(大阪大泉緑地) 皆様に幸運が訪れますように!!
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心動かす企業経営 vol.404
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<バレンタインデーに学ぶ経営の心得>
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
本日はバレンタインデー
と言っても、
もはや私にはあまり関係のない日に
なってしまいました。
でも、世の中ではあちこちで
イベントが開催され、やはり
この時期盛りあがっていますよね。
特にデパートは最近すごいですよね。
ヨーロッパの有名なパティシエが
直々に来日して、期間限定で
お店を出したりする。
それを目当てに行列ができたりする。
そして、何千円もするチョコが
飛ぶように売れる。
平均予算は数千円だと思いますが、
人によってはバレンタインデーの
予算5万円という人もいるようですね。
円安、資源高による物価上昇で厳しい中、
それでもバレンタインデー市場は
堅調ということなんですよね。
普通は、毎日そんな高額なチョコレート
ばかりを食べているという人は
少ないでしょう。
でもこういったバレンタインデーの
ような特別な日には、多少高くても
お金を出す人が多くなる。
人の購買心理って面白いですよね。
バレンタインデーと言えば、
元々チョコレート会社の販売戦略から
始まっているようですね。
「バレンタインデーに好きな人に
チョコを贈り、想いを伝える」
といった戦略。
それが女性の心を捉えて
徐々に盛り上がり、そして
昭和40年代末から50年代にかけて、
定着していったとのことです。
そして、義理チョコ文化というものも
徐々に浸透していき、
職場や友人などにも渡すという習慣が
生まれた。
また、今は、夫、子供、親兄弟、恋人、
友達などに渡す人が圧倒的に
多いようです。
そして、それ以外では、
人に渡すのではなく、
自分に対するご褒美というのも
多いようです。
こうやって考えると、
バレンタインデーの位置づけが
かなり変わってきている
ということがわかります。
基本、家族、恋人含め、自分にとって
大切な人、
普段から御世話になっている人
そういった人たちへの感謝の気持ちを
表すためのもの
という意味合いが強い。
これも関連企業が、長年かけて私たちを
上手く誘導してきた結果なのでしょう。
しかし、考えるとバレンタインデーって
上手くできているなあと思います。
上記の通り、バレンタインデーは
自分にとって大切な人への感謝の気持ちを
伝える日になっています
大切な人に贈るものだからこそ、
安っぽいものではなく
いいものを贈りたい。
だから普段は食べないような高額な
チョコでも躊躇せず買ってしまう。
例え職場で渡す義理チョコでも、
やはり見るからに安そうなものは
あげにくい。
一緒に仕事をする人だから
それなりに気をつかう
というのもある。
それに
「自分のセンスが悪い」
とか
「ケチだ」
とかも思われたくない。
そういう見栄も多少あるでしょう。
私もサラリーマン時代、
職場の男性陣を代表してホワイトデー用
お返しを購入しに行くことがありました。
やはり、その際もデパ地下で悩みながら、
みんなが喜んでくれそうな有名な
スイーツを時間をかけ、物色しながら
購入していた記憶があります。
それなりのものを買わざるを得ないように
上手く人の心理をついていますよね。
それから、もうひとつ
上手いなあと思うこと。
それは、大切な人に感謝の意を示す
一大イベントとしてバレンタインデーを
企業が定着させたこと。
日本人の気質として、
普段なかなか言葉で感謝を伝えるのが苦手
というのがあると思います。
でもこういった日だとみんながやるから
やりやすいですよね。
また、一大イベントとして定着しているから
バレンタインデーに乗り気でない人も
巻き込まれる。
みんながやるのに、自分だけやらない
というのは、特に日本人は抵抗ある人も
多いでしょう。
何かそこに加わらないと「非国民?」
のような気持ちにさせられてしまう。
だから、自分自身はそれほど乗り気では
なくても、ついつい世間の流れに
のって、このイベントに自分も
参加してしまう。
こうやって、うまくチョコ関連業界の
策略に私たちははめられている??
というか、逆に私たちにとっては
喜ばしいことなのかもしれませんよね。
だって、チョコを贈ることで
多少なりとも大切な人とのより良い
人間関係形成に繋がっているはずです。
また、自分へのご褒美として
購入する場合でも、高額なチョコを
購入するための
大義名分を与えてもらっている
という風にも考えられますしね(笑)
こうやって色々考えてみると
色んな業界のマーケティングや
人の購買心理って深堀してみると
本当に面白いし、参考になります。
そして
今回、私がバレンタインデーに関して、
伝えたかったことが
もうひとつあります。
それは、人が動く理由です。
バレンタインデーに女性が行動を
起こそうとするのは、
「一体誰のためか?」
ということなのです。
先程も申し上げた通り、
基本は家族や恋人、父親など
大切な人のためなのです。
大切な人のためだから、
わざわざ時間を使って、デパートの
特設会場などに出かけるのです。
そして、相手の喜ぶ顔を想像しながら
あれがいい、これがいい、
とお店で悩むわけです。
大切な人のためだから、
多少値段が高くても気にならない。
そして、忘れてはいけない、
大切な人というと本人もそうですよね。
人にとって大切なのはやはり自分です。
自分にとっても、こういう時だから、
自分へのご褒美ということで
ついつい財布のひもが緩んで
しまう。
当たり前ですが、
どうでもいい人のためには、
わざわざ時間とお金をかけて
プレゼントを贈る
ということはしませんよね。
結局、人が自分の意志で、快く何か行動を
起こそうとするのは、
自分が大切と思う人のため、
もしくは自分のためなのです。
人間って大切な人のためには
何かをしてあげたいと思う生き物。
よく経営者さんからは、従業員が
中々思うように動いてくれない
というようなお話を伺いますが、
私は、ここにその解決の
ヒントがあると思うのです。
結局、人は大切な人の為には
時間やお金や労力をおしむことをしない。
つまり、会社の経営者、上司が、
自分にとって大切な人だと思えば、
従業員は自分から動くのではないかと
思うのです。
この会社のため、経営者のため、
上司のために頑張って働こうとなる。
だから、経営者は従業員の人たちから
大切な人と思ってもらわなければ
ならない。
では、相手から大切な人と
思ってもらうには、どうすれば?
自分が大切だと思う人のことを
考えてみて下さい。
どういう人でしょうか?
それは、親であれ、親友であれ
配偶者であれ、自分のことを
大切にしてくれる人じゃないでしょうか?
相手が自分のことを大切にしてくれる。
だから自分も相手を大切にする。
従業員の場合は、親でもないので
経営者側からは何もせずに向こうから
大切に思ってくれることは少ない。
だからこそ、
経営者自身が先ず従業員のことを
大切に思う。
「そんな事言われなくても従業員の事は
もちろん凄く大切に思っているよ!」
とか
「従業員から自分は大切に
思われているよ!」
とおっしゃる経営者さんも
いらっしゃるでしょう。
そんな風に、思い思われる行動が
すでに出来ている経営者さんなら
パーフェクトです。
しかし中にはそういう行動が苦手だったり、
はなから従業員を大切に思うという概念が
なかったりする方もいらっしゃいます。
従業員を大切に思うからこそ、やはり
滲み出る事があると私は思うのです。
すぐに効果は出ないかもしれません。
でも時間をかけて継続していく。
そうすれば、従業員は
普段から社長にはお世話になっているし、
感謝しているから
「社長のために頑張ろう!」
となるのではないかと思うのです。
もし皆さんが、
自社の従業員が、なかなか思うように
動いてくれない
と感じているのであれば
もしかしたら、そういう所に問題が
潜んでいるのかもしれません。
ご参考になれば幸いです。
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
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妻が2月の初旬ごろから首の調子が悪いと
言い出しました。
寝違えに重い荷物を持ったことが加わり
重症化してしまったようです。
今は大分回復しましたが、
一時、ほぼ首が動かせないような状態で
激痛で数日よく眠れなかったことも
あったようです。
そのため、いつも通っているジムも
ここ2週間くらいは休んでいます。
だから、私がジムに行くと、
妻の知り合いのジム仲間や
インストラクターの方たちから
「どうしたの?大丈夫?」
「お大事に言っておいてね」
と、色々心配のお言葉を
かけてくださるのです。
中には、
「奥さんに渡してね」
とお見舞いがわりにちょっとしたお菓子
を渡してくださる方もいます。
私のことではないですが、
そうやって、沢山の人にお声をかけて
いただけるのは本当に有難いことだなあと
思うのです。
首が痛くなったことは、災難と言えば災難
でも、こうやって改めて
人の親切に触れることができたのは
妻の首が調子悪くなったからこそ
だと思うと、一概に悪い事ばかりでは
なかったんだなあと。
人に思ってもらえるということは
本当に恵まれてますし幸せなことです。
ということで、
今回は、そうやって心配していただける
皆様に感謝です。
「本当にありがとうございます」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
◆皆様からの励ましの声が、
何よりもエネルギーになります。
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