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  • 執筆者の写真金本 淳

コロナ禍のコロナビールと経営のヒント


(2022年11月 豊田市高月院)

皆様に幸運が訪れますように!!


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

心動かす企業経営 vol.388

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<コロナ禍のコロナビールと経営のヒント>



おはようございます。


フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。




新型コロナの第8波ということで、

ここのところ、また感染者数が

増加傾向にあります。


と言っても今回はコロナはコロナでも

別のコロナの話題に関してです。


「コロナビール」

皆さんもご存じですよね。



さて、本題に入る前に少し余談です。


コロナビールと聞くと、

コロナウィルス流行の

影響が個人的に気になるので

調べてみました。


ぱっと思い浮かぶのは、

やはりコロナビール販売は

落ちているんだろうな

ということ。


そりゃそうですよね。


全世界的に色んな意味で大打撃を

与えているコロナウィルス、

それと同じ名前のビールですから。



実際、2020年1月末から

コロナビールの検索数が上昇。


同社自体も売上げ予測を10%減と予想。


そんな中、あるPR会社が調査したら

38%がコロナビールを飲まない

という結果が出て記事になりました。


そして、ソーシャルメディアでも

7万人以上がこの記事に「いいね」をした。


「世界的な疫病と同じ名前のビールを

買う人などいない」


というネガティブな連想が働いたと

考えられています。



ここだけ見ると、さぞ売上は

下がったんだろうなと思えます。



ところが、その後、反論が出たのです。


調査対象が普段からコロナビールを

飲まない人も含んでいたとのこと。



結局、事実としてはコロナビールの

売れ行きは下がらなかったそうです。


調査結果が発表される前4週間の全米での

売上げは逆に5%増加していたのです。


そして、これにはいくつかの心理的効果が

働いていると分析されています。



ひとつは、コロナが大流行したお陰で、

ビールのコロナも人々の心に無意識に

印象づけられることが多くなった。


その結果、無意識にコロナビールを

購入する機会が増えたとのこと。


それから、もうひとつは

元々のコロナビールファンが、

逆境の時こそコロナビールを

応援すべきだと買い支えに走ったこと。


だそうです。



こういう結果を見ると、

人間の心理って面白いなあというのを

改めて感じました。




前置きが長くなりましたが、ここからが

本題です。


お話したいのは、そのコロナビールの

面白い取組についてです。


コロナビールは、昨年から

「プラスティック・フィッシング・

トーナメント」

というものを開催しています。



何かと言うと、


プラごみ回収の獲得量を

競うトーナメントです。



参加してもらうのは、

大量の海洋プラスティックゴミによって、

漁に影響を受けている漁師さんたちです。


プラごみの漁獲量に合わせて、賞金を出し

漁師さんたちを支援する活動。


それを2021年6月にメキシコで

試験的に実施。


2022年には、ブラジル、中国、

イスラエル、コロンビア、南アフリカと

世界各地で行っています。



この取組みが優れているのは、

単に、トーナメントで賞金を出す

というその場限りの取組みでは

ないことです。


このキャンペーンをきっかけとして、

各国のリサイクル業者と漁師を繋ぎ、

継続的に漁師が回収したプラごみで

収入を得られるような仕組みを

構築することに成功しているところ

なのです。




ところで、

海洋プラごみと直接関係のないように

思えるコロナビールが

なぜこういう取組をするのでしょう?


それはコロナビールが

「リゾートビール」

として自らを位置付けているからの

ようです。



コロナビールと言えば

「ビーチで飲むビール」

「ビーチを想起してもらいたい」


そういうブランドイメージを

作り出そうとこれまでもPR活動に

取り組んできた。


ビーチが似合うビールだからこそ、

美しいビーチを守りたい。


だから、それに通ずる取組みを開催する。


自社のブランドの方向性と

マッチする取組みを通じて、

自社ブランドイメージ向上を図る

という意図があるようです。



ただ、この取組の注目すべきは、

単に自社のためだけではないところです。


プラごみ回収という社会課題を

解決しながら、しかも漁師さん、

リサイクル業者という自社とは

直接関係のない第三者へも

利益をもたらしているのです。



そして特に今回私がお伝えしたかったのは

「他社と他社という第三者同士をつなぐ」

という視点の大切さです。


第三者をつなぐことで、

自社の付加価値を向上させる。


この視点こそが、ビジネスの基本であり、

今後の皆さんのビジネス発展のための

ヒントになるのではないかと思いました。



第三者同士を繋ぐビジネスということでは

各種マッチングサイトなどが

最近は特に増えてきています。


その中でも、誰でも馴染みがあるものだと

やはりメルカリですよね。



メルカリは、

「一般消費者と一般消費者をつなぐ」

というしくみを提供することで

そこから利益を得ています。



ここ20年くらいで、

中古品を販売している業者さん、

いわゆるリサイクルショップというのが

沢山増えてきていました。


昔の大量生産大量消費という価値観が薄れ

モノを大切にしようという価値観が

広まってきた。


そこに目をつけて台頭してきたのが

リサイクルショップなのだと思います。


メルカリが出てくる前は、

中古品と言えば、そういった

リサイクルショップに持って行くのが

普通でした。



ただ、皆さんもご経験されているかと

思いますが、わざわざ時間を使って

リサイクルショップに持って行っても、

「えっ、こんなに安いの?」

と思うのが殆どですよね。


捨てるくらいなら誰かに使ってもらいたい

という心理が働きます。


だから、私も、

「安くても仕方ないか・・・」

とあきらめたことは何度もあります。


どうしても納得いかない場合は、

持ち帰ることもありました。



そういった消費者の不満に

目をつけたのがメルカリだと思うのです。



メルカリだと値段は自分で設定できます。


また、買う側も値下げ交渉を直接できます。


つまり双方納得の上で購入できる。


しかも製品の有効活用ができる。


売る側はリサイクルショップで

販売するより高く売れる。


買う側もリサイクルショップで

買うより安く買える。



従来は、リサイクルショップが

売る側の消費者と買う側の消費者の間に

直接入っていた。


そこをメルカリは、

一消費者と一消費者という第三者同士を

直接つなぐしくみを提供することで、

従来のビジネスモデルの不満点を

大きく解消したのです。




こういったメルカリ、そして前述の

コロナビールの取組みを見ると、


自社の現在のビジネスで蓄積された

ノウハウで、第三者を上手く

つなぐことはできないか?


そんな視点で自社のビジネスを

見直してみることが大事ではないかと

思うのです。



そして、その起点となるのが、

第三者の持つお困りごとかもしれません。



コロナビールのキャンペーンでは

漁師さんとリサイクル業者のお困りごと


メルカリでは中古品を売り買いしたい

一般消費者たちのお困りごと



そういったお困りごとを起点として、

A社とB社(Aさん、Bさん)をつなげたら、

双方のお困りごと解決に役立てないか?


そういうことから新しいビジネスが

生まれるのではないかと思います。



また、ビジネスとまでいかなくても、

A社B社にとってのお困りごとを

解決することに自社が役立てば、

それだけでも付加価値を生んでいる

ことになります。


そういう付加価値を積み上げていけば

立派な強みに変わっていく可能性だって

充分にあるのではないかと思うのです。



今回はコロナ禍のコロナビールから

こんなことを考えてみました。



ご参考になれば幸いです




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

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先日、豊田市にある松平東照宮という

ところに初めて行ってきました。


8年前に亡くなった友人のお墓参りに

行こうと思い立ち、

せっかくなので、お墓からほど近い

松平はどんな感じなのだろう?と。。



その日は紅葉が見ごろ、そして

天気も快晴で気持ちよく

とても素敵な一日を過ごすことが

できました。



最近、つくづく思います。


そんなに遠くにまで出かけなくても

まだまだ近くには素敵な場所が

沢山あるのだなあと。



今回訪問した松平東照宮も

ほんとそのひとつです。


豊田市だと、紅葉は香嵐渓が

有名ですが、ここは隠れた穴場、

こんなに良いところを知れたのは

超ラッキーだと思いました。



そして、今回、こういった素敵な場所に

導いてくれたのは、亡くなった友人

なのではないかなあという思いが

ふと頭をよぎりました



きっとそうに違いありません。



「ありがとう!感謝します!」




最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





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