【会社が変わらない本当の理由 #02】社長は「任せている」のか「放置している」のか
- 金本 淳
- 18 時間前
- 読了時間: 7分

皆様に幸運が訪れますように!! ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
心動かす企業経営 vol.566
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【会社が変わらない本当の理由 #02】 <社長は「任せている」のか「放置している」のか ― 社員が育つ会社と離れていく会社の分かれ道 ―>
こんにちは。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもと あつし)です。
前回は、
「社長が忙しい会社ほど危ない理由」
というテーマでお話ししました。
社長が忙しいこと自体が悪いのではなく、
社長しか判断できない会社になってしまうことが問題だ、
という内容でした。
今回は、その続きです。
「任せている」のか、「放置している」のか。
経営者の方から、
「うちは社員に任せています。」
という言葉を聞くことがあります。
もちろん、
本当に任せることができている会社もあります。
しかし、
この「任せている」といった言葉はくせものです。
私がコンサルティングの現場で感じるのは、
「任せた」と言いながら、
「それは本当に任せていると言えるのだろうか?」
と思うことが少なからずある
ということなのです。
そして逆に、
「任せている」と思っていたことが、
実は放置になっている。
そんなケースも数多く見てきました。
■役職だけ与えて、権限は与えない
私がこれまで見てきた中で、
とても多いのがこのケースです。
役員や部長という肩書きは与えられている。
しかし、本当に重要なことはすべて社長が決める。
その結果、幹部の方が半分諦めたような口調で
こんな風に語られるのを聞くことがあります。
「役員なのに、私には決定権限がありません。」
「どうせ最後は社長が決めるので…。」
この言葉を口にする幹部の方は、
決して能力が低いわけではありません。
むしろ優秀な方ほど、このような悩みを抱えています。
そして、優秀だからこそ、そういう人材には
他社から声が掛かることもあるのです。
「会社には恩があるから本当は続けたい。」
「でも、自分を評価してくれる会社があるなら、
自分の可能性を試したい。」
実際に、そんな胸の内を私に
話してくださった方もいました。
私は、この瞬間が一番怖いと思っています。
社員は給与だけで会社に残るわけではありません。
「信頼され、任せてもらえている」という実感
があるからこそ、力を発揮しようと思えるのです。
本当の意味で、任せられない会社は、結果として優秀な人材が離れていく
リスクを高めてしまいます。
■「任せる」は、丸投げとは違う
逆のケースもあります。
社長が、
「現場は任せているから、自分がいなくても回っています。」
と話される会社です。
確かに、日々の業務は回っています。
でも、実際に現場へ入ってみると、
解決できずに止まっている問題がたくさん
積み重なっていることがあります。
社長は、
「専務に任せている。」
「部長に任せている。」
と言います。
しかし幹部は、
「私たちだけでは解決できません。」
「社長にも力を貸してほしい。」
そう思っていることがあるのです。
私は、
本当に任せるというのは、
“一人で何とかしろ”と言うことではない
と思っています。
まずは任せてみる。
うまくいかなければ、
なぜうまくいかなかったのかを一緒に考え、
一緒に解決へ導く。
その積み重ねが幹部を育てます。
社長の役割は、答えを与えることではなく、
最後まで伴走することではないかと
私は思っています。
■任せるほど、コミュニケーションが必要になる
以前もご紹介したかもしれませんが、
こんな会社もありました。
ある優秀な社員が入社し、
仕事もどんどん任されるようになっていました。
直属の上司は日頃からよく話を聞き、
信頼関係も築けていました。
しかし、その社員は社長に対しては心を
開けていませんでした。
理由は単純です。
社長が現場へ来ない。
話をしない。
成果を出しても、声をかけてくれるわけでもない。
もちろん、
その社員は褒めてもらいたかったわけではありません。
ただ、
「社長とも話がしたい。」
「相談したい。」
そんな気持ちがあったのです。
その方は私に、
「○○さん(直属の上司)が辞めたら、私も辞めます。」
と話していました。
私はこの言葉が今でも忘れられません。
特に数十人規模の会社では、
社長自身が社員との信頼関係を築くことは、
とても重要だと思っています。
適正な給料を払いさえすれば
人は動くというものではありません。
任せるということは、
社員から距離を置くことでもありません。
むしろ、
任せるほど、対話し、気に掛け、支え続けることが必要なのです。
社員がついてくるかどうかは、
最後は、どこまで社長が心でつながれるか
だと私は思っています。
■任せるとは、信じること。
私はこれまで多くの会社を見てきましたが、
社員を信じていない社長には、
ほとんど出会ったことがありません。
むしろ社員を大切に思っている社長ほど、
失敗させたくない。
だから口を出してしまう。
あるいは、
任せた以上は口を出さない方がいいと思い込み、
今度は放置してしまう。
そのどちらも、本当の意味で「任せる」とは
少し違うように感じます。
任せるとは、
役職を与えることでも、
仕事を渡すことでも、
丸投げすることでもありません。
権限を与え、
判断基準を共有し、
困ったときには一緒に考え、
最後は社長が責任を持つこと。
私は、それが本当の「任せる」だと思っています。
会社は、人でできています。
だからこそ、
仕組みだけではなく、
人との信頼関係をどう築くか。
最後は心
私はそこに、会社が変わる大きなヒントが
あるのだと信じています。
ご参考になれば幸いです。
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
だからこの場を借りて少し...
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自分が必要とされる
というのは誰にとってもすごく大事なことですよね。
今日、この投稿を書いていてそのことを
改めて思いました。
私も、振り返ってみれば、これまで
色んな方に必要としていただいたからこそ、
頑張ってこれた。
また、今も、信頼して、必要としてくださる人たちが
いるから、自分の存在価値を見出し
それがやる気や生きる源泉になっている。
そうやって考えると
自分を必要だと思って頂けることは
本当に有難いし、感謝すべきことだなと
つくづく思います。
ということで、今日は
自分を必要としていただけること、
必要としてくださる全ての人に感謝です。
ありがとうございます。
必要としていただける気持ちに応えられるように
これからも頑張っていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
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