中小企業の最高の成長戦略!経営者が率先して持つべき「遊び心」
- 金本 淳
- 9月16日
- 読了時間: 9分
皆様に幸運が訪れますように!!
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心動かす企業経営 vol.528
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おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
「成長する中小企業に共通してあるもの」
これって何だと思いますか?
仕事やお付き合いで色々な経営者さんと
関わる中で、私が発見したその答え、
それはズバリ
「遊び心」です。
仕事に遊び心が必要なのか?
と疑問に思われるかもしれません。
でもやはり私の見た中では必ずと言っていい程、
良い中小企業さんには遊び心が満載です。
逆に、遊び心がない企業で成功している企業は
見たことがないと言えるほどです。
ということで、今回は
そんな成長する魅力ある企業に不可欠な
「遊び心」について考えてみたいと思います。
経営者が率先して“遊び心”を持つことが、
中小企業を元気にする
中小企業の経営は、日々の売上や資金繰り、
人材育成など、目の前の課題に追われがちです。
だから、ついつい経営者は
「とにかく真剣に」
「一生懸命に」
と真面目に自身を追い込みながら
頑張ってしまいがちです。
真面目に頑張るのが悪いと言っているのでは
ありません。
ただ、あまりに真面目に追い詰めてやり過ぎると、
それが表情や態度や言葉の端々に
無意識のうちに出てきてしまい、
マイナス効果として従業員に伝播してしまいます。
「自分は頑張っているのに、
なぜ従業員は頑張ってくれないんだ!」
の様に
思えてしまうからかもしれません。
そういった思いが知らず知らずのうちに
会社全体を重苦しい空気で包んでしまうことに
なりかねません。
そんな時こそ必要なのが
“遊び心”
だと思うのです。
特に経営者自らが遊び心を持ち、
それを体現していくことが、
組織全体のマインドを大きく変える
一番の起爆剤なのだと思います。
経営者のマインドが組織に伝染する
中小企業では、経営者の考え方や行動が、
従業員のマインドに直結しやすいです。
トップが「遊び心」を持ち、楽しむ姿勢を
見せることで、従業員も
「仕事は楽しんでいいんだ」
と思えるようになる。
逆に、経営者が常に眉間にシワを寄せていたら、
社員は委縮し、チャレンジ精神や創造性は
育たないでしょう。
大企業では組織の層が厚く、経営者の姿勢が
現場まで届きにくいことも多いですが、
中小企業は違います。
社長の言葉、笑顔、雑談の仕方までが
ダイレクトに従業員へ響きます。
その意味で、中小企業こそ経営者の遊び心が
強い影響力を発揮するのだと私は思います。
論より証拠、実際に遊び心で
成果を出した事例の紹介です。
事例①:ユニフォームを遊び心で変えた飲食店
ある小さな飲食店では、従業員のユニフォームが
長年同じで、古くさくなっていました。
社長は
「どうせ新調するなら遊び心を加えよう」
と考え、制服に店のロゴをポップな
イラスト風にデザイン。
さらにエプロンの色も従業員が好きに選べる
仕組みにしました。
最初は「お客さんに変に見られないか」
と心配する声もありましたが、
実際に導入すると店内が一気に明るい雰囲気に。
常連客も「制服がかわいいね」と声をかけて
くれるようになり、従業員も楽しそうに
働くように。
経営者が遊び心を持って提案した小さな工夫が、
店の空気を変え、結果的に売上アップにも
つながった事例です。
事例②:社内イベントをユーモアで盛り上げた会社
別の中小企業、従業員20名ほどの
会社では、毎年社員旅行をしていました。
しかし、マンネリ化して参加者の
モチベーションが低下気味に。
そこで社長は
「せっかくならもっと楽しもう」と考え、
旅行に「仮装コンテスト」を導入。
最初は「社長、本気ですか?」と社員も半信半疑。
しかし社長自身が率先してユーモラスな格好で
登場したことで、一気に場の空気が和みました。
結果、社員も積極的に参加するようになり、
旅行が大盛り上がり。
普段は真面目な社員同士が大笑いしながら交流し、
仕事では見えない一面を知ることで、
職場の人間関係も円滑になりました。
事例③:忘年会に全力で取り組む部長
これは私が以前働いていたトヨタの
元アフリカ部長の話です。
この部長は
「とにかくやるからには徹底的に面白く」
という考えの持ち主でした。
忘年会などは普通若手が芸をするみたいな
感じが多いと思いますが少し違っていました。
寸劇にダンスにゲームなど全従業員が何かに
参加して盛り上げる。
当然人にやらせるだけでなく、
自分も率先して参加する。
ある年はルパン三世の寸劇で、部長自ら
銭形警部を演じていました。
当然普段は真面目に仕事をしていますが、
その中でもいつも部下と冗談を言い合ったり
ユーモアと茶目っ気タップリの部長さんでした。
そういう人柄が周りに大きく影響を与え、
50人程いた部の結束力が固く、
仕事でもアフリカ販売でどんどん記録を
出していくというそれまでにない成果を
上げていました。
このように、
経営者自らが遊び心を行動で示すと、
社員は安心して楽しめるようになる、
そして成果にも繋がるのです。
遊び心がもたらす3つの効果
中小企業で遊び心を経営に取り入れると、
次のような効果が期待できると思います。
1.創造性が育まれる
「失敗してもいい」という安心感が
生まれることで、従業員が新しいアイデアを
出しやすくなる。
遊び心はチャレンジの土壌になる。
2.人間関係が柔らかくなる
遊び心がある職場では、笑いや雑談が
自然に生まれる。
人間関係が円滑になり、チームワークも向上する。
3.お客様に伝わる
経営者や従業員が楽しんで働いている雰囲気は、
お客様にも伝わる。
「この会社は雰囲気がいい」
と感じてもらうことで、
リピーターやファンづくりにつながる。
経営者が率先することの意味
重要なのは「経営者が率先する」こと。
中小企業では、社長がやらなければ社員も
「本当にやっていいのか」
と不安になります。
経営者がまず自ら遊び心を持って行動し、
その姿を見せることで、従業員も
自然と安心して同じようにできます。
つまり、遊び心は
「上からの号令」
では育たないということ。
「経営者が体現しているから大丈夫」
という安心感が、
従業員に自由とチャレンジを許すのです。
まとめ
ということでいかがでしたでしょうか?
中小企業の経営において、
遊び心は単なる娯楽ではなく、
組織の活性化と成長のための大事な要素
なのです。
特に経営者自らが率先して遊び心を持ち、
その姿を見せることが、
従業員に大きな影響を与えます。
普段から率先して遊ぶ
ということができればベストですが、
事例のように
制服を変える、
イベントにユーモアを取り入れるなど、
小さな工夫でも先ずは十分です。
大事なのは「社長自身が楽しむこと」。
それが従業員に伝わり、
やがてお客様にも伝わっていく。
経営は真剣勝負の場である一方で、
遊び心があるからこそ新しい発想が生まれ、
人が集まり、会社が元気になるのだと思います。
中小企業だからこそ、
経営者が率先して遊び心を体現し、
みんながワクワクする場をつくって
いくべきだと私は思います。
ご参考になれば幸いです。
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
だからこの場を借りて少し...
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先日、通っているジムの飲み会に
参加しました。
これまでも飲み会はあったのですが、
今回は同じ系列ジムの別拠点をメインに
している人も参加という感じで
これまでとは少し雰囲気が違う会でした。
いつも思うのですが、
こういう飲み会の人数調整や場所
セッティングは意外と労力を使うものです。
私はいつも誘って頂くだけで、
幹事的なことはこれまでこの会では
一度もやったことがありません。
いつも申し訳ないなと思っていますが
本当に幹事の方々には感謝です。
2つの拠点をつないで調整してくれた人
場所をセッティングしてくれた人
席決めのクジを作ってくれた人
会計を担当してくれた人
皆さんのおかげで楽しい時間を
過ごすことができました。
本当にありがとうございました!
これからもジムライフを楽しみましょう!
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
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