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フェリーゼス

サクラに見る企業戦略


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心動かす企業経営 vol. 22

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<サクラに見る企業戦略>

おはようございます。

フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。

サクラが咲き始めてきましたね。

うちの近くでは、

まだ、チラホラって感じですが、

来週あたり、一気に咲きそうな感じです。

子供の時はあまり思わなかったけど、

サクラってなんかいいですよね。

満開なサクラ、

風でヒラヒラ舞うサクラ

地面一杯に降り積もったサクラ

どれも、なんとも言えない美しさです。

そして、夜もまた味わい深い。

夜の闇とピンクのコントラスト

そこに、光なんか当たってたら

超幻想的。

想像するだけでいいですよね。

とにかく、桜大好きです。

見てるとリフレッシュされて、

やる気が満ち溢れてくる気がしますし・・・

あなたはどうですか?

このサクラのことを考えていて

ふと思いました。

「なぜ、日本人はこんなに

サクラが好きなんだろうって?」

わざわざサクラを見るために花見をする

これって、他の樹や花では

しないじゃないですか。

日本には他にもきれいな草花

たくさんありますよね。

でも、どうして、他の花では

花見しないんでしょう?

花見と言えば、この季節、そしてサクラ

日本人なら誰もが花見と聞くと

サクラしか思い浮かばないですよね。

当然、季節ごとできれいな花はあり、

それを見に行く人はいます。

あまり花は知りませんが、

あじさい、ひまわり、

金木犀、コスモス??

でも、この季節以外、

花見って言葉使いませんよね。

これってよく考えたら

不思議じゃないですか?

花見=サクラ

ですよ。

いっそ「サクラ見」にすればいいのに・・・

(ゴロ悪い???)

サクラの木の下で、席をとって、

飲んで食って歌って、

どんちゃん騒ぎ・・・?

サクラだけで行われるこの不思議な文化・・・

何なんだろうこれ???

サクラの事を考えてて、

そんなことを思いました。

それでちょっと考えてみました。

「なぜサクラだけが

特別扱いされるんだろう?」

って。

そして、自分なりに答えが出たんです。

それは・・

サクラの

「差別化戦略」

が半端ないからです。

サクラの特徴は

1.何といっても見た目が美しい

きれい、美しい、色あざやか、なごむ

2.壮大で存在感あり

サクラの樹は他の草花に比べでかい

それが連なって並んでいると壮大

3.季節

寒い冬がおわり、

これから暖かいいい季節になっていく

新生活の始まりのタイミング

入学式、入社式

新しいことが始まるワクワクした季節

4.期間限定・希少価値

開花してから散るまでの期間が短い

1年でみられるのはほんの僅かな期間

こんな風に、他の植物に比べて、

たくさんの差別化要素を

持っているんですよね。

こんな植物って、考えてみたら

他にないじゃないですか。

そりゃあ、

「当然サクラの独り勝ち???だなあ」

って勝手に納得してしまいました。

あなたもそう思いませんか?

ということでめでたしめでたし。

なんですが、

ここで終わっていてはいけません。

それで思ったのは、

このサクラ戦略って、

企業とか店舗の戦略にも通じるなあ

ということ。

ここで、さっきのサクラの特徴、

改めて見てみましょう。

1.何といっても見た目が美しい

・これは求められる基本性能を

満たしているということ

花を見る人(お客さん)が

花に求めるもの=美しさ

ですよね。

サクラはそれを満たしている。

これって商売で考えると、

商品そのものがいいってことですよね。

食べ物屋さんなら、料理がおいしいってこと

何かを作っている企業なら、

製品そのものがいい。

基本性能を満たしている

ということでしょうか。

2.壮大で存在感あり

・これは付随的な機能やサービス

なんじゃないかと思います。

単に、一本のサクラだと、感動も半減。

でもたくさんのサクラで感動を大幅に

アップさせる。

サービス精神旺盛ですね。

製造業だと単に製品を製造して

販売するだけでなく、

やり取りがクイックレスポンスで

対応が素晴らしい。

また商品そのものに加えて、

その後のアフターサービスもいいとか。

レストランだと

接客サービスがいい

誕生日には特別優待付のバースデーカードを

送ってくれる

とか。

基本的にお客さんが求めるものだけ

じゃなくて、それに付加価値をつけて、

更にお客さんの満足度を

アップさせる戦略ですね。

3.季節

これは商品やサービスを販売する

タイミング・時期

商売でも、お客さんが必要とする

タイミングに、ものやサービスを

提供する必要がありますよね。

サクラは一年で新しいことが始まる

ワクワクのタイミングにそのサービスを

提供してくれるんです。

凍えそうな冬にかき氷より、

超あっつい太陽ギラギラの真夏に

かき氷のほうがいいですよね。

真夏に花粉グッズは売れませんよね。

製造業でも、お客さんが必要とする

納期に間に合わせてつくれないと

ダメですもんね。

タイミング重要です。

サクラの開花タイミング絶妙ですよね。

4.期間限定・希少価値

サクラが一年中咲いていたら、

どうですか?

珍しくもなんともないので、

みんなわざわざサクラを見たい

なんて思わないですよね。

ところがサクラは、一年のほんの

僅かな期間しかサービスを提供

してくれないんですよ。

この時期逃したら、

また会えるのは一年後なんです。

商品でも、限定品や希少価値があるものは

高く売れますよね。

一日5食限定とか、季節限定とか

よくありますよね。

つい限定というだけで頼んでしまう

みたいな。

なかなか予約のとれない料理店なんかも

そうですよね。

あるいは、一日5組しか受けない料理屋さん

とかも。

これも希少価値なんですよね。

サービスでも、色々ありますよね。

「ポールマッカートニー、最後の来日公演」

「これで本当に最後かもしれません・・・」

みたいなんだと、ファンは、

これは行かねばと思いますもんね。

ものを作っている企業でも、

その企業でしかつくれないわざ、

があれば、それは希少性ですよね。

多少高くても

「そこに頼みたい」

という風になる。

どうですか、サクラの戦略。

こうやって見ると、

やっぱり選ばれるものには

理由があるんだなあと

思いませんか?

やっぱり、

他所と一緒じゃダメなんですよね。

サクラは、自分が選ばれるために、

様々な努力?をしているんです。

だから、サクラの戦略を企業や

店舗も真似なくてはいけないんです(笑)。

企業やお店が選ばれるにも、

他所とは違う何か独自なものを

打ち出していかないといけないんです。

サクラのことを思い、

ふとこんなことを考えてしまいました。

今年は、このサクラ様の戦略を見習い、

改めて私も、

「自分ならではのサービス」

について考えてみたいと思いました。

あなたの会社やお店はいかがでしょうか?

サクラのように「選ばれる戦略」を

とれていますでしょうか?

今年の花見、サクラを見ながら、

そんなことを少し考えてみるのも

面白いかもしれませんね。

サクラ戦略、素晴らしい・・・

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

だからこの場を借りて少し...

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今日は、

今ふと思い出したフィジーのとある方への

ありがとうです。

3年程前、フィジーに2週間

ホームステイ留学したんです。

その期間中、ある島に3日程

旅行しました。

フィジーにはたくさんの島があり、

とってもきれいな島がいくつかあるんです。

そして、旅行が終わり、

ステイ先に戻ってみると。

「あれっ、スマホがない・・・」

ってなりました。

それで、どこで落としたのか

冷静に考えてみました。

「確かに港で船を降りるところまでは

写真をとった記憶が・・・」

「ということは、

港から乗ったタクシーの中か!」

と言っても、個人のタクシーで

レシートも何もありません。

連絡のとりようもありません。

ステイ先の人が、私のスマホに

電話してくれましたが、無反応。

バッテリーの持ちが悪かったので、

バッテリーが切れてたんだと思います。

ステイ先の人いわく

「残念だけど、フィジーで落とし物を

警察に届ける人は殆どいないよ」

「スマホは結構高く売れるので、

売られる可能性が・・・」

みたいな感じ。

そしてとても気の毒そうでした。

私はそれを聞いて、

これは絶望的だなあと思いました。

ただ残念なのは、フィジーでとった

写真は全て、あのスマホの中に

入っているということ・・・

これまでとった写真が全てパー、

そしてこれからも写真がとれません。

それだけが心残りでした。

そして、次の日、学校でも先生に

そのことを話すと、

「一応警察にいってみたら」

と勧められました。

まあダメ元と思い

教えてもらった警察に行ってみたんです。

そして、事情を話しました。

そしたら、

「ちょっと待ってて」

と言われました。

そして、何やら電話で確認してくれました。

そしたら・・・

「もしかしたら、あるかも」

とのこと。

そして、スマホの特徴などを改めて

聞かれました。

スマホケースをつけていたので、

その特徴、落とした場所などを話すと、

「君は超ラッキー。やっぱり、

君のスマホは届けられているものだ!」

とのこと。

でも、届けられているのはそこから

車で1時間くらいの街の警察署らしい。

だから警察官の方は、

「今から取りに行ってきてあげるから、

2時間後くらいにまた来て」

と言ってくれました。

そして2時間後、警察に戻りました。

聞くと、まだ戻ってきていないとのこと。

それから、30分以上待ちました。

待ってる間、

親切にも飲物とか出してくれました。

そして、警察官、戻ってきました!

私のスマホを片手に!

スマホとの再会、超嬉しかったです!

この時は本当に感謝・感動でした。

嬉しくって、そこから15分くらい

ウキウキしながら走って帰りました。

すぐにその感動を誰かと分かち

合いたかったんだと思います。

ステイ先の家族に興奮しながら話したことを

今でも鮮明に覚えています。

ところで、私のスマホ、

どうやら私の乗ったタクシーの

運転手さんが、

警察に届けてくれたそうです。

ホントいい人でよかった・・・(^_^;)

感謝です。

「私の想い出の詰まったスマホ。

そのスマホを届けてくれた名前も

知らない運転手さん、

本当にありがとうございました。」

「今でも大感謝です。

ホント感謝の言葉以外何もありません。」

それから警察署の方、

「自分一人のためにわざわざ

動いてくださり、ありがとうございました」

「そしてわざわざスマホをとりに

行っていただいた警察官の方、

本当にありがとうございました。」

「実は、警察署に最初入った時、

期待できそうにないなと思ったんです。」

「でもその期待を見事に

裏切っていただきました。

ホントありがとうございました!!」

今でもその時のスマホ、

使ってはいませんが、

目の前に置いてあります・・・

そんな思い出の詰まったスマホ、

捨てられませんから・・・

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

今日も素敵な一日になりますように!

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【発行元】フェリーゼス経営支援事務所

【発行責任者】金本 淳

経済産業大臣登録 中小企業診断士

豊田市働き方改革アドバイザー・講師

【住所】

〒480-1161愛知県長久手市荒田1-1-718

【お問い合わせ】 info@feli-zes.biz

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