【第二章#4】「人は期待された通りに育つ」~あなたは、社員の可能性を信じて見ていますか?~
- 金本 淳
- 2 時間前
- 読了時間: 8分

皆様に幸運が訪れますように!!
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心動かす企業経営 vol.572
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【第二章 人が育つ環境のつくり方 #04】
「人は期待された通りに育つ」
~あなたは、社員の可能性を信じて見ていますか?~
こんにちは。
フェリーゼス経営支援事務所の 金本淳(かねもと あつし)です。
会社を訪問していると、
「うちの社員は、なかなか育たなくて……」
という話を、よく聞きます。
そのとき私は、少しだけ気になることがあります。
「その社員さんのことを、
社長はどんな目で見ているのだろう?」
ということです。
人は、周囲からどう見られているかによって、
少しずつ変わっていきます。
「あなたならできる」と期待されている人と、
「どうせ無理だろう」と思われている人。
同じ人でも、その後の成長は変わってくるのではないでしょうか。
今回は、そんな「人を見る目」について考えてみたいと思います。
■ピグマリオン効果という考え方
心理学には「ピグマリオン効果」という言葉があります。
簡単に言えば、周囲から期待されることで、
その期待に応えるように人が成長していくという考え方です。
もちろん、期待しただけで誰もが必ず成長するわけではありません。
ただ私は、これまで多くの企業を見てきて、
「人は、自分のことを信じてくれる人がいると、頑張れる」
ということは、確かにあると思っています。
逆に、
「この人には無理だ」
「この人は仕事ができない」
と決めつけられていると、本人も次第に、
「自分はそんなにできる人間ではない」
と思ってしまうことがあります。
だからこそ、経営者が社員を見るとき、
「この人には何ができるのだろう?」
という目を持つことが、とても大切なのだと思います。
■「期待する」と「放っておく」は違う
ただし、ここで一つ大切なことがあります。
期待するというのは、
「あなたならできるよ。じゃあ、あとは任せた」
と、放ったらかしにすることではありません。
「任せる」と「放っておく」は違います。
「信じる」と「何もしない」も違います。
期待しているからこそ、経営者はその人をちゃんと
見ている必要があります。
仕事を任せた後も、
「困っていないかな?」
「ここは少しフォローした方がいいかな?」
と見守る。
そして、大事な場面では手を差し伸べる。
うまくいったときには、
「できたじゃないか」
と認める。
失敗したときには、
「なぜできなかったんだ」
と責めるだけではなく、
「次はどうすればできるだろう?」
と一緒に考える。
私は、こうした関わり方こそが、
「期待する」ということなのだと思います。
■「この人には能力がない」と決めつけない
もう一つ、経営者にとって大切だと思うことがあります。
それは、
“人を一面だけで判断しないこと”
人はどうしても、悪いところが目につきます。
「仕事が遅い」
「ミスが多い」
「自分から動かない」
「報告が苦手」
「言われたことしかやらない」
そんなところを見て、
「この人は仕事ができない」
と評価を決めてしまうことがあります。
でも、それは本当にその人の「能力」なのでしょうか。
仕事が遅い人は、
もしかすると丁寧なのかもしれません。
口数が少ない人は、
人の話をじっくり聞ける人かもしれません。
自分から発言しない人は、
慎重に考えてから行動する人かもしれません。
要領が悪いように見える人にも、
別の仕事を任せたら、驚くほど力を発揮するかもしれません。
もちろん、何でも良いように解釈すればいいという話ではありません。
大切なのは、
“「この人は能力がない」と結論を出す前に、
「まだ私が見つけていない能力があるのではないか」
と考えること“
それも、経営者の大切な仕事ではないでしょうか。
■人の「いいところを探すゲーム」をしてみる
私は、経営者の仕事として、
“人の良いところを見つけることは、
一番重要と言っても過言ではない“
と思っています。
なぜなら、人は意外と自分自身の良いところに
気づいていないからです。
だからこそ、周りの人が、
「あなたは、人の話を聞くのが上手だよね」
「困っている人に、いつも声をかけているよね」
「この仕事は、あなたが一番丁寧だと思う」
と、その人自身が気づいていない良さを見つけて、
言葉にして伝えてあげる。
そうすると、人はとても嬉しい気持ちになります。
そして、
「自分にも、こんなところがあるんだ」
と、自信を持つことができます。
人は、自分の良いところを見つけてくれる人に、
自然と好意を抱きます。
そして、次第に尊敬の念も持つようになります。
逆に、悪いところばかり指摘されていたら、
どうしてもその人に対して嫌悪感を抱いてしまいます。
だから、良いところを見つけて伝えることは、
単なる「褒める」という行為ではありません。
“従業員との信頼関係をつくる行為”なのです。
信頼関係ができれば、
「この人と一緒に頑張ろう」
という気持ちも生まれてきます。
その結果、会社へのロイヤリティが高まり、
その人が持っている力を、もっと発揮してくれるようになる。
そう考えると、
“人の良いところを見つけることは、
企業を成長させるための「宝探し」“
なのかもしれません。
だったら、経営者として取り組まない手はない。
私はそう思っています。
難しく考える必要はありません。
まずは、
「今日は、この人の良いところを一つ見つけてみよう」
くらいの気持ちでいい。
ゲームのようにやってみると、意外と面白いものです。
そして不思議なことに、相手を見ているうちに、
「あれ?この人、こんな良いところがあったんだ」
と、自分自身の見方まで変わってきます。
相手が変わったのではありません。
“自分の見方が変わったのです”
■期待は、可能性を引き出す
人は、期待されると、その期待に応えようとします。
だから経営者は、
「この人には何ができないか」
ではなく、
「この人には何ができるのか」
を見てほしいと思います。
そして、まだ本人も気づいていない可能性を見つけたら、
それを言葉にして伝えてあげる。
少しだけ背伸びが必要な仕事を任せる。
しっかり見守る。
必要なときにはフォローする。
できたら認める。
また次の仕事を任せる。
その繰り返しが、
“期待 → 挑戦 → 成功 → 自信 → 次の挑戦”
という良い循環を生み出していくのだと思います。
社員を育てようとする前に、
その社員の可能性を信じてみる。
社員を変えようとする前に、
その社員を自分がどう見ているのかを考えてみる。
もしかすると、人が育つ環境づくりは、
そこから始まるのかもしれません。
“「この人には何ができるのだろう?」”
そういう目で社員を見ること。
それは、経営者にしかできない、
とても大切な仕事なのではないでしょうか。
ご参考になれば幸いです。
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
だからこの場を借りて少し...
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私は地元の長久手市商工会では
理事をさせていただいており、
経営相談窓口や専門家派遣でも日頃から
お世話になっています。
その商工会の主催で毎年、
「こども商店街」というイベントが
開催されており、今年もモリコロパークで
開催されました。
洋菓子屋さん、パン屋さん、豆腐屋さん、
お弁当屋さん、和菓子屋さん、ドーナツ屋さん、
ゲーム屋さん
と7つのお店をそれぞれのお店のプロの支援を受けつつ
子供たちが自分達で事前準備から
当日のお店の切り盛りまでやる。
息子が小学生の頃に、別のところで
少し違う職業体験イベントに参加したことがありますが
本当に、息子が良い表情で取り組んでいたことを
思い出しました。
今回参加した子供たちにとってもきっと素晴らしい
夏の思い出となったことでしょうし、
単なる思い出だけでなく、今後この経験が
子供たちの将来の進む道に何か影響を与える
可能性も十分あり得る、
そんなイベントだったのではないかと思います。
そんな素敵なイベントを支えていただいているのが
商工会の各店舗および若い会員事業者さん、
そして商工会の職員さんです。
皆さん、それぞれお忙しい中、ボランティアで
子供たちのためにご尽力いただき本当に
頭の下がる思いです。
本当にありがとうございます!
感謝です!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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