(2022年10月 覚王山日泰寺) 皆様に幸運が訪れますように!!
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心動かす企業経営 vol.373
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<経営者に一番必要な資質>
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
最近、色々な経営者さんとお会いする中で
度々考えさせられることがありました。
それは、
「経営者として一番必要なものって何か?」
ということです。
お会いする経営者さんは、
それぞれ年齢も性格も環境も違っていて、
その中で色々なやり方で企業経営を
進めていらっしゃいます。
でも、
「大事なものって一体何なんだろう?」
とふと疑問に思う機会が
ここのところ多かったのです。
ということで、
先ずは、ネットで調べてみました。
こんなことが書かれていました。
例えば、松下幸之助氏です。
松下幸之助氏は、
経営者の資質で最も大切な能力は
「経営理念」
であると語っています。
経営理念の他にも、
経営者に必要な資質として
「統率力」「決断力」「実行力」
「先見性」「人徳」
などをあげていますが、
それらは、経営理念があってこそ
成り立つ資質であると
説いていらっしゃるようです
企業経営で決断を下すのは経営者の役割
決断は企業の運命を左右する重大な仕事
決断を下すとき、経営者は孤独
孤独な経営者の決断の根拠となるのが、
「経営理念」だ
という理由のようです。
次に、船井総研の舩井幸雄氏です。
舩井氏は
「組織は、トップで99%決まる」として、
必要な資質は
「勉強好き」「プラス発想」「素直」
の3つをあげています。
その他にも、調べると色々出てきます。
「明るさ」「勤勉さ」「先見性」「柔軟性」
「論理的思考力」「判断力」
「コミュニケーション能力」
「明確な経営理念やビジョン」
「財務や会計の知識」
「資金調達力」などなど
こんな風に、人によって
色々な意見があろうかと思います。
また、書かれていることは
どれもなるほどと思えることばかりです。
ただ、思うのは、
上で言われているような資質を
全部備えているような経営者さんは、
どこまで存在するのだろうか?
それは、いわゆるカリスマ経営者
と呼ばれるわずかな人だけだと
思うのです。
例え、世の中で成功している
と言われている経営者さんでさえ、
誰もが完璧ではないはずです。
そしてそれは、私も含め、
多くの経営者さんも同じだと思うのです。
ただそんな中でも、個人的には、
「これが一番大切だ」
と思うものがあります。
それはずばり、
従業員や部下のことを
“気にかけられる人”
です。
これは自分自身が企業で
従業員として20年以上働いていた
実体験もあわせて、そうではないかと
思う事なのです。
自分のことを振り返ると、
私がやる気が充実して、
楽しくストレスなく働いていた時の上司、
あるいは経営幹部の人たちは、
やはり、私のことを個人的に
気にかけてくれているなあと
思える人たちでした。
普段から、仕事以外のことでも
何かと色々と話しかけてくれたり、
自分のことを好意を持って接してくれる人。
自分のことを気にかけてくれているなあ
というのは、付き合っていると、
何となく感じるものです。
そうすると、私の方もその人たちには
好意を抱きます。
人間なら当たり前だと思うのですが、
好きな人の役に立ちたいと思う。
だから、頼まれたことに対する
気持ちの入り方も違ってくる。
期待に応えられるよう頑張ってやろう
と思える。
逆に、自分のことをあまり気にかけて
くれていないなあと感じる人。
そういう人と一緒に働いていると、
何か楽しくありません。
気にかけてくれないということは、
関心がない、
ということだからでしょう。
相手が関心がないと、
やはりこちらも関心がなくなります。
そうなると、どうしても一線を置いた
ビジネスライクな付き合いに
なってしまいます。
人間って、こんな風に
すごく単純に、感情ひとつで動き方を
変える生き物なのではないかと。
特に、企業の場合だと、
ただでさえ社長と従業員の間には
見えない壁が存在します。
だから、従業員のほうから経営者のほうに、
気安く話しかけていくというのは
普通はやりにくいと思うのです。
でも、経営者のほうだと
それは比較的やり易いでしょう。
だから経営者から、どんどん積極的に
コミュニケーションをとっていかざるを
得ません。
お話を伺うと、
「従業員やパートの管理は管理者に
任せているし、そういえば
殆ど話していないかも」
と言われる経営者さんもいらっしゃいます。
でもこれはもったいないと思うのです。
経営理念が伝わらない、
従業員が同じ方向を向いて進んでくれない、
自主的に動いてくれない、
と思うのであれば、
もしかしたら、
こういったコミュニケーションにも
問題があるのかもしれません。
経営者から好意を持って、
常日頃から積極的に話しかける。
「何か困っていることはないか?」
「体調はどうか?」
「お子さんは元気か?」
など。
あるいは、
「趣味は何なのか?」
など好きなことを聞いてあげるのでも
構いません。
とにかく大事なのは、
「あなたという一人の人間に
私は関心があるんですよ」
ということをリアルに感じてもらうこと
なのです。
また、そう感じてもらうには当然、
一度や二度ではなく、常日頃から意識して、
とにかく好意的に話しかける事が必要です。
それは恋愛関係や友人関係を育むのと
同じだと思うのです。
普通コミュニケーションの数が増えれば
増えるほど、そういう関係性は
強くなっていくものだからです。
従業員が5百人、千人などとなると、
物理的に頻繁なコミュニケーションを
取るのは難しいでしょう。
でも一般的な中小企業であれば、
大概100人以下だと思います。
それでもなかなか大変だと思うのですが、
やってみる価値はあると思うのです。
企業を経営するのは一人ではできません。
いくら経営者1人が頑張っても、
そこで働いてくれる従業員さんの協力が
なければ、何事もうまく進まないでしょう。
どれだけ仕事があっても、
その仕事を経営者1人でやれる訳では
ありません。
一人ではできないから従業員を
雇用しているというのは
もちろんです。
でも、従業員を雇用すると意味というのは、
それ以上の意味があると思います。
それは
人が集まることで人数以上の相乗効果を
生むことだと思うのです。
つまり、10人従業員がいたら単に10人分の
付加価値を生み出すのではなく、
15人、20人分の付加価値を生む
というのが理想でしょう。
それを実現するには、
経営者が従業員一人一人のことを気にかけ、
従業員のほうからも経営者に好意を
持ってもらうことが
最も大事ではないか思うのです。
もしそうでなければ
従業員の人たちは
自分に課せられた必要最低限のことしか
やろうと思わないでしょう。
会社を経営者と一緒に良くして行こう
という気にはならないのではないかと
思います。
「自分は言われたことだけをやる
それ以上は、自分の仕事ではない」
と割り切ってしまうと思うのです。
今や人材は簡単に補充や入替えができる
時代ではなくなってきています。
昔の経営者のように経営者1人が頑張る。
いわゆるトップダウン方式で指示を出して、
従業員は言われたことだけを忠実にやる
というスタイルでは
通用しない時代ではないでしょうか。
少ない人数でも、個々の従業員が
自分の持つ能力を発揮する。
それを他の従業員と掛け合わせることで
人数分以上の効果を発揮させる。
そんな経営スタイルを作っていかなければ
勝っていけない時代だと思います。
そのためには、やはり
経営者が従業員のことを
“気にかけてあげる”
ことが
一番必要なのではないかと思うのです。
ご参考になれば幸いです。
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
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先日、覚王山周辺を訪問してきました。
元々、お釈迦様のお骨が覚王山の日泰寺に
日本で唯一安置されているということを知り
お参りしたいと妻と話していました。
先週末は丁度、日泰寺で、
日・タイ文化フェスティバル
というイベントも開催されており、
それに合わせて出かけてきたのです。
当日は快晴で、少し暑かったですが
とっても気持ちのいい一日でした。
お釈迦様の安置されているところもお参り
できました。
また、丁度、本堂を訪れた時に
僧侶の方達が10人くらいで
お経を唱える行事が行われていました。
その僧侶の方々の調和した読経が、何とも言えずに
心地よく、体の悪いものをきれいに
してくれるような、そんな癒しの感覚を
味わうことができました。
その後、揚輝荘という
「松坂屋」の前身である「いとう呉服店」の
初代社長・伊藤次郎左衞門祐民の別荘
に行ってきました。
そこは初めて行ったのですが
こんないいところがあったんだ!
と思えるような
素敵なところでした。
係りの方に、秋には紅葉がきれい
とも教えていただいたので、
また機会を見つけていってみたいと
思いました。
素敵な一日を過ごせたのは
お釈迦様が呼んでいただいたおかげ
かもしれませんね(笑)
いい一日を過ごせたこと
そして、お釈迦様に感謝です。
「ありがとうございました!」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
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何よりもエネルギーになります。
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