(2021年 金沢)
皆様に幸運が訪れますように!!
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心動かす企業経営 vol.305
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<コロナ禍で頑張る飲食業界>
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
昨年11月、12月はコロナも
落ち着いてきていました。
一時期このまま収束するのかと
思っていましたが、1月に入ってから
また猛威を振るっていますね。
ホント早くコロナのことを
気にしなくていい日常が戻ってきて
欲しいと願うばかりです。
さて、このコロナにより、
大きな影響を受けている業種の
ひとつが飲食関係。
私も、コロナになってからいくつかの
飲食系事業者さんと関わらせて
いただいております。
皆さん、大変な中、色々知恵を出しながら
この苦境を乗り越えようと懸命に
頑張っておられます。
そして、皆さんが頑張っておられる
その姿を間近に見ると、
本当に頭が下がる思いです。
そんな厳しい飲食業界ですが、
皆さんコロナでやられてばかりでは
ありません。
今回のコロナで、外食市場が大きく影響を
受けた一方で、新しい外食市場への
対応の形も増えてきております。
大人数で集まって外食できない分、
テイクアウト、
自社の目玉商品のECサイト販売
など家で食べるニーズへの対応が
進んでいます。
あるいは、孤食といった市場への対応も
増えてきています。
丁度、先日新聞記事で、この孤食
への取組み事例が紹介されていました。
こういった目の付けどころって
大事だなあと思いましたので
紹介させていただきます。
ひとつは、一人焼肉です。
焼肉と言えば、家族や友達など、
複数人で酒を飲みながらワイワイ食べる
というのがこれまでの常識。
でも焼肉ライクさんはその常識を
覆しています。
そういった従来の焼肉店のイメージから、
一人で焼肉店に行けなくても行けない人
がいるのではないかと、2019年に創業。
そのコンセプトは、
1人1台ロースター好きな部位を
好きなだけ楽しめる
新感覚“焼肉ファーストフード店”
「焼肉ライク」
1人で焼肉を楽しみたいという
潜在的なニーズ、
さらにコロナ禍で、他人と食事をしにくい
という状況も後押しし、この2年程で
既に全国に70店の店舗展開を
実現しています。
また、孤食の別の話として、
紹介されていたのが、スターツ出版の
「一人客だけが予約できる企画」。
昨年6月から開始され、
好評を博しているようです。
ペニンシュラホテルのブティックカフェを
貸し切った一人アフターヌーンティー。
9人限定で、それぞれが他のお客様と
話すことなく、一人でゆっくりと
アフターヌーンティーを思い思いに楽しむ。
思いっきり写真を撮ったり、
ゆっくりひとつひとつ味を楽しんだり、
帰る時間も自由
人と一緒というのも楽しいけど、
でも、やはり気もつかうこともあるし、
たまには、一人で気ままに楽しむ贅沢を
味わいたい
という潜在ニーズを満たすものなのでしょう。
この高級ホテル内でアフターヌーンティー
というのも、普通考えると、一人で
行くのは少しためらわれるもの。
周りの人からしても、
これまでの常識で考えてしまうと、
「この人なぜ一人で来ているんだろうと?」
と少し違和感を感じてしまう光景です。
でも来る人全員が一人ならば、
まったくそこは問題ない。
こういった企画というのは、やはり、
一人焼肉同様、常識を疑うというところが
目の付け所なんでしょうね。
1人で食べたいという欲求は
誰しも時にはあるのだと思います。
でもその一方でなかなか一人じゃ行き辛い
と思う人も多いというのも事実だと
思います。
それは一人で気軽には入れるお店
というのが限られているからだと
思います。
例えば、ネットで見ていたら、
一人呑みというキーワードを入れると
色々なサイトがでてきます。
やはり一人で飲みに行きたいという
ニーズはあるのでしょう。
ただその一方で、
実際一人で行っている人も
いらっしゃるようですが、
やはり行き辛いという人も多いようです。
一人で行ったはいいが、
周りがカップルばかり、
あるいは団体客が騒いでいる。
特に女性一人だと変な目で見られたり、
酔っ払いに声をかけられやすいなど、
なかなか、お店を選ばないと
ゆっくり落ち着いて静かに料理を
味わって飲めないという現実もあるようです。
だから、こういったところにも
まだまだチャンスはあるんでしょうね。
既にあるのかもしれませんが、
完全一人呑み居酒屋とか
女性限定一人呑み居酒屋とか。
外食産業が、コロナで大きな影響を
受けていること自体は、
本当に喜べない事実です。
ただその一方で、こういうのを見ていると
改めて気づかされたこともあります。
それは、
従来の一般的な外食産業が満たしていた
顧客ニーズだけでは、
カバーしきれていない潜在的な
市場ニーズが、まだまだ探せば
他にもあるのではないか?
ということです。
特に孤食市場というのは、
このコロナ禍の中でのひとつの有望な
市場かもしれません。
そして、孤食から派生させると、
他の視点でもまだまだチャンスは
あるようにも思います。
例えば、
小さい子供連れ家族専用の個室飲食店、
カップル専用の個室飲食店など。
今回、孤食ということで書いてきましたが、
飲食業界は完全に新たな時代への対応を
迫られています。
たくさんのお客さんにお店に来てもらって、
その人たちに食事を提供するという
外食の一般的なスタイルだけに
とらわれていてはいけないということが、
このコロナによる大きな学びとなりました。
そして、例え、コロナが終息しても、
また、別の何かによって、
同じような事態に陥る可能性がある
ということはもはや疑いの余地が
ありません。
そうするとこれからの飲食業界は
そのリスクを想定しながらの事業展開を
考えざるを得ません。
その時に必要なのが、
ひとつは、
どんな状況でも特定のお客様から絶対に
選ばれる差別化ポイント、
そして、単純に、自店内で食事を提供する
ということだけに頼らず、
ネット通販やテイクアウトなど別の形での
飲食の提供という複数の事業の柱を持つ
ということなのでしょう。
ただ、それもどこもがやりだすことです。
ですので、その中でまた他店と差別化できる
何かをつくっていかなければならない
ということなのでしょうか。
飲食業界、まだまだ厳しい中、
軽々しくは言えません。
でも、考えようによってはまだまだ
チャンスは眠っていることは
間違いないと思います。
本当に厳しいですが、
色々知恵を出して頑張っていきましょう!
私も関わる企業さんに、
少しでもお役に立てるように、
色々アイデアを出していきたいと
思っています。
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
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年明けは色々とバタバタしていて
初詣に行けていませんでした。
でも、ようやくこの日曜日に、氏神様と
いつも初えびすに伺う神社さんに
お詣りさせていただくことができました。
残念ながら、今年の初えびすは
用事があり行けず、熊手は
いただけませんでした。
でも、日曜日は快晴で、暖かく
とっても気持ちよかったので
気分がとってもリフレッシュできました。
時間があれば、神社にはよくお詣りさせて
いただいておりますが、
初詣というと、何かいつもと違う感覚が
ありますよね。
そういった少し特別な日に
天気も良く、空気が澄んでいて、
勝手な妄想ですが、神様にすごく
祝福されているような気分になりました。
年初から、いい気をいただき
本当にありがとうございました
そして、今年一年、よろしく
お願いいたします。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
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