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  • 執筆者の写真金本 淳

優秀な人に頼らない経営のしくみづくり


(2022年10月 長久手 石作神社)

皆様に幸運が訪れますように!!


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

心動かす企業経営 vol.379

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<優秀な人に頼らない経営のしくみづくり>



おはようございます。


フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。




以前、こんな話をある製造業の

経営者さんから聞きました。



経営者さんの知り合いの息子さん

(Aさん)が、会社を辞める予定で

仕事を探しているとのこと。


それで、

その経営者さんのところでどうか?

というお話があったそうです。


それで、面接をしてみたのですが、

話を聞くと、なかなか優秀な

人材だったそう。



以前働いていたのは、

誰もが知っている大手の製造業です。


現場の改善活動などに取り組んでいて、

そういうのが得意だから、

そのスキルを活かして現場を

良くしていく活動をしたい

とすごくやる気もあったそうです。


なかなかそういう優秀で

しかも意欲もある人は

採用したくてもできない。


これはいい機会だということで、

早速採用して、

来てもらう事にしたのです。



ところが、

2週間もしないうちに

辞めたいと申し出があったそうでした。



理由を聞いてみると、言われたのが、


「何も教えてもらえないから、

この職場には自分は合わない」


「自分が力を発揮できるところじゃない」

といったようなこと。



例えば、私が聞いたのはこんな話でした。


納品された部品をフォークリフトで

移動させるというのを頼まれた。


言われたのは

「これこっちに運んでおいて」

という曖昧な指示。


運ぶにしても、それをどういう風に

並べるのかもわからない。


何のためにそこに運ぶのかもわからない



指示した人は自分の作業が忙しく、

すぐにどこかに行ってしまい

確認する暇もない。


とりあえず、わからないなりに

運んでみたが、求められているのとは

結局少し違っていた。



別に間違っているからそれで

責められたりした訳ではありません。


でも、そもそもそういう曖昧に

指示されることが、

その人からするとすごくストレス

だったのかもしれません。


「ちゃんと教えてもらえば、

無駄なことにもならないのに。。。」



仕事をしたいが、

ちゃんとしたやり方も教えてもらえない、

目的もわからない、

的確な指示もない。


それが一回ではなく、何回も発生する。


一事が万事、色々ストレスフルなことが

あったのだと思います。



「この職場はそういう体質の職場なんだ。

これだったら

自分は活躍できそうもないな。。。」


と思ってしまったのでしょう。



特に、その人は真面目にちゃんと

やりたいという気持ちが人一倍強い。


だからちゃんと教えてもらって

早く仕事を覚えて、バリバリ働いて

役に立ちたいと考えている。


自分も成長していきたいと考えている。


でも、こんな調子で働いていると、

それが思うように実現できない。


そういう自分の理想とその現場での

現実との間に大きなギャップを

感じてしまい、その結果、

大きなストレスを生んでしまった。




ちなみに、経営幹部の方に

聞いてみると、現場のリーダーの人に

「仕事を教えてやってくれ」

と頼んだそうです。



そのリーダーの方は

仕事を教えるのが得意な人なのですか?

と聞くと、そうではないとのこと。



その言われたリーダーの方も

別に悪気がある訳ではない。


ただ問題は、そのリーダーが

教え方を知らないこと、そして、

きちんと教えることの大切さを

理解していないことのようです。



でもそれも仕方ない事なのだと思います。


そのリーダー自身もどうやったら

きちんと教えられるかということを

誰かから教わった訳でもないのでしょう。


自分はなんとなく時間をかけて

自然に仕事を覚えていった。


そういう感じのようですから。




今回の問題が起こった大きな要因の

一つは、Aさんが大手の製造業の現場で

働いていたということだと思うのです。


当然、前職場では、

マニュアル等もきちんと

整備されていたでしょう。


また、作業教育だけでなく安全教育なども

しっかり行われていたのだと思います。


仕事も教える訓練を受けた人から、

丁寧に教えてもらっていたに

違いありません。



そういう環境で何年も働いていた人が、

いきなり色んな面で整備されていない

中小企業に来てしまった。


自分の期待値というか常識と現実との

ギャップの大きさに大きな戸惑いを

感じるのも無理もないことでしょう。




ただ、これは

ものすごくもったいないことです。



多くの中小企業経営者の方から

いつも聞くのは、


「優秀な人材を採用したい」


「優秀な人材を採用できさえすれば、

もっと会社も良くしていけるのに」


ということです。


せっかくそのチャンスがやってきた。


でも、今回のお話のように、

いざ優秀な人が採用できても

すぐに辞めてしまうのですから。



ただ、これは簡単に見過ごせる

問題ではないと思うのです。


これは、裏を返すと、

今のままでは、優秀な人を

いくら集めようと思っても、

ムダに終わってしまうということ。


そして、それイコール

優秀な人が集まらないから、

会社を良くすることもできない

となってしまう。



それでは会社はいつまでたっても

よくならない。



つまり、企業を良くするには

「優秀な人が来てくれれば。。。」

という優秀な人ありきの発想では

ダメだということなのだと思います。



やらなければいけないのは、

「どんな人でも活かせる企業の環境づくり」

を進めるということ。


普通の人が、今日より明日、

明日より明後日と、少しでも進歩し、

より力を発揮できる環境づくりです。



特に今回問題となった、

「人を教える、教育する」

ということは、その基礎となる

第一歩だと思うのです。


そして、それはどんな企業にとっても

絶対に大切なことだと思うのです。


それは、人手不足の中、

一人一人がどれだけ能力を発揮して

はたらいてくれるかが、今後、

企業が成長できるか否かのカギに

なるからです。



自社にいてくれる貴重な人材を

しっかり育てて、活躍の場を与えてあげる。


そこで成果を出し、周りから認められれば、

自信にもなるし、またもっと頑張りたいと思う。


そうやって教育して活躍の場も与え、

どんどん成長していってもらう。


そして、気づいたら優秀な人がたくさん

育っている。


そういう環境づくりを進めるしかないと

思うのです。



また、人は色々経験して成長して、

優秀な人になればなるほど、

仕事を通じて、学びたい、成長したい

という欲求も強くなっていくのだと思います。


だから、企業としてそういう場を

提供できる環境をつくっていけばいく程、

今度は、優秀な人も集まりやすくなる。




現実的ではない「優秀な人」の採用より、

普通の人を優秀な人に育てる



今、成長している企業さんであっても

昔からそうだったわけではありません。



どこも、昔は何のしくみもなく、

問題ばっかり、そんな企業さんばかりです。


色々取組み、失敗しながら、それでも

少しずつ、教育のしくみを作ったり

社内のコミュニケーション改善の

しくみを作ったりした。


それでみんなが段々やる気になり、

より能力も発揮できるようになった。


それが、新しいアイデアの創出、

新商品開発、営業力向上策

生産性向上の取組みなど

に繋がったりと

波及効果を生みだすようになった。


またそれと共に企業も発展してきた。


いい環境が出来ると、

人も集まるようになる。


そうやって、どんどん好循環を

生みだせるようになった。


だからこそ今の発展があるのです



そのためには、やはり企業の内側から

地道にしっかりと仕組をつくっていく

必要があるのだと思います。



その仕組みづくりを経営者さん、

企業の皆さんと進めるのが私の役目であり

そして、一緒に企業を成長発展させるのが

最高の喜びでもあります。



もし、一緒にその仕組みづくりを

進めたいと思われる方がいらっしゃれば

お気軽にご連絡ください。



ご参考になれば幸いです




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

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先日、昔、同じ職場で働いていた人が

東京から出張ということで、

声をかけていただき、

4人程で集まることになりました。


同じ部署で、みんなが働いていたのが

15年以上前。


しかも私は退職もしています。


それでもそうやって声をかけてもらえる

というのは本当にありがたいことです。



また、今度は別の部署で一緒だった

人たちとの集まりですが、

年末にアメリカから一時帰国される方が

いるので、その機会に集まろうということで

声をかけていただきました。


こちらは、私が新入社員で配属された

部署で一緒だった人たちなので

それこそ、

25年くらい前の職場の人たちです。


それだけ経っていても、声をかけてもらえる

本当に有難い話です。



これまで、そういう飲み会に誘われると

いうのは、普通のことのように思って

いました。


でも、よくよく考えると

それって当たり前のことじゃなく、

とても貴重なことなのだと

思うようになりました。



人との出逢い、付き合いって、

大切にしないといけないなあと

最近しみじみ思うのです。



人がいるから、自分の存在価値もある

人がいないと、何もできない

仕事も生活も、色々な人がいるから

成り立っている。


よく考えればそんな当たり前のことが

ようやく身に染みて理解できるように

なった気がします。



ということで、今回は

そうやって、人に誘って頂ける

声をかけていただけるということの

有難味に感謝です。


「皆さん、ありがとうございます!」




最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





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【発行元】フェリーゼス経営支援事務所

【発行責任者】金本 淳

経済産業大臣登録 中小企業診断士

豊田市働き方改革アドバイザー・講師

【住所】

〒480-1161愛知県長久手市荒田1-1-718

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