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「社員が育たない…」その原因は教育不足ではなく会社の空気です

  • 執筆者の写真: 金本 淳
    金本 淳
  • 1 日前
  • 読了時間: 9分
東寺五重塔
東寺五重塔

皆様に幸運が訪れますように!! ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

心動かす企業経営 vol.558

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<「社員が育たない…」その原因は教育不足ではなく会社の空気です>



こんにちは。

フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもと あつし)です。


4月に新年度がスタートしてから早1か月、

つかの間のGWも終わりましたが、

この時期、多くの経営者の方から聞くのが、


「もっと主体的に動いてほしい」

「若手がなかなか育たない」

「指示待ち社員が増えている」

「新人が定着しない」

「自分で考えて動ける社員が欲しい」


といった悩みです。


そして、そういった悩みを

何とか解決できないものかということで

多くの企業ではこの時期に様々な

取組を始めることも多いと思います。



改善意識を持ち、取り組みを

進めて行く姿勢は企業として非常に大切なこと

ですよね。


ただ、そういった取組を成功させるためには

私はあることを抑えておいたほうがいいと

思っています。


それはこれまで色々な企業を見てきた中で

わかったことなのですが、

社員が育つ会社と育たない会社には

“決定的な違い”

があるということです。


その違いは何か?


それは“会社の土台”の違いです。


実は、社員が育たない会社にはある共通点があるのです。


それは、

「育て方」以前に、

“会社の土台”そのものが少しズレている

ということなのです。



社員が育たない原因を、本人の能力や意識の問題だけに

してしまう会社は少なくありません。


ですが実際には、

社員は会社の

「空気」や「構造」

の影響を非常に強く受けています。


つまり、

社員が育たないのは、社員個人の問題ではなく、

会社の“在り方”そのものに原因があるケースが多いのです。


特に新年度が始まって少し経つこの時期は、

このズレが表面化しやすい時期でもあります。


新入社員を迎え、新たな目標を掲げ、

組織を前に進めようとするタイミングだからこそ、

「どんな会社をつくっているのか」

が問われる。



多くの会社では、新年度になると、


・方針発表

・数値目標設定

・スローガン策定

・評価制度の見直し

・研修実施


などを行います。


もちろんそれ自体はとても大切です。

しかし、本当に重要なのはそこだけではありません。


なぜなら、社員は「制度」だけで育つわけではないからです。


むしろ、

会社の空気

によって育つ部分の方が圧倒的に大きいのです。


例えば、

・挑戦することがあまり好まれない。

・上司が部下の不平不満を言う事が多い。

・ミスをすると責められる。

・忙しすぎて社内での会話があまりない。

・社長の機嫌が安定していない。

・幹部同士の関係があまり良くない。

・意見を言いにくい。


こうした空気の中では、

どれだけ立派な研修を入れても、

人は伸びません。


逆に、

多少未熟でも、

「やってみよう」

「失敗しても大丈夫」

「まず考えてみよう」

と言える環境が整っていれば、人は自然と成長していきます。


つまり、

人は教育で育つ前に、

“会社の空気”

で育つと言ってよいでしょう。



そして実は、

「社員を育てたい」

という思いが強い会社ほど、

逆に社員が育たなくなっているケースもあります。


なぜなら、育成を急ぐあまり、


・マニュアルを増やす

・管理を強化する

・細かく指示する

・失敗を防ごうとする


といった方向に進みやすいからです。


業務を平準化し、生産性をあげるという点では

こういった取組は必要だと私は思います。


しかし、それをやればやるほど、

社員は「考えなくても動ける状態」

になっていきます。


結果として、

指示待ち社員が増え、

主体性がなくなり、

受け身の組織になってしまう

というリスクがあるのです。


つまり

良かれと思いやっていることがかえって

「考えなくても成立してしまう会社構造」

をつくってしまっている場合があるのです。



では、

育つ会社と育たない会社には、

どんな違いがあるのでしょうか。



育たない会社は、

正解だけを求めます。


失敗を避け、ミスを責め、効率を優先し、

「とにかく言われた通りにやってほしい」

という空気になりやすい。


一方で、育つ会社は、

考える余白があります。


もちろん基準や方向性は示す必要があります。


しかしその上で、

「あなたはどう考える?」

「まずやってみよう」

「一緒に考えよう」

という対話があります。


また、

育たない会社は、

社長だけが頑張っている傾向が強いです。


社長だけが考え、

社長だけが動き、

社長だけが責任を背負っている。


すると社員は、

「どうせ社長が決める」

「言われたことだけやればいい」

となっていきます。


逆に育つ会社は、

小さな主体性を大切にしています。


小さな提案。

小さな改善。

小さな挑戦。


それを認め、積み重ねていくことで、

社員は

「自分も会社をつくる側なんだ」

という感覚を持ち始めます。


そしてもう一つ、非常に重要なのは、

経営者自身が“成長する姿”

を見せているかどうかです。


中小企業では特に、

社員は社長の背中を見ています。


どれだけ良い言葉を並べても、

社長自身が、


・学ばない

・人の話を聞かない

・感情的になる

・他責にする

・変化を嫌がる


のであれば、

組織はその空気に引っ張られていきます。


逆に、

社長自身が学び続け、

挑戦し、

人に感謝し、

改善しようとしている会社では、

その姿勢が組織全体に伝わっていきます。


組織は、正に“経営者を映す鏡”

と言っていいでしょう。


だからこそ、

社員教育の前に、

まず経営者自身がどう在るか

ここが極めて重要ではないかと思うのです。


最近では、


「良い人材が採用できない」

「若手が弱い、育たない」

「そもそも採用しても応募がない」


という声もよく聞きます。


しかし私は、人材市場だけが問題ではないと思っています。


もちろん採用環境は厳しくなっています。

ですが本質的には、

“育つ環境”

を作れているかどうかの方が、

はるかに重要ではないかと思うのです。


実際、育つ環境がある会社には

厳しい環境でも人が集まってきているのです。



人は、最初から完璧ではありません。

未熟な状態から始まり、

経験し、

失敗し、

認められながら

成長していきます。


そして、人はそんな成長できる環境

潜在的に求めているのだと私は思います。


だからこそ、会社とは、

人を選別する場所ではなく、

人が成長できる場所であるべきなのです。



新年度は、単に目標数字を決める時期ではありません。


この時期こそ

「どんな会社をつくるのか」

を見直すべきタイミングなのだと私は思います。


どんな姿勢を評価するのか。

どんな行動を大切にするのか。

お客様にどう向き合うのか。

仲間にどう接するのか。


こうした“組織の価値観”が、

社員の行動をつくっていきます。


人は、数字だけでは動きません。

意味で動きます。


だからこそ、これからの時代は、

管理で動かす組織ではなく、

共感と信頼で動く組織

がますます重要になると感じています。


社員は、「教えた通り」に育つのではなく、

会社の空気、

経営者の姿勢、

日々の対話、

任され方、

認められ方

の中で育っていくのです。



もし今、

「社員が育たない」

と感じているのであれば、

教育方法だけではなく、

会社そのものの在り方を、

一度見直してみることも大切なのかもしれません。



ご参考になれば幸いです。

 

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

だからこの場を借りて少し...

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GWから先週末まで色々なイベントがあり、

普段会えない人たちとたくさん会うことが

出来ました。

 

大学時代の友人、

社会人になって初めての職場先輩、

亡くなった友人の家族、

自分の姉家族など

 

普段、中々気軽に会えない人たちと会い

話しができるのはすごく貴重です。

 

歳を重ねても、時間が空いていても

昔と変わらずスッと入っていけるのは

不思議ですし、ほっと安心します。

 

でもそうやってかわらないいいところもあれば

皆それぞれが何かしら成長している部分も

感じられ、それはそれで素敵だなあと思いました。

 

 

今回、たまたま大学時代の友人と行った

念珠づくり体験の際に、お坊さんの説法を

お聞きする機会がありました。

 

その時に話をされていたのが

自分たちが明日も同じように生きているという

保証はどこにもない。

だから、この瞬間を大切に生きよう

というようなお話でした。

 

こうやって言ってしまうとひと言で

すんでしまうのですが、

その話を聞きながら、正にそうだなあと

しみじみと考えさせられました。

 

考えてみたら

今回久しぶりに会えた人たちとも

あと何回会えるかもわからない。

 

そうやって思うと、

自分の友人や家族、知人はもちろんのこと

これからご縁をいただくすべての人との時間を

大切にしていきたいなと強く思いました。

 

その他色々なこと含め

今回のGWは自分の周りにいてくれる人たちへの

感謝の気持ちを改めて考えさせられる良い機会に

なりました。

 

そういった意味で貴重でした。

 

良い機会をいただきありがとうございました。

 

感謝です!

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

今日も素敵な一日になりますように!

 

 

 

 

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