(2022年4月 豊川本宮山) 皆様に来運が訪れますように!!
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心動かす企業経営 vol.357
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<これからの経営は「家族満足」>
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
自分の家族に、
会社のこと、仕事のことを話す人って
どれくらいいるのでしょうね?
家族経営をされている経営者の方であれば、
経営に関係している家族とは話をせざるを
得ない部分はあるでしょう。
ただ、経営に関わっていない家族や
お子さんに仕事の話をしたりする
ということもあまりないかもしれません。
また、皆さんの従業員さんは
どうでしょう?
会社のことや仕事の話を家族に
積極的に話していると思いますか?
自分自身のことを振り返ると、
妻や子供に自分から話す
というのはあまりなかったかな。。と
思います。
人によってバラツキはあるかもしれません。
ただ一般的には、男女ともに本人から、
奥さんや旦那さん、お子さんに
会社のことや仕事のことを積極的に
話すことって少ないのではないかと
思います。
ということは、家族は会社や仕事のこと、
どんな人と一緒に働いているのかを
知らないということが多いでしょう。
でももし、従業員の家族が
自分達の会社のことを、
自分の家族がどんな人と働いているのかを
知ってくれていたらどうでしょう。
あるいは逆に、従業員同士が
それぞれの家族のことまで知っていたら
どうでしょう?
私が、トヨタに入社した頃は、
同じ部署の人たちとの交流が
結構ありました。
従業員同士だけでなく、
家族を含めたイベントもありました。
強制的というよりも結構みんな自発的に
楽しみながらやっていました。
上司の家の奥様の手料理を
ふるまってもらったり
誰かの家に何家族かが有志で集まって
飲み会をやったり
BBQをやりに行ったり
休みの日に有志で家族まで含めて
テニスをやったり
釣りに行ったり
などなど、
今思い返してみると、
そういう繋がりがあったことが、
仕事にもとてもプラスに働いていた様に
思います。
従業員同士の関係性もより深まりましたし、
家族を知ることで、信頼、尊敬、愛着など
色んな意味で関係性が更に深いものと
なっていた気がします。
上司の奥さんがおいしい料理を
ふるまってくれた。
また、私は子供と遊ぶのが好きだったので、
上司のお子さんとたくさん遊んだ。
そしたらすごくなついてくれる訳です。
何かちょっとしたプレゼントを子供たちが
つくってくれて、私にくれたことも
ありました。
そうすると、仕事で上司から厳しいことを
言われても、なぜだか変に腹を
立てたりすることもなく素直に
聞けたりするわけです。
それは上司の家族のことを
自分が知っていたからなのだと思います。
自分の上司も、家ではあの奥さんや
カワイイお子さん達のいいパパなんだよなあ。
それを思うと変な感情は抱かなくなるし、
その裏には知らず知らずのうちに
尊敬や信頼や愛着の念を抱くように
なっていたということもあったのでしょう。
また、家族の方からしても、
自分の旦那さんや奥さんが普段どんな人と
働いているのか知っていたほうが
安心するし、会社に対する愛着も
湧くのではないかと思うのです。
自分のことを
思い起こしてみても、そういう風に、
家族まで含めた付き合いがあったことで、
色んな意味でいい効果が仕事に出ていたと
思うのです。
だから、私は家族も巻き込んだ繋がりのある
経営はとても大切ではないかと思うのです。
ただ、そういう事を言うと、
反論される方も沢山いらっしゃるかも
しれません。
というのも、正直、今の時代って、
ワークライフバランスという言葉が
あちこちで叫ばれるように、
仕事とプライベートはきっちりわける
という考え方になってきている。
だから、会社が行う懇親会やイベント、
社員旅行など、どちらかというと
廃止の方向に向かっているところが
多いです。
そんな時代の流れの中で、
「家族まで含めた繋がり」
って難しいんじゃないの?
逆行しているんじゃないの?
と思われる。
それは当然だと思います。
でもそういう時代の流れの中でも、
成功している中小企業さんは、
何らかの形で家族を巻き込んだ活動を
されているところが多いように思います。
例えば、京都の万松青果さんという
有名な成果の卸売業者さんがあります。
万松青果さんは「家族主義」ということで
「家族同士の付き合いができる会社」
「おせっかいで面倒くさい会社」
を目指すとHPで宣言しています 。
そして、この時代でも、家族まで参加する
社員旅行を毎年行っています。
その代わりに、家族や従業員に楽しんで
もらえるように社長自らが工夫している。
幹事を誰かにやらせることはせず、
社長自らが行う。
そしてみんなが楽しめるように
事前に同じコースを下見し、実際にルート
宿泊施設の支配人とも話をし、
食事の確認なども行う。
旅行中は
「仕事の話は一切しない」
「カラオケは強要しない」
などルールを決める。
とにかく、皆がストレスにならず、
心から楽しめるようにとことん配慮する。
そこまでして、家族を含めた社員旅行を
重要な企業活動の一環してとらえて、
毎年行っている。
万松さんは、その他に新年会も
家族参加型でやられています。
そのおかげで、従業員の仲は家族まで
含めて良好、それが企業業績にも
現れています。
それから、他にも色々やっている
ところがあります。
家族の誕生日に手書きメッセージつきで
花を贈る社長さん、
結婚記念日を休みにする会社、
家族の誕生日は
早く帰らないといけない会社、
新卒採用でご両親に
挨拶にしに行く社長さん、
などなど
そうやって、家族まで大切にする姿勢、
家族にも応援してもらえる企業を目指す。
それにより、より良い関係性が
育まれているのは紛れもない事実なのです。
最近は「顧客満足」だけでなく、
「従業員満足」を重視する企業も
増えています。
でも、これからの中小企業が目指すのは
さらにその上、
「家族からも愛される『家族満足』」
なのではないでしょうか?
先回、人間関係が大事だということを
お話させていただきました。
その人間関係というのは、
従業員をその家族まで含め、
ひとつの家族や親せきのように思いあえる
関係ではないかと思うのです。
従業員さんたちの家族に
もっと会社を知ってもらえる、
会社を応援してもらえる、
そんな取組みってされている企業は
まだまだ少ないと思います。
いきなり、家族まで含めた社員旅行
といっても難しいかもしれません。
でも、お金と手間をかけずにできることも
たくさんあります。
家族に喜ばれる取組みというのも
やってみる価値はあるのではないか
と思うのですが、いかがでしょう?
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
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先日の土曜日、数年ぶりに
近くの小学校で地域の夏祭りが
開催されました。
最後に夏祭りに行ったのは
まだ息子と一緒でした。
その息子も今は中1になり流石に一緒に
行くこともなくなりました。
でもせっかくなので、私もふらっと一人で
お祭りの雰囲気を楽しもうと
出かけてみました。
久しぶりのお祭りで、皆さんやはり
同じ様な気持ちだったのかもしれません。
すごい人でした。
結構、お店が出ていましたが
どれも長蛇の列です。
そこで店は諦めて、雰囲気だけ味わおうと
フラフラ見て回ることにしました。
途中、マンションの理事をされていて
お祭りの準備を手伝っている
知り合いのお父さんに会ったので
少し話をして帰ってきました。
いやー、久しぶりのお祭り、
みんなが楽しそうな顔をしているのを
見ているだけで、心がジーンとしてきました。
人が楽しそうに幸せそうにしている姿を
見るのはとてもいいものですね。
それだけで、行ったかいがありました。
そして、この久しぶりの夏祭りを
準備いただいた知り合いのお父さん
はじめ、沢山の運営スタッフの皆さん
に感謝です。
子供達も久しぶりで
夏休みのとってもいい思いでを
作ることが出来たに違いありません。
「素敵な夏祭りを
ありがとうございました!」」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
◆皆様からの励ましの声が、
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