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母の日から学ぶ思いやり経営の実践

執筆者の写真: 金本 淳金本 淳



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心動かす企業経営 vol.239

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<母の日から学ぶ思いやり経営の実践>



おはようございます。

フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。 




日曜日は母の日でした。


一年に一度、改めて、いつもお世話に

なっている母親に対して感謝の意を

示すことができる日ですね。



日ごろは照れくさくて、

何か母親に対して、言葉をかけたり、

プレゼントをしたり、ということが

なかなかやりにくいものです。


でもこういう日があると堂々と感謝の

気持ちを伝えられるからいいですよね。



私の場合、自身の母も義理の母も

既に亡くなってしまっています。


だからこの日は、心の中で感謝の意を

改めて伝えることにしました。




さて、その母の日、

小6の息子は、黙っていたら

何もやりそうになかった?ので、


「何か花でも一緒に買いに行くか?」


と提案してみました。



すると普段なら、

面倒くさがりそうな息子が、

その日は珍しく「いやだ」とは

言いませんでした。


一応、息子なりに何かしてあげたほうが

いいと思ったのでしょう。


まあそれだけでも十分OKです。



ということで、日曜日

一緒に花を見に行くことにしました。



花屋さんで、息子に自分がいいと

思うものを選ばせて、レジ待ちで

並んでました。


そうすると前のお父さんと娘さん二人、

一人はまだ3歳くらい、そして

お姉ちゃんのほうが、小学校2年生くらい

でしょうか。


お姉ちゃんのほうが、カーネーションを

一本手に持っていました。



そういえば、先ほど、そのお姉ちゃんが、

どれにしようかとお花を選んでいたのを

思い出しました。



そして支払いの順番がきた時に、

そのお姉ちゃんが、自分の小さな財布から

小銭を取り出しながら、お父さんと一緒に

金額を数えているのが見えました。



なんかその姿を見ていると、

とても微笑ましく思えました。


お母さんのために、自分の小遣いで

お花をプレゼントしてあげたい

と思ったのでしょうね。


その子のお母さんが、

その一本のカーネーションを

プレゼントされた時の嬉しそうな

表情が浮かんでくるようで、

何か私自身が嬉しくなって

しまいました。



そして、その時ふと自分が子供のころの

記憶がよみがえってきたんですよね。


私が小学校高学年の時に、

母の日に、調味料入れを自分で買いに

行ってプレゼントした時のことです。



プラスチック製で、赤色の枠に

砂糖とか塩とか入れる引き出し式の

容器が3つ並んでいるものでした。


その調味料入れを、私の母親は、

その後ずっと使ってくれていました。

何十年も。



多分、どんなものでも、自分の子供から

もらったものは嬉しい。


自分の子供が、自分のことを思って

自分のために何かしたいと思って、

行動したこと、

その気持ちだけで十分。


親とはそういうものなのでしょうね。



親は子供に見返りは求めることなく、

愛情を注げるものです。


それでもやはり、実際に子供が

自分を思ってくれる姿を目の当たりに

すると、嬉しいものなのでしょうね。




こういう、子供が親を思う気持ち、

逆に親が子供を思う気持ち、

というのは身内だから持てる

というのはあると思います。


でも、もしこういう気持ちを、企業の中で

みんながお互いに持てるようになると、

素敵な企業になるだろうなと。



全く家族と同じような気持ちを持つことは

難しいのかもしれません。


でも、相手を思いやるということは

決してできないことではないと思います。


また、家族じゃない他人同士だから

やりやすいということも逆にあるような

気もします。



母の日ではないですが、

例えば、こんなのはありかと思います。



従業員の中で誕生日を迎える人がいれば、

その日は、みんなからその人に対して

感謝の気持ちを一言ずつ述べる日にするなど。


そして、その日は家族と過ごして

もらうために通常の勤務時間より

少し早く帰宅して頂くとか。



早く帰宅してもらうというのは

おまけとして、やはり、母の日と同じで、

そういうイベントがあると

日ごろ思っていても言えない気持ちを

伝えられるかもしれません。



誕生日に絡めて何かをやるというので

あれば、全員に平等に回ってきます。


そして、従業員の数にもよりますが、

一年間である程度適当にばらけていると

思います。


また、忘れない、程良いタイミングで

その誕生日イベントが開催できると

思うのです。



そうやって活動を続けていると、

徐々に従業員間の関係性が向上してくることは

間違いないと思います。



「従業員同士仲良くやってください」


「お互いが思いやりを持って

尊重しあいましょう」


などと、行動指針などで掲げている

企業さんも多いと思います。



ただ、指針で掲げるだけでは

上手くいきません。


やはり、その指針を実現できるような

具体的な行動につながる策を会社として

実践していかないと、

人はなかなか行動できないし、

変わらないと思います。



会社は家族じゃないから、

働いてくれさえすればいい

という考えもあろうかと思います。


従業員の中にも、

会社でそんなことする必要ない

と思う人もいるかもしれません。


ただ、それはこれまでそういう環境が

なかっただけで、会社としてそういう風土に

していけば、絶対に嫌だと思う人はいない

と思うのです。


誰だって人から認められたい、

尊重されたい

という気持ちは必ずあると思うのです。



私は個人的には、

企業が成果を出せるかどうかは、

やはりそこで働く人がお互いに尊重される

風土が絶対必要だと思います。


それが人間の根源的な欲求だからです。



お互い人間なので、多少の誤解や

すれ違いはあるのは仕方がありません。


ただ、それを埋める日ごろからの

潤滑油が従業員の間で流れていれば、

いい関係性を築いていけると思うのです。



当然、いつも述べておりますように、

こういう活動は企業のトップである

経営者から率先してやっていかないと

成功はしません。



もし、今回お話した内容にご共感

いただけたら、会社の中で、

お互いを思いやる気持ちを育む活動を、

何か考えて、とりいれてみては

いかがでしょうか?



きっと手間をかける以上の効果が

期待できると私は思います。





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<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

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母の日の話を書いたから、

ついでという訳ではないですが、

今日は、実の母、義理の母に

感謝したいと思いました。



本当によく言われるように、

いなくなってから、有難味が

身に染みてわかるようになりました。



今になって思うと、もっと息子として

いい接し方をすべきだった

と後悔することも多いです。


でもそう言っていても仕方がありません。


今の自分にできることは

ずっと感謝の気持ちを忘れないこと

そして、親にしてもらったことを

自分の子供にしてやることだと思います。



そんな自分の姿を、せめて

見てもらうことが、少しでも

天国にいる母たちへの感謝の気持ちに

繋がると信じています。



「ありがとう!二人のお母さん」





最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





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