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  • 執筆者の写真金本 淳

ミッションを貫くモンベルの経営姿勢

更新日:2022年10月7日


(2022年4月 本宮山山頂)

皆様に幸運が訪れますように!!


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

心動かす企業経営 vol.330

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<ミッションを貫くモンベルの経営姿勢>




おはようございます。

フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。 




2010年前半から始まった

第二次キャンプブーム。


確かに周りでもキャンプをしている

という人が増えてきました。





こういったキャンプブームを牽引する

アウトドアブランドのひとつが

モンベルです。


モンベルって誰でも一度は

聞いたことあると思います。



モンベルの取組みは、企業経営を

進める上でとても参考になると思います。


ですので、今回紹介させて

いただきたいと思いました。




モンベルは、登山家としても知られる

辰野勇氏によって1975年創業されました。



モンベルにはモンベルクラブという

会員制度があります。


モンベルクラブは年会費1500円と有料にも

関わらず、会員数は100万人以上とのこと。



モンベルがこれほどまでの多くの

アウトドア愛好家に選ばれるのは

なぜなのでしょうか?



たまたまネットでモンベルの創業者で

社長の辰野勇氏の記事を見て、

興味を持ったので調べてみました。


そうすると、なるほどなあと。。。




私が一番大きいと思ったのは、

自社が掲げる7つのミッションに

沿った経営をしているということです。


社長インタビュー記事を読んだり、

ウェブサイトを見ても

自社の商品を売りたいから企業活動を

行っているという感じが全然しません。



商品の販売ありきではなく、

ミッションありきなんです



自分達が目指す姿がはっきりしている。


そして、その信念に基づいて

全ての企業活動が営まれている。


そんな感じがしてなりません。



因みにミッションはこんな感じです。


・自然環境保全意識の向上

・野外活動を通じて

子供たちの生きる力を育む

・健康寿命の増進

・自然災害への対応力

・エコツーリズムを通じた地域経済活性

・一次産業(農林水産業)への支援

・高齢者・障害者のバリアフリー実現



例えば、先程ご紹介した現在100万人を

超えるモンベルクラブという会員制度。


これもまさにそうだと思います。



会員の特典はこんな感じです。


・購入時のポイント付与

・オリジナルカタログや会報誌

「OUTWARD」の送付、

・全国の提携施設での優待サービス、

・会員限定イベントの開催、

・ネット購入品の送料無料、

・独自の基金制度への還元などなど


どの内容も基本的にはミッションと

つながっています。



例えば、彼らが開催する各種イベント。


時には、登山家である辰野氏が

登山ツアーのガイドも務めることも。



イベントを通じて、

自然環境保全意識の向上、

子供たちの生きる力を育む、

防災意識を向上させる、

地域経済を活性化させる



そして、

それを彼らのミッションに賛同する

全国の提携施設も巻き込み

協力しながら進める。



自然を前に、創業者も社員も、

顧客と同じアウトドア愛好家として

繋がる。


顧客と直に繋がるこの機会をモンベルは

重要視しながらファンを掴んでいる

というのがよく理解できます。




それから、年4回発行の会報誌。


これはお客様と従業員をつなぐ重要な

コミュニケーションツールと

なっているようです。



取扱い製品やアクティビティ関連情報

だけではありません。


モンベルにゆかりのある著名人や地域、

環境問題や教育問題まで取り上げる。


また辰野氏自らもコラムを執筆されていて、

世界でもっとも発行部数の多い

アウトドア情報誌となっています。



因みに、この会報誌は、従業員自らが

企画編集しているそうです。


そうすることで、ブランドの思想を

従業員が直接お客様に伝えていく

というだいじな役割を担っているようです。



ブランドの想いを会報誌を通して

伝えることで、顧客からの信頼を獲得し、

長く愛されるブランドに

なってきているのだと思います。



実は、2005年には会員数は

4万人程度でした。


でもその頃に既に社長の辰野氏は、

100万人の会員突破を

予言していたそうです。


そして

その辰野氏の言葉が社員に火をつけ、

20年もたたないうちに

100万人を超えるようになった。


この数字が意味することは、

モンベルのブランド思想が、

社内にしっかり浸透し、

そしてそれを従業員が、

顧客に伝え、浸透させた証

ではないかと思います。



よく、色んなブランドやお店が無料の

会員制度を実施していますが、

こんな上手く、しかも有料会員で

運営しているのは珍しいのでは

ないでしょうか?



上手くいっているのは、会員制度の

やはり全ての内容がミッションに

基づいたものとなっているからだと

思います。


そこがなければ会員制度と言っても

せいぜい買い物をしたらポイントが貯まる

とか、何かがもらえる

くらいのものにしかなりません。


でもそれでは、会員制度の意味は薄れる

と思うのです。



最初は、色々特典もあるし

とりあえず1500円払って会員になろうか

と軽い気持ちで会員になった人も

いるかもしれません。


でも、会報誌や様々な活動を通して

モンベルのミッションに触れることで

共感の気持ちが湧き、そして、継続的な

モンベルファンとなっていっているのでは

ないでしょうか?


それだけ支払ってもいいと思える価値を

お客様と共有できている証拠だと思います。


私は、会員制度の本来の姿は

こうあるべきなのだと思います。




その他面白いなと思ったこと。


それは、辰野氏がこう語っていることです。


「基本的にマーケットのリサーチや

ポテンシャルの把握はしない」と。


基本的に、

「アウトドア愛好家として、

自分達が何を欲しているか?」

という消費者視点なのです。



「何が売れるかではなく、何が欲しいか。

自分達がモンベルの第一ユーザーだ。


考え、信じ抜いた製品に賛同いただける

方に向けて、ビジネスをしていく。


それが100人、1000人と徐々に

増えていった」と語っています。




それから、モンベルでは

Repair(リペア)

Reuse(リユース)

Recycle(リサイクル)

の3Rが文化として根付いている。


あるモンベルユーザーは、

焼き焦げたテントを店舗に持って

行ったところ、数千円で修理してもらい

感激したと言う。



モンベルでは、ウエアやバッグの

生地破れ修理、


フットウエアのソール張り替え、


テントのポール交換など、


あらゆるモンベル製品の修理サービスを

用意しています。


モンベル商品を店舗に持ち込めば、

安価で即座に修理が可能なのです。



「顧客満足を追求するなら

当然のサービスです。


そして満足していただくことが、

次のビジネスに繋がるんです」と社長


モンベルでは、サステナブル・SDGsといった

キーワードが浸透するずっと以前から

実施してきているそうです。



「地球の資源は限られている。

その中で、何万個もの自社商品が

最終的にどうなるのか、製造者として

考えていく必要があります。


修理やリサイクルなど、我々の

フォローアップできることは

やっていきたい。


それは日本の“もったいない”という文化・

道徳心があるのかもしれません」

こういう部分もミッションに沿っており

お客様が共感できる部分となっている

のだと思います。




以上モンベルの企業活動を

簡単に紹介しましたがいかがでしょう?



やはり、私は、成功するブランドは

確固たる使命に基づいて経営活動を

行っていると思うのです。


それがあるから、お客さまも従業員も

あらゆる関係者を巻き込むことができる。



企業のビジョンや理念、使命

こういったものが本当に大切なものだと、

今回改めてモンベルが

教えてくれたような気がしました。





☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

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先週、豊川での仕事の帰り、

時間があったので、

本宮山というところに寄って帰りました。


本宮山は、岡崎市・豊川市・新城市に

またがる三河山地の標高789mの山です。


頂上には砥鹿神社(とがじんじゃ)があり

昔から人々の信仰対象として

親しまれているそうです。


均整のとれた姿が美しく

「三河富士」とも呼ばれているとのこと。




本宮山スカイラインを通り、

頂上に向かいました。


山の上のほうは、サクラがまだ結構

咲いており、とてもきれい!


景色も堪能できとても気持ちのいい

ドライブでした。


その後、頂上の駐車場に車を止め、

神社を参拝してきました。


麓から続いている登山道もあり、

そちらのほうも少し歩いてみましたが、

革靴ではかなり厳しい道でした。


スニーカーをもってくればと

少し後悔しました。



1時間半くらい近辺を散策しましたが

当日は快晴で少し歩くと汗ばむくらい

でも山道は日陰でとても涼しい。


澄んだ空気をたくさん吸って

とてもリフレッシュできました。



帰りはそのまま下道で山の中を

ドライブし、豊田市を抜けて

帰りました。



平日にこんな贅沢な時間を過ごせて

幸せだなと思いました。


心と体を癒してくれた

本宮山の自然に感謝です。


「ありがとう!」





最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





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【発行元】フェリーゼス経営支援事務所

【発行責任者】金本 淳

経済産業大臣登録 中小企業診断士

豊田市働き方改革アドバイザー・講師

国際ファッション専門職大学非常勤講師

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