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心動かす企業経営 vol.275
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<会社の内側を良くするには?>
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
先回、「物事は内から外に伝播する」
というお話を書かせていただきました。
そして、それは企業活動でも同じことだと。
(先回分、もしご興味あれば↓↓)
https://www.felizes.biz/post/movement-spread-from-inside-to-outside
いくら外のお客様が大事という事でも、
中にいる従業員がケアされていなければ、
決して良いサービスや商品の提供は
できないのではないかと。
それと関連して、今回、
「内側を良くするには
どうすればいいのか?」
ということを書いてみたいと思います。
皆さん、ご存じでしょうか?
ある調査によると、働く人の4人に1人は
日曜日の夜によく眠れない
という結果が出ているそうです。
また、そのうち75%の人が、
「月曜日の朝に職場に戻ることに対する
不安や恐怖」
が不眠の理由だと回答しているとのこと。
サラリーマンなら誰しも経験したことが
あるかもしれません。
何となく、月曜日に会社に行くのが
嫌だなあと。
私も、長いサラリーマン時代、
日曜日の夜になると何となく憂鬱に感じる、
という時期もありました。
経営者の方でも、当然、色々なストレスは
抱えているでしょう。ですので月曜日、
会社行くのが憂鬱に感じるということも
あるかと思います。
ただ、経営者の場合、
従業員が感じるものとは少し違うのかも
しれません。
やはり自分の会社です。
嫌だとかそういうことは
言っていられません。
だから、頑張って働くのが当然だと。
そして、従業員に対しても、
やはり同じようについ期待したく
なるという事もあるかと
思います。
給料をもらっているのだから、
頑張って働いてくれるだろう。。
能力を出して、
自律的に働いてくれるだろう。。
と心のどこかで思っている方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
でも、現実はなかなかそうはいきません。
経営者さんたちの
期待通りになかなか働いてくれない
ということもあるかと思います。
経営者の方が、何を言っても、
あるいは働いて何年たっても、
従業員の方たちが思うように育たない。
そうなると
従業員の能力がないのかも。。
資質がないのかも。。
と、あきらめてしまうということも
あるかもしれません。
でも、これはもったいないことだと
思うのです。
では、どうすれば?
先ず、こういった問題を解決するのに、
押さえておくべき大事なことが
ひとつあると思います。
それは、根本的に、経営者と従業員の間には、
大きな“スタンスの違い”
があるということ。
ひと言で言うと、
経営者は、
働いている=仕事に対して前向き
従業員は、
働かされている=仕事に対して中立
(もしくはやや後ろ向き)
ということ。
どういうことかと言うと、
経営者は、自分の会社なので、
「会社の為、またある意味、
自分のために働いている」
なのではないかと思うのです。
だから仕事に対して積極的に、
前向きに取り組むのが当たり前だと
思っている。
一方、従業員の基本スタンスとしては、
どちらかと言うと
「会社に働かされている」
ではないかと。
全員が全員そうではないです。
中には、積極的に自律的に働く社員さんも
沢山おられます。
でもそういう方は、別に問題がないので、
今回の議論からは外します。
多くの人は、こんな風に、
どうしても受け身に働きがちに
なるのではないかと思うのです。
生きていくためにお金が必要
だから、
会社から言われたことをやっている。
当然、働くからには、ちゃんと働こう
と思っている人が殆どだと思います。
でも全員が本当に自分がやりたい
と思った仕事に就けているわけではない。
他に行くところもないし、
ここで何となく働いていくしかない
と思っている人もいらっしゃるかも
しれません。
ましてや、そういう感じだと、
会社経営状況のことなどについても
それほど、もしくは全く、
関心はないでしょう。
そして、
少し極端かもしれませんが、
会社はつぶれることはないだろう。
と漠然と思っている。
だから、働いていれば、
とりあえず毎月給料はもらえる。
と思っている方もいらっしゃる。
当然、従業員として経営状況がいいほうが、
ボーナス等増えるかも?
でも、そこは自分たちの
考えるところではない。
自分たちの働きいかんで会社の経営が
変わってきているということには
あまり実感がない。
だから、自分一人ががんばったからと
言ってよくなるなんて思ってもいない。
と思っている従業員さんが
いらっしゃるのではないかと。
少し極端に書きすぎているかもしれません。
でも、普通の従業員のスタンスは、
やはり、「働かされている」という感覚、
さらに人によっては
「働いてあげてる」という感覚の方も
いらっしゃるかもしれません。
だから、
そういう風に思っている人 の考え方を
変えていくような働きかけを
する必要があるのではないかと思うのです。
経営者と同じように
会社のために、自分のために「働く」
みんながそういう考え方になることで
確実に業績につながることに
なると思っています。
ではどうすればいいのか?
ということを書こうと思ったのですが、
長くなってしまったので
今回はここで終わりにします。
次回、続きを書きたいと
思いますのでよろしくお願いします。
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
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先週、とある企業の経営者さんに
これからの取組みに関して、
いくつかご提案させていただきました。
そして、その最後に、その経営者さんから
こんな言葉が出てきました。
「いやー、すごいやる気が出てきて
ワクワクしてきました!」と
いつもは、表情をあまり
表に出されない経営者さんです。
その方が、すごく嬉しそうな
そして、楽しそうな顔で
この言葉を発せられたのです。
心からそう思って
いらっしゃったのでしょうに
感じました。
私はこの言葉を聞いた時、
何とも言えない気持ちになりました。
思わず、目頭も熱くなりました。
こういう風に言ってもらえると
やはり嬉しいものですし、
この仕事をしていてよかったなと
思えた瞬間でした。
「ありがとうございました」
「引き続き、私としても頑張って
バックアップさせていただきます」
「頑張りましょう!」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
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