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  • 執筆者の写真金本 淳

同じやるなら先にやる



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心動かす企業経営 vol.269

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<同じやるなら先にやる>



おはようございます。

フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。 




会社を経営していると、

色々と新しい法的な規制が施行され、

それに対応していかなければなりません。



業種によっても色々あると思いますが、

最近の、働き方改革関連法案などは、

全業種が対応していかなければ

ならない共通の法的規制です。



皆さんの会社でも


年次有給休暇の取得義務、

時間外労働の上限規制

同一労働同一賃金など、


ここ数年の間に対応して

こられたのではないかと思います。



こういった法的な決まりに対応することに

対して、多くの経営者から聞くのは、

こんな声です。


「こういった規制は大企業みたいに

豊富な経営資源があるところはいいけど、

うちみたいな余裕のない中小企業には

合わない!」


「ただでさえ、苦労して経営しているのに

政府は、色々な規制を加えて、

さらに自分たちを窮地に追い込むのか?」



大半の企業は、こんな風に

若干ネガティブなイメージを

持っているのではないでしょうか?


喜んで対応するというより、

法律だから仕方なく対応する。


できるだけ対応は先送りしたい


だから、対応期限になったら対応する。


それが普通だと思います。




こういった規制の話は、

これからも色々出てくると思います。



例えば最近では、脱炭素社会を目指し、

炭素税の話があります。



地球温暖化対策を強化するために、

環境省が本年度の税制改正で、

本格的な炭素税の導入を提案する方針を

固めています。


これまでも石油や石炭の使用に対して

税金を課していますが、そこからもっと

拡充するというものです。



詳細がどういう内容になるかは、

わかりませんが、世界の潮流として、

こういったCO2s排出削減に向けた

取り組みの話は、今後どんどん

広まっていくことは間違いないと

思っています。



そして、すぐにではないでしょうが、

近い将来、大企業のみならず中小企業にも、

炭素の排出量に対して規制が

かけられる日が来ることでしょう。



こういったCO2削減の取組に対して、

みなさんはどのように思われて

いらっしゃるでしょうか?



規制が決まってから考えればいい


わざわざ面倒なことに今から取り組む

余裕もないし、


と考えるのが普通でしょう。



でも中には、そうとは考えないような

企業も存在します。



日本特殊陶業(NGK)は、最近


「CO2削減を役員の評価にする!」


ということ発表しました。



脱炭素社会の実現に向け

取締役の評価指標のひとつとして、

二酸化炭素の削減率を盛り込む

というもの。


また、炭素の排出量を社内で独自に

価格設定し、投資判断に活用する

インターナルカーボンプライシング

を導入。


さらに、脱炭素関連の新規事業の検討も

始めているとのこと。



ではなぜ、NGKは法的な規制が

ある訳でもないのに、こういった取組を

積極的に行うということを

今この段階で発表するのか?


それは、今発表して取り組む方が

色んなメリットを

享受できるからだと思うのです。



大企業中心に、CO2を

削減する取り組みは、ある程度

行ってはいると思います。


でも、役員の評価にCO2の削減率を

織り込んでいるというのは、

欧米の企業にはあると思いますが、

日本ではあまり聞いたことがありません。



世の中のためにはなる

良いことなのだけど、


コストも手間もかかるし


法的な規制ではないし


他の企業が二の足を踏んでしまうような


そんな取組み



そういった取組に企業が敢えて

自主的に取り組むというのは、

やはり、世の中の人たちに与える

インパクトが大きいと思うのです。


大きな企業イメージアップや

企業価値向上につながる。



大企業の場合には、特に、

海外の投資家などからは、

そういった取組が大きく評価される

ということもあるでしょう。



当然、実際やるとなれば、

当初は色々面倒なことも多いかも

しれません。


でも、結局は将来、CO2削減が

法的な規制となった時に、

同じようなしくみをつくり

導入しなければならなくなる。



そうすると、結局、

いつやるかの問題だけで、

いつかはどの企業も対応しなくては

ならなくなるのです。



でも、当然ながら、規制が入ってきてから

初めて対応するとなると、

世間の評価は得られません。


要は、同じことを同じコストをかけて

やるにしても、ギリギリでやるのと

他社に先んじてやるというのでは、

大きな違いがあるということなのです。


ぎりぎりだと何のメリットも

享受できません。



ギリギリまで対応しない方が、確かに、

そこまでのコストや労力は

削減できるかもしれません。


でも中長期な視点で見た時に、

ぎりぎりの対応が本当にいい選択肢と

言えるのでしょうか??



NGKの社長は、こうおっしゃっています。


「社員や社会に対して、

取り組む姿勢を示したい」と


でも、この裏には、それが結局は

中長期的に見て、NGKのメリットに

なると判断しているからだと思うのです。



結局、トップがこういう姿勢を示すと、

そこで働く社員は自社の取組を誇りに

思うでしょうし、その結果として、

働くことに対するやる気も向上するのでは

ないでしょうか?



世間の評価も上がるし、

こういう企業と取引をしたい、

こういう企業の製品を使いたい

という企業や個人も出てくるでしょう。



こういった得られるメリットを考えると、

後追いや他社と横並びという姿勢では、

もったいないと思うのです。



働き方改革への対応などでも同じです。


うちの会社は、規制が導入される

随分前から、自分たち(従業員)のことを

考えて、自主的に色んな策を

講じてくれている。


となると、そんな会社に対して、

自慢に思うでしょうし、

働く人のやる気にもつながるでしょう。


そして、それが自社のサービスの向上や

生産性の向上につながる可能性が

大きいと思います。



また、そういう姿勢で日々の取組を進め

その姿勢を世の中に示していれば、

そこで働きたいと考える人も

増えるでしょうし、取引先からの評価も

あがるでしょう。



こんな風にいいサイクル回ってくる


そんなことを考えると

ワクワクしてきません?




何が何でも他社に先んじて

という訳ではありません。


当然、自社内の状況を考えると

これは難しいというのもあるでしょう。


でも、どんな企業でも、できることは

ひとつやふたつは必ずあるはずです。


一時的な労力が必要になっても、

中長期で考えるとメリットとなるものが。



そういう視点で何かできることはないか?


そんな風に自社を見つめてみたら

面白いと思うのです。




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

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先日、初めてお伺いした企業さんが

ありました。


2階にある事務所で打合せを

行いました。


そして、打ち合わせ終え、

挨拶をして帰ろうと

階下にある駐車場に向かおうと

していました。


そしたら、後ろを振り返ると

その企業の社長さんも

わざわざ下まで降りてきて

下さっていたのです。



そういえば、来た時も、

私がどこに車を駐車したらいいのかな?

と少し迷っていたら、

その社長さんがわざわざ出てきて、

案内してくださいました。



そんなに大したことではないと思われる

方もいらっしゃるかもしれませんが、

普通は事務所で挨拶して、その場で見送り

という感じが多いのではないかと

思うのです。



私自身もそれで十分だと思っていました。



でも、それを敢えて、下まで降りてきて

いただいたというちょっとしたことが

すごくいいなあと自分には

感じられたのです。


そして、自分も同じケースがあれば

そういう風にして対応したいなあと

思ったのです。



そういうさりげない気遣いをしていただき

その良さを教えてくれたその社長様に

感謝です。



「ありがとうございました!」



人の行動って、ちょっとしたことで

相手に与える印象が変わるのですね。


感謝です。





最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





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【発行元】フェリーゼス経営支援事務所

【発行責任者】金本 淳

経済産業大臣登録 中小企業診断士

豊田市働き方改革アドバイザー・講師 国際ファッション専門職大学非常勤講師

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