心をどう整えるかで世界は変わる！ 旅で試された自分の在り方
- 金本 淳
- 9月2日
- 読了時間: 11分
皆様に幸運が訪れますように！！
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心動かす企業経営 vol.526
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＜心をどう整えるかで世界は変わる！ 旅で試された自分の在り方＞
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳（かねもとあつし）です。
ベトナムのハノイに旅行に行ってきました。
今回細々としたトラブルが結構多く、
ある意味大変ではありました。
でもそんなトラブルが多い旅行でも
自分にとっては学びが多い旅行でした。
物事はやはり捉え方次第で良くも悪くもなる
自分が成長するために色々な出来事は
起こっている
というのを改めて学べる良い機会となりました。
今回はそんな旅行を通じた学びについて
ご紹介します。
先ず最初のトラブルは荷物です。
空港着いたら３つのうち２つはすぐに
出てきたのに最後の１つが全然出てこない。
「ロストバゲージ？面倒だな」
というネガティブな思いが一瞬よぎりました。
でも、そこは考え直して、念のため
ターンテーブル以外のところも探してみよう
という考えが浮かびました。
そして周りを探してみると、
少し離れたベンチに座っている人の前に
なぜか私たちの荷物らしきものがある。
近寄って確認してみると、
やはり私たちの荷物でした。
なぜそこに置いてあったのかは謎です。
おそらく誰かが間違ってターンテーブルから
降ろして、ベンチまで持って行って確認したら
違う荷物だと気づき、そのまま置いて行った。
そんなところでしょう。
「間違ったらターンテーブルに戻すだろ」
とも一瞬思いました。
が、文句を言ってても仕方がない。
そこは気を取り直してこんな風に
考えることができました。
「ロストバゲージで手続きしたり、
荷物がないことで起こる不便さを考えると、
見つかったので良かったじゃないか」
「次からもし同じようなことがあれば、
すぐに周りを探してみるということも
学べたし」
そして、次は２日目に起こったトラブルです。
文廟という観光名所に先ずは向かいました。
そこまでは良かったのですが、
次がとんでもないことになりました。
そこから歩いて10分くらいのところに
ホーチミンの遺体が安置されている
ホーチン廟というのがあるので
そちら方面に向かいました。
ところがしばらくすると、歩道に人が
ぎっしりと座りこんでいるエリアに
入ってきました。
その辺りは道も通行止めでバイクしか
通れなくなっていました。
ベトナム建国80周年記念の軍事パレードの
リハーサルがあり、一部道路も封鎖される
と聞いていましたのでその影響のようです。
ただリハーサルは夜だと聞いていたので、
真昼間から動きがとれない状態にはびっくりです。
それでも何とか人が溢れている地域を
抜けていきましたが、ホーチミン廟の方面は
完全に立ち入り禁止で全く近づけません。
あきらめてタクシーを捕まえようかと思い
歩き出しましたが、道がどんどんどんどん
通行止めにされてきています。
いくら歩いてもクルマがまともに走っている
通りには辿り着けません。
太陽が照りつけ、滅茶苦茶蒸し暑く汗だくです。
正直これはヤバイと少し思い始めました。
結局1時間以上は歩いたかと思います。
足が結構クタクタでした。
でも何とか通行止め地域を抜けて
クルマ通りのある通りに出ることができました。
その頃には、一気に空模様が変わり、今にも
雨が降り出しそうになってきました。
私たちがタクシーに乗った瞬間、
雨が強く降り出しました。
もうあと5分遅かったら風も強かったし
ずぶ濡れになっていたかもしれません。
ある意味助かりました。
また、行く予定のなかったハノイで一番大きな
湖のほとりも歩くことができたのでこれも
ある意味良かったのかと。
タクシーも通行止め地域に何度かつかまり
Ｕターンするなど苦労していましたが、何とか
迂回路を通ってホテルまで連れて行って
くれました。
タクシーのかなり仏頂面のおじさんが
まるで天使のように思えたと
妻は言っていました(笑)
そして、このリハーサルには続きがあります。
その後ホテルでしばらくお茶をして、
夕方からハノイの旧市街方面に行ってみよう
ということになりました。
ホテルから旧市街方面のほうは
通行止めされていないようですし、
最悪、徒歩で30分位で歩いて帰ってこれる
場所なので、何とかなるだろう
という考えでした。
旧市街でお土産を買ったり、お寺を巡ったり、
ナイトマーケットを散策したりして、
気づいたら夜8時半くらいでした。
そろそろゆっくり歩いて帰ろうかと
ホテルの方向に歩きだしました。
ところが、ナント帰れない。
ある大きなメイン通りが完全に人も立ち入り禁止なの
です。
そこを横切らない限りのホテルの方向にはいけない。
しかも歩道には人が身動きできないくらい
ぎっしりの見物人で埋まっています。
しばらくするとパレードが始まり、
結局終わったのが10時半頃。
ベンチで終わるまで待っていました。
この日の経験も、
「せっかく旅行に来たのに行きたいところにも
行けない！不自由な目に遭って最悪だ！」
と思ってしまえばそれまで。
でもベトナム建国80周年のパレードという
普段ではあり得ない街や人の雰囲気を味わえた
と考えれば、それはとっても貴重であり
ラッキーだったとも考えられる。
パレードも人が多すぎてきちんとは
見れませんでしたが、でも後ろから背伸びすると、
何とか少しは様子を見る事が出来ました。
また、リハーサルなのにあれだけ人が集まり、
すごい歓声が湧きあがるというのは、
ベトナムの方が国やホーチミンをそれだけ
愛しているということ、
本当にあの国民の熱量を知れて良かったです。
実際、今回の通行止めについては、
自分自身でもなぜかトラブルに遭っている
自分達が面白くて笑えました。
最終日は最終日で台風が近くを通り、
終日雨でした。
観光地は雨だとつらいので地元民に
かなり人気だとういうイオンに
行きましたが、心配だったのは、
台風の影響でフライトがキャンセルに
ならないかということでした。
実際空港に行ってみると、
それは大丈夫そうなので問題なかったです。
ただ、驚いたのはチェックインするのに
長蛇の列が出来ていることでした。
２００ｍくらいはあったと思います。
これまで色んな空港を使っていますが、
こんな長蛇は初めてだったので驚きましたが、
これも意外と早く進み30分位で
何とかチェックイン出来ました。
最後は飛行機の中です。
出発は夜中の1時40分とすっかり眠い
時間です。
なぜか私たち家族の周りは幼児が沢山いました。
搭乗前から眠気があり座ったらすぐに寝たい
と思っていましたが、子供が騒ぎ、
後ろからガンガン椅子を蹴ってくるのです。
自分も子供を持つ親ですし、
子供のことだから仕方ないと思うことは
できましたが、結局子供たちが静かに
寝てくれるまで1時間くらいかかりました。
これも昔の自分であれば、ずっと子供たちの
事ばかり気にして、益々イライラを
募らせていたでしょうが、
そこにはフォーカスせずに違うことを
考えていました。
「これは自分への卒業テストで
これを冷静にやり過ごすことができれば
ひとつ人として成長できるんだ」
みたいに思ってました。
そうすると、段々と心も落ち着き
気にならなくなりました。
もしかしたらそれが子ども達にも
通じて静かになったのかもしれません（笑）
これ以外にも色々あり、今回は
いわゆるトラブル多き旅ではありました。
ちなみに一応断っておきますが、
上のように書くとまるで私が出来た人間
であるかのようにも思いますが、
決してそうではありません。
もちろんネガティブ感情も湧いてくることも
ありましたし、また、その他のこと含めて
自分の行動で反省すべきことは色々ありました。
でも、総じて、私的にはとても楽しかったですし、
沢山学べ有意義な旅でした。
今回の学びを活かせば次回はもっと
楽しい旅ができるとも確信しています。
それに、今回結局行けなかったところも
色々ありますし、これは神様が
またベトナムに来いと言ってくれてるのだ
とも思っています。
ある意味今回は、人として成長するための
色々な試練を与えられた旅だと思えば
すべて良し！という感じです。
結局思うのですが、
起こったことは仕方がない。
大事なのはそれに対してどう自分が
考え、一番良い方法で対処できるかなのだと。
正直今回の一連の出来事については、
昔の私であれば、文句や不満を
沢山言っていたと思います。
でもそうやって文句や不満を言っていると、
不快な気分が続きますし、自分だけでなく
周りにもその不快な気分を
伝播させてしまいます。
今回は何かあった時でもすぐに
気持ちを切り替えられるか、
という天からのテスト。
最近やはり思うのは、
自分に起こることは全て必然であるということ。
今の自分に必要なこと、
学ばなければならないことが
出来事として起こっている。
そして、その学びをきちんと習得するまで、
何度も何度も学びのための出来事が起こる。
そうやって一つの学びをクリアすれば、
今度は違う学びがやってくる。
同じ出来事でも人によって捉え方は違う。
ポジティブに捉えるか、
ネガティブに捉えるか、
本当に人それぞれだと思います。
でもポジティブに捉えると、
人としての成長は加速すると私は思うのですが
いかがでしょうか？
ご参考になれば幸いです。
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＜今日のありがとう＞
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
だからこの場を借りて少し．．．
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今回上に書いた通り、色々あった旅行でした。
自分が旅行に行ったら色々回りたい派なので
パレードのリハーサルで通行止めなどの
トラブルが予想される中でも、
出掛けてしまい、結局、妻や息子に
しんどい思いをさせることになってしまいました。
もっと柔軟に頭を切り替えて
違う過ごし方、楽しみ方をすれば良かったと
反省しています。
少し行き違いはありましたが
そんな私の考えや行動に文句も言わず
つきあってくれた妻や息子には本当に感謝です。
また、今回は色々学ぶことができましたし
これからは、その学びや反省を活かし
もっと柔軟に皆で楽しめたらいいなと
思っています。
とにかく、付き合ってくれた
妻と息子には感謝です。
ありがとう！
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように！
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