったという非常に残念な
例もたくさんあります。
でもそれでも、作品に乗り移った
彼らの色んな生き様や、
繊細さ、考え方、技巧が
後世になって、やっと認められた
ということなのでしょう。
例えば、一見同じような作品を、
これまで有名な賞を何度も受賞した人が
創るのと、
腕はそこそこいいけれど、まったく無名の
新人が真似して創るのとでは、
決して、同じ価値にはならない。
やはりそういうものなのでしょうね。
それで、よく考えてみたら、
これって、何も芸術作品だけに
当てはまる話じゃないよなって
思ったのです。
我々の仕事も
そうなんじゃないかと。。。
全く同じような仕事をしていても、
人によって頂く金額が全然違ってきたりする。
全く同じような製品やサービスを
提供していても、
会社や人のブランド力などで全く違ってくる。
人は、その人だから、その会社だから、
そこから買いたい。
つまり、
「あなただから、
この値段を払ってでも買いたい」
というものも多いのではないかと?
今回、芸術に触れてみて、改めて、
付加価値を高めるのは自分の生き方や
考え方等々。。。と
大切なことを学んだ気がします。
喜んだこと、苦しんだこと、悲しんだこと
そして、
そこから学び、人間的に成長し、それを
自分の糧とし、生き方に刻んでいく
決してモノやサービスを単純に作ったり
提供するだけではいけないのだろうな。。
そんなことを再確認させていただきました。
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
だからこの場を借りて少し...
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今回は、先ほど上でもお話した
画家の佐光亜紀子先生、そして、個展で
対応いただいた、その秘書の方への
ありがとうです。
まず、今回、佐光先生の作品を見て、
とても元気をいただけました。
色使いがとてもやさしくキレイで
ほんわりしていて、とても心地よい感覚
何とも言えないとても素敵な絵ばかり
でした。
本当に心が洗われるようでした。
いつか購入できる日が来ると良いなと
思いました。
今回
絵は購入しなかったですが、絵ハガキを
購入させていただきました。
その時に先生の秘書さんがとてもご丁寧に
ご対応いただきました。
そして、ナント、佐光先生が、
実は私がたまに通っている
医院の院長さんのお母様だということを
教えていただき、ビックリ。
「先生と是非お話ししていってください」
と親切におすすめいただきました。
でも他の方とお話されていたのもあり、
今回はご遠慮させていただきました。。
といことで、先生と秘書さんに感謝です。
「佐光先生、秘書さん、
とてもいい時間を過ごさせて
いただきました。
ありがとうございました!」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
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