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執筆者の写真金本 淳

「難しい!」からやるorやめる?

更新日:2022年10月7日


(2022年4月 長久手)

皆様に幸運が訪れますように!!


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

心動かす企業経営 vol.327

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<「難しい!」からやるorやめる?>




おはようございます。

フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。 




昨日、中学生になった息子の入学式に

行ってきました。



自分が中学に入学した時とは、

当たり前ですが全然違っています。


今考えてみると、そもそも自分の中学の

入学式に親が参加していたという記憶が

ありません。


私が忘れているだけかもしれませんが、

幼稚園と小学校以外で

親が入学式や卒業式に参加していた

ということは殆どなかったように思います。



しかも今回一番ビックリしたのは、

父親の参加率がすごく高いこと。


自分自身も参加しておきながら、

こんなことを言うのも変ですが。



昔はそもそも父親が学校の行事に

会社を休んで参加するということは

普通ではなかったのでしょうね。


学校の行事は基本、母親が行くもの

というのが、その時代の一般的な

考え方だったのだと思います。



特に今年の場合は、小学校の卒業式が

コロナで1名しか参加できなかった

という反動もあるのかもしれません。


卒業式行けなかったから入学式には

出ようかと考えた父親が多かったのかな?

という気もします。


とにかく、半分以上が両親2人で

参加していたように見えました。



ちなみに、私自身は、こういう風に

父親が子供の行事に参加するということは

すごくいいことだと思っています。


子供が成長してくるにつれて、

子供と接する機会も段々と

減ってきますから、せめてこういう

子供の節目の行事くらいは

一緒に関われたらと

思っていますし。



ただよくよく考えてみると、世の中が

こういう風に変わってきたのって、

ここ10数年くらいのことのような

気がします。



自分のことを振り返ってみても、

ちょっと前までは、やはり家庭の事情で

仕事を、気軽に休み辛かった記憶が

あります。


年休制度は当然昔からありますが、

年休届を出すのに少し勇気がいるというか

何か言われるんじゃないかとか、

色々気をつかわないといけない

ところがありました。



最近では、働き方改革という言葉も

普通に浸透してきました。


また、休みを取得させないと行政から

指導が入ったりするようになり、

会社側としてもそういう世の中の流れに

否が応でも対応せざるを得なく

なってきています。



そういう世の中全体の大きな流れが、

今回の父親の参加率の高さを

物語っているようにも思います。


やはり時代と共に何でも

変わってくるものですね。



こんな風に入学式だけでなく、

世の中のいろいろな事に関して、

「昔の常識は今の非常識」

ということがたくさんあります。


だから企業としても世の中の動きには

柔軟に対応していかなければ

ならないというのがあるのでしょう。




ただその一方で、

こういう世の中の動きを捉えるのは

もちろん難しい面があります。



雇用される側から言うと、

自分達の働き方がより良くなる方向です。


だから、100%歓迎すべきこと

なのだと思います。



但し、雇用する経営者の立場からすると

少し難しいとも思うのです。


特に経営資源の乏しい中小企業からすると、

どちらかと言うと歓迎しづらいことの

ほうが多いようにも思います。

(特に短期的な視点では)



休みもたくさん取得してもらいたい、

残業もなくしてプライベートの時間が

充実できるようにしてあげたいなど、

経営者としてもできるだけ従業員の

働き方を改善していってあげたい


そういう気持ちは経営者の皆さんお持ちです。



でもそう思う一方で、

実際、従業員が会社側の事情も考慮せず、

どんどん休みをとったり、

残業はできませんと一方的に言われると

仕事の進捗に支障をきたしてしまいます。


ぎりぎりでやっている中小企業に

とっては、ただでさえ厳しいのに。。。

と感じてしまうのもしかたないことだと

思います。



そういう中小企業経営者さんの気持ちは、

普段、身近に接していてすごくよく

理解できます。



でも、私はいつもそういう経営者さんには

敢えてこういう風にお話しさせて

いただいています。



「世の中の流れは変えられない。

いくら抵抗してもムダなので、

その流れの中でベストなやり方を

見つけるしかありません」


「そして、どうせやるなら、

それをプラスの機会と捉えて

活かすやり方を考えましょう」


「休みが自由に取れて、残業もしなくて、

仕事が従来と同じように回せる。

そうするにはどうすればいいか

考えましょう」

と。



そうすると、


「そんなことうちでは無理だよ」


という反応が返ってくる事も

もちろんあります。



これまでの経験上そう

おっしゃられるのだと思います。


でも一方で、最初から無理と思いこんで

しまっていて、やろうとしない。


つまり、無理と決めつけているから

無理になっているのだとも思います。


できない理由を並べるのではなく、

どうしたらできるか考えてやってみる。


すぐにはできないのは当たり前です。


でも従業員にとっても、会社側にとっても、

実現できればハッピーなことです。



従業員にもメリットがある話なので、

きちんと話せば協力してもらえるはずです。


しっかり自社の状況について

経営者としてどうして

行きたいのかについて

従業員の方々にも説明し、

理解してもらう。


そして、みんなで協力して、

みんながより働き易くなって、

会社も順調に回っていくには

どうすればいいか考えよう

という風にしていけばいいのだと

思います。



当然簡単な話ではないので、

ちょっとやって、すぐに成果が

出ないのは当たり前です。


上手くいかないならどこがいけないか

考えて軌道修正する。


そして成果が出るまでやり続ける。


そういう姿勢で取り組むことが

必要なのだと思います。



実際、中小企業でも積極的に

柔軟な働き方に対応し、

成功している企業さんは

たくさんあります。


というより、むしろ

そういう風に柔軟な対応ができる

企業だからこそ、企業としても

成長しているのだと思います。


そして、そういう従業員にも

やさしい企業は、採用面でも非常に

いい人が集まりやすくなる

という相乗効果もあります。


そうなると益々発展するのだと

思います。



中には、

大企業だからできるとか、

業種がうちとは違うからできるとか

おっしゃる方もいらっしゃいます。


でも根本的な話はそうではないと

私は思います。



これは、経営者の方が

「どこまで覚悟して本気で取り組むか」

ということにかかっていると

私は思うのです。



「難しい!だからできない。。」。


ではなく、


「難しい!でもやってみましょう!」


という姿勢が大切だと思います。




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

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入学式で校長先生のお話や

学年主任の先生のご挨拶を

聞かせていただきました。



自分が中学の時の入学式で

校長先生がどんなことを

話していたのか全く記憶が

ありません。


でも、昨日入学式でお話を

伺っていると、いいことを

仰っているなあと感じました。



何よりも

子供たちが成長していけるように

全力でバックアップしていきたい

というような意気込みが強く

伝わってきました。



また、学年主任の先生の挨拶で

「私は○○中学校が大好きです」

とおっしゃられていたのが

とても印象的でした。


そんな風に自分の学校が好きだと

明言できる先生は素晴らしいですし

非常に好感が持てました。



小学校でも素敵な先生方に

恵まれていましたが、

中学になってもまた素敵な

先生方に恵まれていそうで

とてもありがたいなと思いました。



素敵な式に参加できたこと

そして、素敵な先生方のいらっしゃる

学校に息子が入学できたこと

に感謝だなあと思いました。



「ありがとうございます!」


「これから息子がお世話になりますが

よろしくお願いいたします。」




最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





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【発行元】フェリーゼス経営支援事務所

【発行責任者】金本 淳

経済産業大臣登録 中小企業診断士

豊田市働き方改革アドバイザー・講師 国際ファッション専門職大学非常勤講師

【住所】

〒480-1161愛知県長久手市荒田1-1-718

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