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  • 執筆者の写真金本 淳

企業の情報、知らないのが幸せ?



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心動かす企業経営 vol.238

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<企業の情報、知らないのが幸せ?>



おはようございます。

フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。 




コロナ禍のゴールデンウィーク、

皆さまはどのように過ごされましたか?


例年なら私は大阪に帰省するのですが、

大阪の状況も考慮し、今年も、

昨年に引き続き、帰省は断念しました。



それでも、折角のゴールデンウィーク、

ランチくらい食べに行こうかと

いうことで、とある洋食屋さんに

家族で出かけてみることにしました。



その洋食屋に初めて行ったのは、もう

25年くらい前になります。


その昔、会社に入って、少し経ったころに

行ったのが最初でした。


隠れ家的な感じで、普通のオシャレな

家にようです。


佇まいもこじんまりしていて

温かい雰囲気で、料理も美味しい。


そのかわり、いつも人が並んでました。



今回も、最初電話してみると、既に

4組待ちとのこと。


じゃあ時間をずらして行こうか

ということで、到着したのが、

13時半過ぎでした。



それでも4,5組待ち。



私たちの後から3組程来られましたが、

待ちの状況を見て、皆さん

帰って行かれました。



それでも、その後、若い男性二人連れが

やってきて、私たちの後で待って居ました。



そうすると、さらに、一組の

家族連れがやってきました。



程なくして、私たちは席に案内されました。


入口横に面した窓際の席でした。

窓から外を見ると、待っている

若い男性二人組と家族連れが見えます。



暫くして、外を見ると、後から来た

家族連れが、先に店に入っていくのが

見えました。



私は、


「あれ?若い男性二人連れのほうが

先に来ていたのに・・・?」


と思いました。



それで考えてみると、

あることに気づきました。


そういえばその二人組の男性は、

店の中にある席待ちの紙に名前を

書いていないんじゃないかと。。


おそらくその二人は、外の席待ち用の

ベンチに順番に並んでいれば

いいんだろうと思ったのではないかと

思うのです。



私の席からは、その若い男性二人が

待っているのが見えるため、

何か少し気の毒になってきました。


先に来て、待っているのに可哀想だなあと

思えてきたのです。



ただ、幸いなことに、見た感じ、

その二人の男性は、自分たちが先に呼ばれず、

おかしいとは思っていないようでした。


そして、おそらく先に通された家族も

そのことに気づいていないでしょう。


事実を知っている私だけが、

とても微妙な気持ちなのでした。



店員さんに、言ったほうがいいか?

とも思ったので、

妻にその話をしてみました。



そうすると

「言わない方がいいと思う。。」

とのこと。


二人の男性は全く気付いていない為、

自分たちが先に呼ばれずに待たされことを

知ると、多少なりとも嫌な気分になる。


せっかく、美味しいものを食べに来たのに

その気持ちを引きずると、

ごはんが不味くなってしまう。


良かれと思ってしたことが、結局

余計なおせっかいになってしまう。


ということです。



確かにそうです。


それは、二人組男性だけでなく、

先に席に通された家族も同じですね。


席に通された後に、

「間違ってたので、

もう一度待ってもらえますか?」

と言われても微妙ですしね。


それから、私に言われた店員さんも

対応に困るでしょう。



ということで、

私は行動することをやめました。




結果的にその判断で良かったと思います。


その後、それほど時間がたたないうちに、

その二人組の男性も席に通され、笑顔で

席についていました。

多分お二人は、素直においしい料理を

堪能されたことでしょう。




今回の話は、

「知らない方が幸せな時がある」

(知らぬが仏)

ということですが、でもよくよく

考えてみると

そういうケースってありますよね。



情報って何でもかんでも知ってるのがいい

という訳ではないんですよね。



そして、思ったのですが、

経営者の大事な仕事のひとつとして、

情報を従業員にどこまで開示するか?

というのがありますよね。


開示の仕方によって、

従業員のモチベーションに大きく

影響してくるのだと思います。



例えば、従業員に対して、

「コスト意識がない」

という経営者の方がいるとします。


その場合、

普段から、収益の状況を従業員に

説明していないことがあります。



コストを無駄にかけていると、

それが積もりに積もって、

会社の収益を圧迫している

という繋がりがイメージできるように

説明していますか?ということです。



現場で働いていると、会社全体のことは

なかなか、わかりにくいものです。



経営者の方にとっては、

売上から人件費や労務費含む様々な

コストを引いた結果がプラスとなって

事業が成立するというのは

当たり前だと思います。



ただ、従業員の立場からすると、

必ずしもそうではなさそうです。


自分たちが決まった時間働いたら、

決まった給料がもらえる

というのが当たり前になっていると

思うのです。


会社が赤字だろうが、それは自分たちには

あまり関係ない。


そして、自分たちの給料が「コスト」だ

という認識が薄いのではないかと

思うのです。



それは、そういうことを

教えてもらったことがないからです。



収益状況を開示するだけでも

十分ではないと思います。



もしある月に品質不具合で

大量の手直しが発生したとします。


そして、そのせいで収益が

悪化しました。


その場合、その不具合による損失が

およそいくらになるのか?


その手直しにかかった時間の労務費、

そして、材料費や電気代がいくらなのか?


その不具合がなかったら、

別の仕事ができていたはずなので、

その分の機会損失がいくらなのか?


従業員の心の負担になって

しまう場合もあるので、

場合にもよるとは思いますが、

そういったところまで、

ある程度わかるように

説明するべき時もあると思うのです。



それから普段から、コストに関する

勉強会などを開いて、従業員が常に

コスト意識を持てるようにするのも

いいでしょう。


そういった感じで、普段からコストに

触れる機会がなければ、なかなか

従業員がコスト意識を持つというのは

難しいと思うのです。



それから、今度は、

「情報を開示しない方がいい」

という逆のケースですが、

こんな時があると思います。



同期のAさん、Bさん、

ともに昇給しました。


ところが実はAさんは1万円、

Bさんは5千円の昇給だったら

どうでしょう?



何も情報を与えられなければ、

AさんもBさんも給料が上がって

それぞれハッピーだと思います。



でももし、Bさんが、Aさんの昇給額が

自分の倍と知ったらどうでしょう。


普通は、嫌な気分になり、モチベーションも

どうしても下がりますよね。



Aさんだって、知らない方が幸せでしょう。



まあ、これは一般的に考えての話なので、

Bさんの性格を見て、闘争心を

掻き立てるために敢えて、Bさんに情報を

開示するというのもあるかと思います。


ただそれは、若干リスクありだと思います。




上の2つの例は、ほんの一部の例です。


企業経営を行っていくうえでの情報は

そのほかにもたくさんあると思います。


そして、そのたくさんの情報を

それぞれどこまで従業員に開示するのか

しないのか?


その判断のやり方次第で働く人の動きが

大きく変わるのだと思います。



基本的に、人は知らなければ、

そのままです。


動きません。


知ることによって、はじめて感情に変化が

生まれ、そしてそれが行動の変化へと

つながるのではないかと思います。



従業員の心の動きをマネジメントするのも

経営者の大事な仕事です。


そして、それには情報をどこまで開示するか

開示するにしてもどのように開示するかで

また結果が変わってきます。



皆さんの会社ではいかがでしょうか?


適切な情報マネジメントを

今一度考えてみませんか。



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

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上でご紹介した洋食屋さん、

実は私は本当に久しぶりでした。


10年ちょっとぶりくらいでした。


それでも、昔と変わらず、美味しい

料理、素敵な雰囲気を味あわせて

いただけたのには大変満足でした。



何十年も変わらないというのも

そう簡単ではないと思います。



そのお店もそうですが、人気のお店となり、

2号店、3号店と多店舗展開することが

あるかと思います。


そうするとよくあるのが、そのうち、

なぜか料理やサービスの質、あるいは

店の雰囲気が、低下してしまう

ということです。


そんなお店もある中、

今回、久しぶりに訪問させていただき

期待通りの料理、雰囲気を味わせて

いただけたことに感謝です。


息子も初めてでしたが、

とても満足していたようです。



美味しいものを素敵な場所で

食べるって幸せですよね!



これからも変わらずに

頑張っていただきたいですし

感謝の意を込めて


「ありがとうございました!」





最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





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【発行元】フェリーゼス経営支援事務所

【発行責任者】金本 淳

経済産業大臣登録 中小企業診断士

豊田市働き方改革アドバイザー・講師 国際ファッション専門職大学非常勤講師

【住所】

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