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心動かす企業経営 vol.171
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＜大事なのは環境に合わせ行動すること＞
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳（かねもとあつし）です。
先日、ある経営者の会の打ち合わせが
ZOOMでありました。
その中で、少し興味深い話を
ある経営者の方（以下Rさんと
させていただきます）から伺いました。
コロナ禍、そして
アフターコロナで世の中が
変わっていく中、
自社がどのように対応していくのか
ということに関してです。
その方は、個人でガラス工房を
営んでいらっしゃる方です。
普段は作品の製作・販売だけでなく、
体験教室などもされている方です。
前向きな方で色々な新しいことを
自身の事業に取り入れようとされています。
Rさんは、コロナがやってくるまでは、
インバウンド向け、
いわゆる日本を訪問する外国人向けに、
自身の商品を売っていくことを積極的に
検討されていました。
日本人をターゲットにするより、
外国人をターゲットにしたほうが、
商圏も広くなり、可能性も広がる
ということでインバウンドに
注目されたのだと思います。
ところが、皆さんよくご存じの通り、
このコロナの影響でインバウンド需要は
すっかりなくなってしまっています。
でも、そこで、止まっている方では
ありません。
すぐこのコロナ禍の状況を受け、
普段から一緒に勉強されている方たちと
新しい一手を考えられたのです。
それは、YouTubeを使った動画発信です。
しかも面白いのは、自身の作品を
紹介する動画ではありません。
日本に興味のある世界の人たちを
対象にした、日本食の作り方を紹介する
動画だそうで、
フェイスブックでもすでに紹介されて
いるようです。
「ヘルシークッキング・フロム・
ジャパン」
本当なら、日本に来てもらって、
色々な日本食を食べてもらいたいのです。
ただ、それができないので、せめて、
外国人の方にも自宅に居ながら、
日本気分を味わってもらう。
そんな狙いなのでしょう。
言語は、しゃべりは日本語ですが、
字幕で英語と中国語ともうひとつ
忘れましたが、3か国語で解説する
そうです。
また、出演者も、日本人だけじゃなくて、
外国人も加えるとのこと。
日本語だけだと、対象が限られますが、
英語や中国語を加えること、
また出演者に外国人を加えるということで
ターゲットは相当広がるのでは
ないでしょうか。
ちなみにこの経営者の方は60歳は
超えていらっしゃいます。
一人ではなく仲間と一緒というのはあります。
それでも、YouTubeを始めようとする
意欲がすごいと思います。
しかも思いたったらすぐに
動画編集講座にも申し込んで
勉強しているとのこと。
「今のガラス職人ができなくなっても、
動画制作の技術を持っていれば、
それを請け負って稼いでいけるし、
一石二鳥でいいでしょ」
みたいな話されていました。
恐れ入ります。
このチャンネルが皆さんに見ていただける
といいな。
それでまた何かRさんのプラスに
なることがどんどん起こるといいなと
思っています。
一応、数週間中には第一号がアップされる
とのことなので、どんな感じになるのか
楽しみにしています。
今回私がこのRさんの取組みを特に
ご紹介したいなと思ったのは、
上記のような事だけではなく、
ズバリこの方の思考回路なんですよね。
環境をしっかりウォッチすること、
そしてその変化に応じて
すぐに何かできないか考える。
必要なら手を打つということ。
行動の素早さと、物事の発想の仕方、
多分、Rさんは、今回、何人かの仲間と
手掛けた日本食チャンネルでYouTubeの
経験を積んだら、今度は、自分の作品を
YouTubeで紹介されるのだと思います。
実際、Rさんのガラス作品を、
別の方がYouTubeで紹介されている動画を
見たことがあります。
私は、その動画を見て、とても感動しました。
なんて素敵な作品を創作される方なんだろうと。
実は、それまでも何度も直接お会いしたことは
あったのですが、Rさんの作品を見たのが、
その動画で初めてだったのです。
とても手の込んだ芸術的な作品を
創られるのです。
材料から、作品に生まれ変わるプロセス。
その手の込んだ、複雑なプロセスを
紹介するのに、
動画はまさにぴったりだと思うのです。
店頭で作品を見ても、結果としての
作品しか私たちは味わうことができません。
でも動画でその手の込んだ過程を知れば、
作品の価値も倍増するのではないかと
思うのです。
そういう意味でも、YouTubeって
使い方によってはとても効果的なのだなと
思いました。
だから、Rさんが、ある程度ノウハウを
蓄積した後に、自身の作品をYouTubeで
紹介するようになると、
すごいプロモーション効果が
得られるんじゃないかと思います。
そこまで先のことを考えて、
RさんはYouTubeチャンネルを
みんなで開始することとしたのだと
勝手に想像しています。
たまたま、今回のコロナというものを
きっかけに新たに取組みを始められた
事例ですが、私にとってはいい刺激に
なりました。
別に、何でもかんでも新しいことを
やらなければならない
というのではありません。
ただ大事だと思うのは、常に周りの
環境変化にはアンテナを張っておくこと。
そのうえで自社に必要なこと、
必要でないことを取捨選択できる力を
備えておくことが大事だと思うのです。
何も知らずに、変わらないのと、
知っていて、あえて変わらない。
というのでは、雲泥の差です。
元々、コロナ云々の関わらず、
経営とは、周りの環境に合わせて
自社の事業を最適化していくこと
だと私は思っています。
でも実際問題、昔の成功体験に引きずられ
なかなか変化できない中小企業も
多いのではないかと思いています。
全般的に人は変化が嫌いな生き物だと
思います。
これは自分自身についても当てはまると
思います。
でも私自身も、今回のRさんの取組みに
触れて、変化を恐れずに、周りの環境に
適合していくことをドンドン
やっていきたいと改めて思いました。
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＜今日のありがとう＞
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
だからこの場を借りて少し．．．
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今日は、今のマンションに
住むきっかけを与えていただいた
Kさんへのありがとうです。
Kさんは、妻の知り合いです。
たまたま、埼玉に住んでいた際に、
妻が仕事で知り合った方です。
私は2007年に東京勤務から
名古屋勤務になりました。
その時は、八事にある会社の借上げ社宅に
一旦転居しました。
ただ、家賃の補助も切れる
ということだったので、
八事近辺で中古のマンションを
探し始めたのです。
でも値段の割にいい物件がなかったのです。
その時にたまたま、妻の知り合いの
Kさんの自宅のすぐ側である
今のマンションを紹介された
そうです。
私は、藤が丘という土地に全くなじみが
なかったので、最初は全く興味を
示しませんでした。
でも、ダメ元で、一度見に行こう
ということで見に行ってみたのです。
そしたら、とてもいい印象を受け、
マンザラでもなくなってきました。
そして、結局、今のマンションに
落ち着くことに。
人の運命ってちょっとしたことで
大きく左右されますよね。
実際、今住んでいる長久手市は
とても気に入っていますし、結果オーライ。
この選択は正解だったのだと思います。
そういった意味でも、Kさんには
感謝なのです。
「Kさん、ありがとうございました。」
「Kさんのおかげでいいところに
住むことができました！」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように！
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