昨日、名刺を整理していました。
そしたら会社員時代の名刺がたくさんありました。
しかも上場企業の名刺ばかり。。。
それもそのはず、自分がトヨタ時代にもらった名刺なので相手も上場企業、しかも誰もが知っている日本を代表する企業ばかりです。
数にして720枚くらいありました。
こんな沢山の人と会っていたんだなあと、ビックリしました。すごい数です。
でも、考えてみると、このようなすごい名刺を、会社を辞めた今獲得するのは至難の業です。
こんなことを言っているのは、別に上場企業の名刺が欲しいわけではありません。
言いたいのは、
『トヨタの看板(ブランド力)』って本当に大きいなあということ。
トヨタにいたからこれだけの大きな会社の人と会えたんですね。
ほんと信用力抜群!絶大です!
お店でも名刺渡して、「請求書送って下さい。」で済む。
お金もすぐに借りられる。
海外旅行の際の入国審査でも、トヨタで働いてると言えば怪しまれない。
そしてセミナーなどに行って、ちょっと発言すると、名だたる上場企業の方たちから、さすがトヨタの人は鋭いですねえ。って言われる。別に大した発言なんてしてないのに(笑)
ホント、トヨタさん、トヨタさんって持ち上げられて凄かった。悪い気はしませんでしたが。。。(^^;
それで最近、自分で仕事をしていて思うのは、
『会社の看板(ブランド力やステイタス感)』
これが大企業で働く人の大きなインセンティブになっているんだろうなあということ。
もちろん収入面なども当然ありますが、大企業の人はこれがあるから辞められないのかなあと思います。
日本の場合は、まだまだ会社を辞めると今より条件のいいところに行きにくいから余計ですね。
だから、自分の体や心を犠牲にしても会社にしがみついてしまう。
分かる気がします。
一方、こんなこと言っては失礼ですが、中小企業の場合は、このブランド力がない。
つまり根本的に、大企業と同じマネジメント手法を採用してもうまく人を動かすことはできない。
だから中小企業は中小企業のやり方で人を動かしていかないといけません。
では会社のブランド力がない場合に従業員に動いてもらうにはどうすればいいか?
これは、もう「気持」の部分しかないですよね。気持ちの問題でいかに従業員のヤル気を高めることができるか。
「ブランド力」と「お金」と「気持ち」
おおざっぱですが、この3つが働く人のインセンティブとなるとすると、中小企業はこの3つ目の「気持ち」を重視した経営を考えるしかないと思います。
もちろん「お金」の面で十分に報いている中小企業もありますが、単に人間、お金をもらえればいいというものではないですからね。
私のサラリーマン時代を振り返ってみても、この「気持ち」よりも「ブランド力やステイタス感とお金」が働くモチベーションになっていたと思います。
つまり「ブランド力+お金」>「気持ち」
一方、中小企業は、「ブランド力+お金」<「気持ち」 の経営が必要だと思います。
でも、「気持ち」を高めるというのは「ブランド力」「お金」以上にとても難しいことであり、小手先のテクニックではうまくいかないでしょうね。だから中小企業の経営者が困ってしまうんだと思います。
私は今コンサルをやっていて痛感するのは、この「気持ち」を一番大事にした支援こそが中小企業経営に必要だということです。だから、そこを重視した支援を自分は常に心掛けるようにしています。
あなたの会社やお店の場合はいかがでしょうか?
何か働く人の「気持ち」を高めるようなことを実践されていますか?
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
*********************
愛知 名古屋 長久手のコンサルタント
フェリーゼス経営支援事務所 代表 金本淳
*********************
こんなことでお困りではありませんか?
・自社の商品やサービスが売れない原因がわからない!
・課題はたくさんあるが、日々の業務に忙殺されて、手をつけられない!
・色々やらなければと漠然と思っているが、どう形にしていけば良いかわからない!
・会社が成長するにつれ、従業員も増えてきたが、どう組織を運営していけばいいのかわからない!
・自分の右腕になるような人材がなかなか育たない!
フェリーゼスはあなたの社外パートナー(経営幹部)として、
・御社の魅力を引き出し、効果的にアピールできるあのトヨタにも負けない最強の仕組みづくりをサポートします。
・人やお金の悩みから解放し、本来、事業を通してやりたかったあなたの想い実現をサポートします
初回無料相談やっています。
是非ご連絡下さい。
TEL:080-3007-1789
メールでのお問合せ:
https://www.felizes.biz/contactus