
(2022年9月 猿投山から豊田市方面)
皆様に幸運が訪れますように!!
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心動かす企業経営 vol.370
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<たかが挨拶、されど挨拶>
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
先日、豊田と瀬戸にまたがる
猿投山に行ってきました。
以前も少し書きましたが、
猿投山はいつも家から見えていて
なぜか気になるのです。
何か山から見えないパワーを
もらっているような、
自分達を見守っていてくれているような、
そして、山から呼ばれているような、
そんなものをいつも感じるのです。
山の麓にある猿投神社には、これまで
何回かお参りさせてもらっています。
でも、ここ一年くらい、それだけでは
何か物足りなさを感じていたのです。
どうしても山の頂上まで行きたい
という衝動に駆られたんです。
ただ、山に登るとなると、
多少時間もかかるので、
それがなかなか実現できませんでした。
ところが、先日丁度時間がとれたのです。
朝起きるとたまたま天気も良く、
「今日はチャンスだ!
行くなら今日しかない
行ってみよう!」
ということになりました。
登山者用駐車場に着いたのが
10時半ごろ。
既にほぼ駐車場が満杯でした。
「こんなに人来てるんだ」
と少し驚くと共に安心しました。
実質、山登りというのは子どもの時、
家族で行った時以来です。
ネットで情報を見ると、
初心者でも登れるという感じでした。
でも、行ったことないので
どんな様子かわからないし、
人もあまりいないんだろうなあ
と少し不安に思っていたんです。
早速、ルートを確認しながら
山に登り始めました。
少しすると、山を下りてくる人たちと
すれ違いました。
その時、不意に
「こんにちは!」
と声をかけられました。
私もあわてて、
「こんちわ!」
と返しました(笑)
それからまた下りてきた人もやはり
「こんにちは!」
と挨拶してくれるのです。
山登ってる人はこんな風に
挨拶をするんだなと、
その時、理解しました。
だから、私もそこからは
自分から積極的に
「こんにちは!」
と言うようにしました。
元々、私は一人で登っていて、
とにかく頂上に行ってみたい
そういう気持ちだけで来ていました。
だから別に誰かと話したいとかいう
気持ちも全く持っていませんでした。
でも、何かそうやって、
すれ違う人と気持ちよく
挨拶しあうことで、
ちょっと嬉しいというか楽しい
気持ちになってきました。
何となく親近感も湧き、一人で登っている
という気もしなくなりました。
そして、
初めて会う人ばかりなのですが、
挨拶をしあうということだけで、
関係性に変化が起こるのではないか
とふと思いました。
挨拶しなければ全くの赤の他人の
ままです。
でも言葉を交わせば、それだけで
ちょっとした知り合いに変わるのだと
思います。
この違いが大きいと思うのです。
たかが、一言の「こんにちは!」です。
でも、そのパワーを感じた瞬間でした。
たった一言あるかないかで、
人の気持ちって変わるんだなあ
というのがよくわかりました。
そう言えば、ある中小企業さんで
こんな話を聞いたことがありました。
その方は、先代の父親から
事業を受け継いで社長になりました。
でも当時は、企業の業績もよくなく、
社内の活気もなかったそうです。
社員同士も何かギスギスしていて、
仕事に最低限必要なこと以外は
あまりコミュニケーションもとらない。
そんな感じでしたので、
コミュニケーションミスによる
つまらないトラブルも結構
発生していたそうです。
だから、
「これは何とかしないといけない」
と考えました。
でもお金もかけられないし、
どうしようかと悩んだようです。
結局、
簡単にできることから始めてみよう
ということで、挨拶をしっかりしよう
と考えたようです。
ただ、やり始めたのはいいですが、
見ていると、中には、
小さい声で人の顔も見ず
つぶやくように言う人、
殆ど声は出さず、首だけ動かす人、
も多い。
でもそれではあまり意味がない。
やはり挨拶はちゃんとやるから
お互い気持ちいい。
確かに、山で挨拶される人は皆さん、
はっきり聞き取れる声でちゃんと
挨拶をしてくれました。
だから私には心地よく感じました。
ということで、
やり方ももう少し工夫を加える事に
したそうです。
それは何かというと、
相手の目を見て、ちゃんと声を出す
そして、
挨拶する時に手をしっかりあげて
元気よくハイタッチを行う
というものです。
それを朝会った時の
「おはようございます」、
帰る時の
「失礼します」
と言う際にやる。
最初は、社長一人で社員全員と
ハイタッチ挨拶をすることを
実践していったそうです。
そしたら、暫くすると、
それを見ていた従業員の間でも
やってくれる人が徐々に増えてきた。
そうやって段々と社内全員が
ハイタッチをする文化が定着するように
なってきた。
そして、それと共に変わってきたのが
社員の表情です。
表情が明るくなった。
そして、
社内の雰囲気も以前のどんよりした
雰囲気とは打って変わって、明るくなり、
風通しがよくなってきたそうです。
たかが挨拶です。
でも今回、山で声をかけていただいた
「こんにちは!」
という一言。
これだけで、
私の一日はより気持ちいいものと
なったことは間違いありません。
念願の山に登れたという充実感はもちろん
それに加え、何かプラスアルファの
ものをいただき、2倍得した気分で
家に帰ることができました。
たかが挨拶、されど挨拶
人と人の距離を縮める
「挨拶のパワー」
ただでできるし、
やらない手はありません。
私自身ももっと意識して
やっていきたいなあと思いました。
ということで色々感じさせていただいた
有意義な一日でした。
ご参考になれば幸いです。
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
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上にも書いた猿投山の登山
挨拶の話以外でもとっても
気持ちの良い一日を過ごせました。
森の中の景色や空気、
展望台からの景色、
水が冷たく澄んだ川、
川の流れる音、
今年あまり聞かなかった
ツクツクボウシの声、
頂上の景色やさわやかな風と
そこで食べたお弁当、
途中の神社、
道中に出逢った
鳥、ヘビ、蝶、沢蟹、
往復、4時間弱、
普段山に登ることがないので
足は少し疲れましたが
久しぶりに自然を感じた一日でした。
今も外をフト見ると
我が家をあたたかい眼差しで
見守ってくれています。
そんな素敵な
猿投山に感謝です。
「ありがとうございました!」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
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