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心動かす企業経営 vol.205
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<運動神経悪い芸人を見て考えたこと>
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
みなさん、「運動神経悪い芸人」って
見たことありますか?
雨上がり決死隊の蛍原さん司会の
「アメトーク」という番組で時々
特集されます。
このお正月もスペシャル番組として
放映されていました。
この番組、文字通り、
この運動神経悪い芸人の方々に、
色々なスポーツをさせて、
その運動神経の悪さから笑いを取る
というものです。
この前は、
バスケのドリブルシュート、
サッカーのボレーシュート、
野球のゴロやフライのキャッチ、
三段跳び
などなど
というようなものでした。
確かに、見ていると、
「どうしてこんな動きになるんだ?」
と腹を抱えてつい笑ってしまうような
すごい反応を各メンバーがします。
思わず笑ってしまうので、番組として
個人的には好きです。
ただ、今回話がしたいのは、
この番組が面白い、面白くない
ということではありません。
ちょっと、この運動神経悪い芸人の
メンバーを見てください。
ナイツ塙さん、
麒麟の川島さん、
サバンナ高橋さん、
フットボールアワー後藤さん、
他多数
しょこたんこと中川翔子さんも
芸人ではないですが、今回初登場でした。
そして、今回は出演はなかったですが、
他にも
千原ジュニアさん、
陣内智則さん、
などもいらっしゃいます。
このメンバーを見ていただくと
わかるのですが、
芸人の中でもテレビで
よく見かける人気のメンバーです。
私は、この番組を見て
いつも思うことは、
「成功することと、運動神経とは
全く関係ないんだなあ」
ということです。
(成功と言っても、
人によって何が成功かという定義は違う
と思うので難しいところですが、
ここでは社会的地位や金銭的な面での成功
という意味で使わせていただいています)
私たち世代は、スポーツができることは
何となく成功の条件のひとつであるかの
ような固定概念を持って人が多いのでは
ないかと思うのです。
多分、それは、子供の時からの教育の
イメージからなのかもしれません。
小学校、中学校、高校と、
クラスで目立っている子は
勉強ができて、スポーツもできる子が
多かった。
特に人気のある子は、かなりの確率で
運動神経のいい子だったような
気がします。
とにかくスポーツがある程度できる
ほうが優位性が高いという
何となくのイメージが私の中には
ありました。
もしかしたら今の時代は、
昔とは違っているのかもしれません。
でも、勉強もできてスポーツもできる
「文武両道」というのが理想である。
そういう子供が優秀な子供なんだ。
という価値観、というか固定概念が
日本全般の教育の場では
できてしまっていた感じがします。
その考えは、決して悪いものではないと
思います。
勉強もやり、スポーツもできる。
普通に考えれば良い事です。
ただ、学校の勉強やスポーツ以外で
才能を持っている子供が、
日の目を見にくくなってしまって
いたように思います。
音楽的才能や芸術的才能を持っている
子供でさえ、そういう機会が
あまり与えられずに日の目を見ない。
(親が英才教育をさせている場合は除いて)
まだ、音楽や芸術は、音大や芸大とかに
進学して才能を磨くということが
できるかもしれません。
ただ、それ以外の才能を持っている子供は、
才能を活かしにくい環境だったと思うのです。
例えば、人を笑わせ、楽しく幸せな気持ちに
させることができる芸人的才能。
例えそういう才能を持っていても、
今の世の中で、
「君は笑いの才能があるから、
芸人の途を行きなさい」
なんて言ってくれる人、親や先生は
いるかもしれませんが、多数とは
言えないと思います。
また芸人的才能だけでなく、
その他に、社会で成功している人の中には
たくさんの才能を持っている人がいます。
例えばこんな才能を持っている人:
人を気持ちよくさせる才能
自分よりも相手のことを
気にかけてあげる才能
人を惹きつける才能
すごい話し方の才能
人を陰で支える才能
教える才能
人間関係をつくる才能
資産を増やす才能
などなど
数えればキリがありません。
世の中で成功者と言われているような
人が持っている才能、
それは決して、
ただの勉強やスポーツだけでは
学べないことのほうが多いなあと
ここのところ、よく思います。
昔に比べると、最近では、
色々な専門学校などもあり、
才能を活かしやすい環境は改善
してきていると思います。
ただ、それは高校を卒業した
後のことで、義務教育含め、
高校時代までの子供の成長において
重要な時期に、色々な才能を伸ばす教育が
特に公立の学校ではされにくい環境に
あると思います。
特に今の学校教育を批判しているのでは
ありません、ただポイントとしては
上で述べた運動神経が悪くて、子供の頃は
からかわれたであろう人たちが、
ある定義で言えば、
成功を収めているという事実なのです。
私が尊敬していて、本もいくつも
出版されている有名な経営者の方も、
勉強が本当に苦手で
中学しか卒業されていないという例も
あります。
それを見ていると、私たち親は
子供のことをもっと広い目で
見てあげないといけないと思うのです。
ついつい、自分たちの固定概念で、
「勉強をやりなさい」
「ゲームばかりしていないで、
外で遊びなさい」
「スポーツはやらないとダメだ」
なんてことを言いがちに
なってしまいますが、
それが本当にいいのか考え直さないと
もったいないような気がするのです。
子供たちが持っている才能を
活かせるように、どうすればいいのか
もっと親として考えなければ
いけないと私自身いつも自分で
反省しながら思うのです。
それで、このことは何も家庭だけの
話ではないと思うのです。
企業に入ってくる人たちも
どちらかと言うと、これまでの
「勉強やスポーツができるのが美徳」
という価値観の中で育ってきている人が
多いかもしれません。
その中で、自分が持っている才能を
開花できていない若者たちが
たくさんいると思うのです。
私は、経営者の仕事は、
親と同じではないかと思って
います。
子供のいいところを見抜いて、
そこを伸ばしてあげることが
大事ではないかと。
だから、
自分のこれまで蓄積してきた固定概念を
すべて正しいとは思いこまず、
新しい価値観などを柔軟に
受け入れる度量を持っていただきたいと
思うのです。
人間、なかなか自分の価値観を
変えるのは難しいとは思います。
でも時には柔軟に対応していくことが、
これからの時代には求められる
要素なのではないかと思うのです。
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
だからこの場を借りて少し...
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今日は、子供の時からの友人Yへの
ありがとうです。
Yは小学校時代からの友人です。
いつも長期連休の前になると
「帰ってくるんか?」
って電話をくれます。
今回のお正月も、12月に電話
があり、「帰ってこいや」
という話がありました。
丁度まだコロナが今のように
厳しい状況にある前だったこと、
また、ここ1年半くらい、ナンダカンダと
会えてなかったこともあり、
「今回は帰るわ」
という話をしていました。
ところが、このコロナで
帰省しづらくなってきたのもあり、
Yに年末に電話しました。
するとYは入院中で、病院にいるとの
ことでした。
Yは何年か前から身体に不調が出てて
それが再発したようです。
ということで、結局
また今年の正月もYとは会えませんでした。
今はとにかく早くYが回復して
くれるのを祈るばかりです。
そう、今回会えなかったのですが、
Yには本当に感謝なのです。
実家を離れて、もう
30年近くになりますが、それでも
変わらずに連絡してくれ、そして
接してくれるのは本当にありがたい話です。
そんなYに今日は感謝です。
「Y、いつもありがとう」
「GWには元気な状態で会おうな!」
「とにかくおとなしくして早くよくなれよ」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
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