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  • 執筆者の写真金本 淳

経営数字の分析なしに健全な経営はムリ



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心動かす企業経営 vol.394

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<経営数字の分析なしに健全な経営はムリ>



おはようございます。


フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。




企業の経営改善を進めるにあたって、

先ず大事なのは数字の分析です。


ただ、経営者さんの中には、

経営数値の分析に対して少し苦手意識を

お持ちの方もいらっしゃるのでは

ないでしょうか?



決算書に出てくる数値を分析するだけでも、

課題は見えてくるということは、

以前にもご説明しました。


そのため、ひとつひとつの費目の細部内容

といった細かいことはさておき、

決算書から読み取れる自社の経営の傾向を

ポイントとしてある程度見れるように

しておくことは経営者にとって先ずは

最低限必要なことだと考えます。



ただ、そこから各企業さんが抱える課題を

根本的に解決しようとすると、

決算書の数字からさらに深堀した

数値の分析が、企業としては必要に

なってきます。



決算書の数字は、様々な企業活動を

サマリーしたものなので、そこから

掴めるのは大まかな課題です。


そのため、さらに色々な切り口で

そこから一歩突っ込んだ分析を行う。


そうすることで、はじめて

何が本当に悪さをしているか

課題の根源を見つけ出すことができ、

そして

それに対する対策を打っていくことが

可能になるからです。



分析の視点は、収益性、安全性、成長性

という3つが主なものと言われていますが、

今回は収益性を管理することに関しての

お話です。



収益性についての分析のやり方として、

こういった切り口が考えられます。


例えば製造業だと、

季節別、取引先別、取引形態別、製品別

の売上、原価、採算状況の分析


飲食店だと、

曜日/時間帯別、ランチ/ディナー別、

メニュー別

の売上・原価・採算状況の分析

など



こうやって切り口を定めることで

見えてくるものがあります。


季節によって、明らかに受注量に

繁閑があるのであれば、

繁閑を埋めることはできないか?


取引先の中で、収益性が悪いところが

あるのであれば、その原因は何で、

どうすれば改善できるのか?


同じ取引先の仕事の中でも極端に

収益性が悪いものがあるのはなぜか?

など


こんな風に色々な切り口で収益性を

見ていくことで問題点が

より明確に見えてくるはずなのです。



ただ、これまでの経験から考えると、

きちんとそういった数値の分析を

できている企業さんはあまり多くは

ありません。


たまにおっしゃられるのは、

「どの製品/メニューが儲かっているか

については大まかな感覚としては

持っているからいいのではないか?」

ということです。


そして、

問題は売上が落ちていることなので、

「とにかく売り上げを上げればいいんだ」

という風になる場合もあります。



でも、気をつけないといけないのは、

それはあくまで感覚であり、実態とは

少しずれてることがあるということです。


数値分析を省いてしまうと

ムダな取組みをおこなってしまう可能性が

高くなってしまいます。



売ればきっちり利益がでるのであれば

まだいいですが、下手をすると、

売れば売るほど損をする赤字商品・製品が

あったりもします。


それを理解して意図的にやっているので

あればいいですが、儲かっているはずと

思っているものが、実は赤字で、

売れば売るほど損をしている

というのであれば、何のために

頑張って働いているのか

わからくなってしまいます。



そんなことにならないためにも

やはり数値の分析は必要なのです。




ちなみに、これまでの経験からすると、

収益性が悪い原因で多いのは

主にこういったものが考えられます。

(売上の減少は除いています)


1)見積があまい

2)前提条件変更が価格に反映されていない



1) の見積があまいについて


理論上の理想とした作り方で

製品を生産した前提で、

コストを見積もっている。


だから実態とかけ離れてしまうということです。

特に大きいのは労務費です。



例えば、こんなケースです。


X社は現在A製品を作っています。

従業員は6人です。

今度、B製品を作ってくれと依頼が

ありました。


B製品を作るのに必要な人数は3人です。

製作に必要な期間はいずれも1か月。

必要な人数の人が一斉に作業を行います。


この時、B製品に必要な3人分の

労務費前提で見積を提示しました。


そうするとどういうことが

起こるでしょう?


1月はA製品を作った。

労務費は6人分×30万円/人=180万円


2月はB製品を作った。

労務費は3人分×30万円/人=90万円

とはなりません。


2月も残り3人分の労務費は発生するので

労務費は結局180万円かかるわけです。


理論上は90万円でもX社として

2月に発生する労務費は変わらないのです。


その分をどうやって回収するのか?

というとX社の損としてかぶるしか

ないのです。



実際は、ここまで極端なことは

ありませんが、でもこれに近い事が

起こっています。


また、労務費だけでなく、

その他のコストや管理費が適切に

見積もられていない、

そもそも見積もりに入っていない

ということも多いです。


粗利から20%とればOKと

感覚的にやっている


でも実態はそれでは利益が出ない

といった場合もあります。



2)前提変更が価格に反映されていない


見積時から何らかも前提条件変更が

発生している。


例えば、

製品の仕様変更が入り、

当初より製作工程が増えた。


あるいは、材料のコストが上昇した。

など



それにもかかわらず、

値段には反映されず、

うやむやな状態で取引を継続している。



取引先との関係から

「まあ、これはちょっと我慢して」

みたいな感じで押し込まれてしまっている


そんなケースです。




結局、こういう問題が発生しているのも、

きちんと分析ができていないことが

原因なのだと思います。


それでも利益が出ているうちはいいですが、

赤字経営体質になってからでは遅いのです。


数値を分析せずに、経営を進めるのは、

全く知らない土地で地図も持たず、

人にも聞かずに、

自分の感覚だけを頼りに、

自力である場所に辿り着こうと

しているのと同じようなものです。



また、逐一コスト管理を行い、

必要な切り口で収益性を分析できていれば、

問題に早く気づくことができます。


儲かっている時はいいか?

という感覚でやっていると、

儲からなくなった時に、

どこに手を付けたらいいかすら

わかりません。



さらに、分析データがあると、

それを使って、価格交渉もできます。


価格交渉するにも、今の自社の

生産コストの実態を数値で示せなければ、

取引先も話を聞いてくれません。



そして、何より

きちんと数値で抑えることで

企業として色々な判断をやりやすくなります。



例えば、Y社との取引で、

A製品は多少収益性は低いが、

B製品で大きく利益を取れているから

OKなど、

戦略的な正しい経営判断が

やりやすくなります。



その他にも数値を抑えることで

色々武器が増え、選択肢も増えるのです。




このように、数値を色々な角度から

分析できる企業ほど、

健全な経営を進めやすくなります。


だから、もし今現在、経営数字を管理して、

分析できるしくみがないのであれば、

今からでもそのしくみづくりを

行うことを個人的にはおすすめします。



また、もしどういう風にしくみを

つくっていけば良いのかアイデアがない

というのであれば、ご相談ください。




ご参考になれば幸いです




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

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先日、トヨタの元アフリカ部メンバーの

集まりがありました。


スペイン居酒屋風のお店での開催でした。



部屋は完全個室で、リラックスできる

感じで、料理もバリエーションに

富んでいてどれも美味しかったです。


面白かったのは、

ドリンク飲み放題が、カクテルや

焼酎など一部は自分達でつくるという

ちょっと普通とは違うシステムだった

ことです。


最初面倒かなとは思いましたが、

でも、注文してもすぐ来ない時も

あるので、そういうのを考えると

それはそれでありかなとも思いました。



何より有難かったのが、時間です。


2時間ですぐ追い出されるお店が多い中

元々3時間という設定。


しかも当日、実際には、4時間以上

滞在させていただきました。


お陰でゆったりした時間を

過ごすことが出来ました。



コロナ禍で飲食店は大変だと

思いますが、いい時間と空間

そして、美味しい料理を提供

いただき感謝です。


頑張って引き続き素敵な

サービスを続けて下さい。



ということで、

お店、そして集まっていただいた

メンバーの皆様


ありがとうございました!

感謝です!




最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





◆皆様からの励ましの声が、

何よりもエネルギーになります。

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【発行元】フェリーゼス経営支援事務所

【発行責任者】金本 淳

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豊田市働き方改革アドバイザー・講師

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