(2019年2月 小牧山)
皆様に幸運が訪れますように!!
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心動かす企業経営 vol.384
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<特技を見つける!成功の第一歩>
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
皆さんは、何か特技って
お持ちでしょうか?
特技ってあらためて言われると、
パッと思いつかない方も多いかも
しれません。
一般的に特技と言うと、やはり
特別な技と書くくらいです。
人に見せると、「おー、すげー!」と
思われるようなもの。
私のイメージでは何か曲芸的な技のような
感じです。
だから私も特技って言われても、
そんなすごい人より優れた技とか
もってないしなあと思ってしまいます。
さて、その特技に関して、
先日、新聞に小中高生が書いた作文が
いくつか紹介されていました。
それを読んでいると面白いなあ
と思いました。
冷蔵庫にあるものでオリジナル料理を
作ること
お母さんが努力家であること
(自分の話でなく)
マヨビーム
(マヨネーズで模様や絵を描くこと)
鳥の鳴き声を聞き分ける
ダジャレ など
中には、こんなのもありました。
特技というとすごい特別なもので、
自分にはないと思っていた。
でも岸田総理が
「人の話をしっかり聞くこと」
が特技だと語ったのを聞いて、
特技ってそういうものでもいいんだと
自分の考え方が変わったということ。
なるほど!
特技は目に見えてわかる具体的な
技でなくてもいい。
これは、人の顔色を読むのが得意とか、
人を喜ばせることが得意とか
そういうものでもいい
ということですよね。
こんなような
小中高生の作文を読んでいると、
特技って深いなあと思いましたし、
色々と考えさせられました。
例えば、書かれていた内容を
少し紹介するとこんなものがありました。
冷蔵庫にあるもので料理を作れる
という特技を語った子の場合です。
彼は一度料理を作ったら、
家族においしいと絶賛されたそうです。
そこから、色々自分で工夫しながら
オリジナル料理を作ることを
繰り返すうちにどんどんレベルがあがり
料理が得意になっていった。
そしたら、それを見ていた妹も、
自分もやりたいと言い出したので、
妹にも指導するようになったらしいです。
また、マヨビームが特技だという学生は、
お好み焼き屋でバイトしているそうです。
そこのお好み焼き屋さんでは、
焼きあがってソースをかけた状態で
客席の鉄板にのせて、目の前で
マヨネーズをかけるそうです。
その子は、こんな風に考えたそうなのです。
一般的に料理は味を重視する人が多い。
ただ、お店で提供する商品としては
見た目も大切である。
だから、仕上げのマヨビームに
こだわりたい、そうやってお客さんを
喜ばせたいと思った。
マヨネーズをかけた後、
コテで模様をつけたり、
小さな子供がいる場合だと、
アンパンマンやドラえもんの絵を
かいてあげるとのこと。
素晴らしいですね!
それからダジャレが特技と言う子は、
お父さんがダジャレ好きという影響を
受けているようです。
ある日お父さんが言ったダジャレで
大笑いし、それで自分もダジャレを
言いたいと思うようになったそうです。
どの子の特技を見てみても、
そこには共通点があるように思います。
それは、特技は、誰かからの称賛や喜びが
きっかけで生まれるということ
家族やお客さんから褒められたり、
喜んでもらえたりしたこと。
これが大きい。
もし褒められたり喜んでもらえなかったら、
どの特技も決して生まれることは
なかったでしょう。
そういう意味では、人から称賛されたり、
喜ばれたりということは、
人間の大きなモチベーション、自信になる
ということなのだというのをあらためて
教えてもらった気がしました。
それから特技ってバカにできないなあ
とも思ったのです。
一見何の役にも立たなさそう、
これが特技だと言うとくだらないと
思われそう
でもそれが将来、大きな何かに
つながっていく可能性があるということ。
例えば、今うちの息子は
ボイスパーカッションの真似を
よくしています。
いわゆるボイパと言われる声だけで
色々な楽器の音を出す技です。
これって、昔はいわゆる特技ということで
真似しても「すごいねえ」というレベルで
終わっていたと思います。
でも誰かがそれを突き詰め、
今や十分プロの職業として成立するまでに
なっています。
教える学校までできていますしね。
また、有名なさかなクンとかも、
魚に詳しいというだけならそれも特技で
終わっていた。
でもそれを突き詰めた結果、
魚に関する超権威ということで、
ひとつの職業の枠を超え活躍する
すごい人になっています。
冷蔵庫にあるもので料理を作る子は、
料理関係の仕事に関わるかもしれません。
お好み焼き屋のバイトの子は
既にお店で大事な戦力となっています。
また、その経験から何か将来に繋がる
仕事を見出す可能性もあります。
マヨアーティストみたいな(笑)
それから、特技って直接的でなくても、
間接的にも将来につながっていくと
思います。
先程の料理の特技の子だと、
冷蔵庫にある色々なものを集めて
工夫しながらおいしい料理をつくる。
これとこれを組み合わせたら、
こういう味になるんだろうと想像を
膨らませながら料理をつくる。
それを試しながら進める。
仕事だって、色々な制約条件や前提条件が
ある中で、それを工夫しながら
進めなければなりません。
妹に料理を教えるのも、
人にものを教えるという訓練になります。
どうやったら理解してくれるだろうか
と考えながら妹さんに教えているはず
なのです。
おそらく、そういう経験がこれからの
色々なことに役立っていくことは
間違いないでしょう。
そこには、色々な特技を通じた
生きるための学びが発生しているのでは
ないかと思うのです。
それから、今回思ったのは、
やはり人にはどんな人でも
探せば何かしらの特技があるのではないか
ということです。
ただ、中には、自分では当たり前に
やっているから、自分では気づかない特技
というものもたくさんあると思うのです。
自分にとっては普通、
でも他人から見るとそれがすごい
というものです。
だから、大事なのは、
それを誰かが先ずは見つけてあげる
ということ。
そして、
「こういうとこが得意だよね。
すごくいいよね」
と褒めてあげる。
それが家庭で言うと、親や先生
友達の仕事なのだと思いますが、
企業で言うと、それは
経営者や上司の役割だと思うのです。
この人は何に興味を持っているのだろう?
とか、いつも意識しながら従業員や
部下の方々と接する。
そういう意識って
すごく大事なんだと思いますし、
そうやって、才能を開花させることが
上に立つ者の役目なのだと思います。
普段忙しくて、なかなか直接、
コミュニケーションをとっていない
という方も多いかもしれません。
でも、時間をとって色々話を
してみることが、少し長い目で見ると、
大きなメリットとなって
かえってくるのではないかと思うのです。
それは、別に直接仕事に関係ないような
趣味的なものでもいいと思います。
自分が知らない分野のことを興味を持って
聞いてみる。
そちらのほうが、仕事の枠にとらわれずに
何か新しいその人の可能性を発見できる
確率が高いかもしれません。
そして、そこから仕事に
結びつけられないか考えてあげる。
それから大事なことが
もうひとつあります。
それは、人のではなく
自分自身の特技ももっと
見つけるということです。
また自分の今認識している特技ではなく
それ以外の潜在的な特技です。
それを見つけて、仕事や普段の
生活に活かす。
そうすると、もっといい生き方が
できるようになると思うのです。
自分では認識していないことを
他人から
「○○さんって、××だよね」
みたいなこと言われたことありませんか?
そういうところに気づいていない特技が
あるような気がします。
ということで、
たかが特技、されど特技
特技から可能性が広がる
中高生の作文を読んでいて
そんな風に思いました。
ご参考になれば幸いです
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
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先日、息子に新しい自転車を
購入しました。
今回はその自転車というより
これまでずっと頑張ってくれている
私の古い自転車についてです。
こちらの自転車は10年くらい前に
会社の記念品ということでもらった
ものです。
雨の日も風の日も色々活躍して
くれましたし、今もジム通いに
いつも愛用させていただいおり、
頑張ってくれています。
それにもかかわらず、
これまで、あまりきちんと手入れなど
していなかったので、錆が出たり、
少し不具合が発生してきたり
しています。
今回、新しい自転車がやってきて
そのピカピカな姿を見ると
なんか、自分の自転車に悪い気が
してきました。
少し心を入れ替えて、もうちょっと
お手入れして、大切に扱ってあげないと
いけないなあと思ったのです。
そういう意味で、今回は
反省の意味も込めて自分の自転車に
感謝です。
「ありがとう自転車さん」
「これからは少し手入れしますので
もうちょっとだけ頑張ってください!」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
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