top of page
  • 執筆者の写真金本 淳

クリスマスと企業活動から考えたこと

更新日:2020年2月11日



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

心動かす企業経営 vol.99

=================


<クリスマスと企業活動から考えたこと>



おはようございます。


フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。




今日は、クリスマスイブですね。


クリスマスというと未だに

何かワクワクするような気がします。


今日はクリスマスに絡めて

経営や商売について考えてみたい

と思います。


クリスマスひとつとっても企業は色々

努力していますよね。




日本人がクリスマスを祝い始めたのは

明治時代。


20世紀に入ったころからなんですね。


戦後かと思っていたので意外で

少しビックリしました。



最初にクリスマスセールを開始した

と言われているのが明治屋。


明治37年(1904年)銀座のお店に宣伝広告

としてクリスマスの飾りつけ商業用

ディスプレイを始め、

話題になったそうです。


そして、この頃からプレゼントを贈る

というのも徐々に増えてきたとのことです。



大正8年(1919年)、帝国ホテルが

一般客向けにクリスマスパーティーを開催。


大正から昭和にかけては

百貨店などのクリスマス商戦も盛んに。


そして昭和になると銀座、渋谷、浅草の

喫茶店やレストランがクリスマスに

ちなんだメニューを取り入れるようにも

なってきたとのこと



戦争中はさすがに自粛。

でも戦後すぐにクリスマスは復活。



因みに、クリスマスケーキは、

明治43年(1910年)に不二家が

発売したそうです。 


1960年頃の高緯度経済成長期の頃には、

冷蔵庫の普及に伴い生クリームの

イチゴショートケーキが定番に。

因みに海外ではこの習慣はないそうです。



そして70年代後半くらいからでしょうか?


クリスマスと言えば

ケンタッキーフライドチキン。


我が家でも小学校の頃から

クリスマスはケンタッキー。


もともと家族がケンタッキー好きだった

というのはありますが、ケンタッキーの

販促策に見事にはまってました。


ちなみにアメリカは七面鳥なので、

ケンタッキーはクリスマス時期は

日本とは真逆、

一番売上が下がるそうです。



80年代から90年代初の

所謂バブル時代のクリスマス。


牧瀬里穂さんなど出演してたJR東海の

CM「クリスマスエクスプレス」


山下達郎さんのクリスマスイブに乗せた

CMが大ヒットしていた時です。


クリスマスはカップルのための日

という感じでした。



高価な指輪や宝石を

プレゼントすることが一般化。


高級ホテルで高級ディナー。

スキー場なんかも大混雑。

世の中バブッってました。



私はその頃はまだ学生でしたので、

その恩恵を直接受けた訳ではないですが

大人たちはすごいなと思っていました。



その後バブルの崩壊とともに、

高級路線も終焉。



しかし、昨今、インターネットの

普及により、小売業のクリスマス商戦は

厳しい戦いに。


丁度クリスマス時期にお歳暮の販売も

始まるため、小売業では一年で

最も忙しい季節。


ただ、ネット通販を利用する人が

大幅に増加。



昔は、プレゼントはお店で購入

というのが当たり前。


12月のデパートなどはすごく混雑

しているイメージでした。


だから、実店舗しかもたない

小売業には大打撃です。


因みに我が家もネット利用派。


出かけなくてもいい、安いというのが

最大のメリットです。



ネット普及によるクリスマス商戦の

衰えから復活するため、地方発送や

ネットショップの開店など、

デパートやスーパーなどでは

毎年様々な工夫を凝らし、

消費者の獲得に力を入れていますね。



そして、景気低迷の昨今、

それでも元気なのはやはり

子供向けのクリスマスプレゼント。



特に、昨今は昔と違い、

高額なゲーム機やそれに関連する

ソフトウェアがすごいそうです。


クリスマスシーズンの販売数が

年間売り上げの半数を占める

と言われているほどです。



また今は、SNSが普及して、

若者たちのクリスマスの過ごし方も

段々変わりつつあります。


それに合わせて、今後色々な商売が

生まれてくるのかもしれませんね。




こんな風に、時代の流れとともに、

クリスマスの楽しみ方、

クリスマスを取り巻く商売事情も

色々と変化しています。



その中で、企業や商売人は時代の変化に

合わせた対応をしたり、


新しいことを考え出したり、


あるいは便乗して新規参入の

新しいビジネスを始めたりと


色々工夫しているなと思います。



例えば、クリスマスの電飾をとっても

変わってきてますよね。



LEDの普及。


一般家庭での電飾も10年くらい前には

すごく流行りました。


その頃には普通の電飾だけでなく、

色々な種類のものが出てきてますよね。


でも昔に比べて今の時代は、

少し一般家庭のイルミネーションは

落ち着いてきた感もあります。



そういうグッズに関わっている企業は、

この流れにより経営に大きく影響を

受けているのではないかと思います。


クリスマスだけに頼っていては

時代の流れに翻弄されてしまう。


だから、それを他の商品に生かしたり、

あるいは技術を何かに転用したり

しているのではないかと思います。



クリスマスと少し似ているのが

ハローウィーン


このハローウィーン、

宗教的には日本と関係がないですが、

完全に普及してきていますよね。


経済的効果も結構あります。



私は、渋谷に人が集まり、

クルマを横転させたり、

お店に迷惑をかけたりする

ことについては、反対です。


ただ、 商売や企業経営に

使えるものは使う。


新しいことをどんどん取り入れて、

自分の商品やサービスを磨いたり、

販促に使ったり、

そういうことはいいのでは

ないかと思います。




当たり前なのですが、

企業はどんどん時代の流れや

周りの環境にあわせて

変化していかなければなりません。


これは別に一般消費者向けの

小売業だけに限った話ではない。


製造業、サービス業、農業、漁業、

情報通信業、運輸業、

考えたらすべてそうですね。


でも意外に多くの企業では、

まわりが変化しているのに、

昔ながらのやり方を継続

してしまっている。


このやり方で前は成功

していたんだから、

上手くいくはずと、

なかなか変えることができない。


そして気づいたら、かなり厳しい

ところまで来てしまった。


そのような事もあるかと思います。



時代が変わっても、

安定し続けている企業は、

やはり時代の変化に合わせて

変わっていける企業ですね。


時代の流れを読んで、自分から

色々挑戦できる企業にしていく、


それが企業経営なのだと思います。



今は情報は色々なところで入手できます。


同業他社がやっていることだけではなく

異業種が取り組んでいることにも

ヒントがあるように思います。



経営者は、積極的に色々と情報収集して、

何か自社の経営に生かせないかと

常に考えていく必要があると思います。



それは、私自身にも言えることです。


自分も同じやり方だけに

こだわるのではなく、

時代の流れに合わせて変えていく。


いい部分は残し、

新しいものを取り入れる。



クリスマスやハローウィーンという

イベントが自社とは全く関係なく

縁遠いものだったとしても


何かそれにあやかれることはないか?

売上を上げる事につながるものはないか?


無理やりにでも自社に何が出来るか?

を考えてみる。


そんな大胆な発想力が

必要かもしれません。




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

だからこの場を借りて少し...

=================



今日は、関与させていただいている企業

の社長、Nさんへのありがとうです。



Nさんの会社とは2年ほど前に、

公的機関の仕事で関わらせて

いただきました。


その縁もあり、今年に入ってから、

人材育成や組織づくりの強化を

目指して一緒に仕事をさせていただいて

おります。



N社長は、とてもフットワークの軽い方で

色々な人と会ったり、新しいことに

どんどんチャレンジしていく

そういうマインドを持たれています。


だから、私自身も色々学ばせていただく

部分も多くあり、私にとっては大変

有難い存在です。



これから、まだまだやるべき

ことがたくさんありますが、

しっかり自分の力を発揮して

いければと思っています。


私はコンサルティングで大事なのは

経営者の強い気持ちだと思います。


いくらコンサルだけが頑張っても、

経営者の意志次第で結果は大きく変わる

と思っています。


その点、N社長は私が提案する内容に

対して、とにかくやってみようという

という前向きな姿勢の持っていただける

方です。


そしてN社長を支える周りの方々も

それだけの能力を持たれている方

ばかり。


だから、必ず、どんどんいい成果を

出していけると強く信じています。



N社長にはいつも感謝です。



「N社長、

いつもありがとうございます!」


「御社がどんどん強い企業になって

いけるよう最善を尽くしていきます。

引き続きよろしくお願いします!」





最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





◆読者からの励ましの声が、

何よりもエネルギーになります。

 あなたからの感想・コメント、

お待ちしています。

 お気軽に、コメントください

info@feli-zes.biz




【本メルマガについて】


このメルマガは、


・働く人のヤル気であふれ

活き活きと働ける職場を作りたい


・働く人が持てる能力をフルに発揮しながら

成長してもらいたい


・成り行きではなく明確なビジョンを

持って、経営を進めたい


・経営者と従業員がそのビジョンに向かって

一体となって進んでいきたい


・仕事を通じて世の中に貢献したい


そんな中小企業経営者の皆さまや

企業経営に関わる方々にお役に立てれば

という想いで発行しています。




このメルマガでは、

自分自身のサラリーマン時代の経験や

実際のコンサル現場での経験などから、

日々感じたことを情報発信

させていただきます。


その中で、ワクワクドキドキ心動かす

企業・お店づくりのヒントを提供しながら、

お役に立ちたい。


そして自分自身も一緒に豊かな人生を

目指して成長していきたいと考えています。


メルマガへの想い詳細はこちら

https://www.felizes.biz/mailmagazine




◆フェリーゼス経営理念◆

ワクワクドキドキ、

働く人の人生を豊かにする

コンサルティング


◇フェリーゼスミッション◇

経営者と従業員が、

毎日会社に行くのが楽しみで仕方がない

ワクワクドキドキで一杯の

中小企業づくりをサポートします!


ご興味ある方、詳細はこちら

https://www.felizes.biz/aboutus



【公式サイト】

https://www.felizes.biz/


【個人Facebook】

https://www.facebook.com/atsushi.kanemoto.9


【公式ブログ】

https://www.felizes.biz/blog

(過去のメルマガもアップしています)


***************************************

心動かす企業経営

【発行元】フェリーゼス経営支援事務所

【発行責任者】金本 淳

経済産業大臣登録 中小企業診断士

豊田市働き方改革アドバイザー・講師

【住所】

〒480-1161愛知県長久手市荒田1-1-718

【お問い合わせ】 info@feli-zes.biz

=========================

閲覧数:23回0件のコメント

Comments


本ブログは、毎週、火曜、金曜に

メルマガで発行しています

本ブログは、毎週、火曜、金曜にメルマガで発行しています

本ブログは、毎週、火曜、金曜にメルマガで発行しています

bottom of page