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執筆者の写真金本 淳

年齢の壁を超える(年上の人がこわい?)

更新日:2022年9月30日


(2016年6月 フィジー タベワ島) 皆様に幸運が訪れますように!!


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

心動かす企業経営 vol.338

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<年齢の壁を超える(年上の人がこわい?)>



おはようございます。

フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。 




先日、中1の息子が、オンラインゲームを

やりながら、ネッ友と話しているのが

聞こえてきました。



内容はこんな感じでした。


「高校生など年上の人がこわい」

「ネットだと年上でも話せるけど、

リアルだと何を話したらいいか

わからない」


みたいなことです。



私はそれを聞いて意外だなあ

と思いました。



というのも

息子の場合、

結構、小さい時から大人の人と

話すのが好きでした。


サッカーのコーチや学校の先生

たまたまイベントで一緒になった

大学生など、


よく物おじせずに自分からドンドン

話かけるタイプでした。



しかも

小学校5年生の時くらいから

中学生や高校生、時には社会人の人と

ネット上でもガンガン話をしていました。


一緒にゲームをやっているのもそうですが、

時には、パソコン関連のグッズに関して

アドバイスをもらったり、機器の

接続の方法を教えてもらったりなどなど。



そんな息子だったので、

リアルだと、年上の人と何を

話したらいいかわからない


というのは親からして驚きでした。



まあ、でもこれもよく考えてみれば

当然と言えば当然なのかもしれません。



中1くらいだと、普段、リアルで

自分と3つ4つ離れた人と話す機会って

あまりありませんものね。


学校ではもちろんのこと

習い事をしても同学年かほぼ近い年代です。




そんな息子の言動を聞いていて

フト自分の事を思い出しました。


そういえば、自分自身も年上の人って、

苦手意識があったなあと。



学生時代はあまり年上の人と接する機会が

少なかったので、そういうことを

感じることもありませんでした。


でも社会人になったら、そのことを

すごく感じるようになりました。



当然ですが、社会人は必然的に色々な

年代の人と関わることになります。


だからなんでしょう。



特に、会社に入ったころは、

肩書がだいぶ上の人、課長さん位以上の

人には苦手意識が強かったです。


役職がだいぶ上ということだけでも

自分とは全く別世界のすごく偉い人の

ように思えていたからのように思います。



どういう会話をすればいいのか?


変なことを言って怒られはしないか?


そもそも自分がまともに話を

していいものなのか?など、


要らぬことを考えてしまっていました。


そのため、すごく緊張してしまい、

余計まともに伝えたいことも

伝えられないみたいな感じになった経験が

いくつかありました。



ただ一方で不思議なことがあります。


それは、たまに年上の人でもちゃんと話が

できる人がいたことです。


そして、そういう人は、

今振り返ってみると、

こういう特性を持った人だったような

気がします。



自分から気さくに色々と話しかけてくれる


話すときに顔の表情が柔らかい


普段から話しかけやすいオーラが出ている



やはり、向こう側から気さくに

色々話しかけてくれ、

質問してくれたりすると、

こちらも話しやすいですよね。


そして、そういう人こそ、

表情豊かで、

気軽に話しかけやすい雰囲気を

醸し出しています。



一方、苦手意識を強く感じた人は、

全くその逆でした。



ほとんど話しかけてくれない


普段から、顔が険しく、表情に乏しい


何となく近寄りづらいオーラを出している



こういう人に対しては、

どうしても必要な時しか話をしに

行かなくなります。


しかも話しても余計なことは話さず、

最低限必要なことしか話さなくなって

しまいます。



人って、知らず知らずのうちに、

自分は何もしているつもりはなくても

周りに影響を与えているのだと思います。


それは、肩書であったり、表情であったり、

普段の自分の話し方、話す言葉だったり

色々あるのだと思います。


でも、せっかくならば周りに

いい影響を与えたいですよね。



上の後者の人に関しても、

その人自身は別に意識して、

話しづらいオーラを出している訳では

ないと思うのです

(そういう人もいるかもしれませんが)。


知らず知らずのうちについ

そうなってしまっている

というのもあるのではないでしょうか。



でも、それってもったいないことだなあ

と思うのです。



後者の人も、時間をかけて打ち解けると、

実はすごく素敵な人だったりすることも。


たまたま、そういう風に

近寄りがたい雰囲気を

出しやすくなってしまっているだけ

だったりします。



だけど、やはり前者と後者では

どちらが得かと言われれば、

確実に前者だと思うのです。



話しやすい人のほうに、話に行く、

しかも話しやすいので余計な緊張をせず、

伝えたいことを正しく伝えやすい。


さらには、話しやすいので、

つい本題とは関係ない色々な情報も

話してしまい、時にはそれが

聞く側にとって、役に立つ情報で

あったりすることもあります。



つまり、必然的に

いい情報が集まりやすくなる

ということなのだと思います。



でも話しにくい人だと、そうはなりません。


情報も集まりにくくなるのは必然です。



こういう状況って、

経営者と従業員、あるいは

上司と部下の間でも

起こりやすいことだと思うのです。



例えば、社長と従業員です。


少ない人数の企業だと、社長と頻繁に

話をすることもあるかと思います。


でも数十人規模の企業になってくると、

段々社長と話す機会が減ってくると

思うのです。


だから余計です。



話す機会が少ないと、

それだけ経営に必要となる

いい情報が集まらない。


だから、できるだけ従業員と話す機会を

つくる。


積極的に社長から話に行く。


気軽に話かけることで

話しやすい雰囲気をつくる。


それだけで情報があつまってくる。



特に、年の離れた若い世代の人たちは、

最初のほうに述べたように

年上の人と話す機会も少ない。


しかも会社の社長となると、

雲の上の存在のように感じてしまい、

ただでさえ、大きな壁があるのです。


そうすると中々自分から話に行くというのは

やりにくい。


だから、社長が笑顔で積極的に話を

してくれると、それだけで嬉しい

と思うのです。


そうすると自分の考えを言っても

聞いてもらえるかなと思い、

良いアイデアが出てきたりするのでは

ないかと思うのです。



あと、たまに経営者自身の弱い部分も

見せる。


そして、支えてあげないといけない

と思ってもらう。


そういうのも時と場合にはありかなと。



当然、経営者としての威厳は必要だと

思いますが、

この人も自分と同じ人間なんだなあ

と思ってもらうのが大事なのだと思うのです。


そうなると余計親しみも湧くのではと

個人的には思います。




ということで、

私たちは、自分では意識していなくても、

周りに見えない壁を作ってしまうことが

あるというお話でした。


特に年が離れている場合には、精神的な

壁が最初から立ちはだかっていることも

多いです。


そんな時、その壁を低くしやすいのは

年上の人間の方だと思うのです。



私もそうですが、意識しないとついつい、

硬い表情になっていることもあります。


話しかけにくいオーラを出しているのでは

と気づくこともあります。


だからできるだけ、普段から

意識して人との壁を低く

していかなければいけないなと

思っています。



笑顔で、そして、相手に関心を持って

こちらから積極的に話しかける。


そうやって壁を低くしてやる。


それだけで関係性もよくなり、

情報も集まってくるのだと思います。



ご参考になれば幸いです。




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

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一昨日、長久手市の商工会での

お仕事に区切りがつきました。



この一年程、コロナ関連の補助金や

経営相談、支援金の申請支援などの窓口を

させていただきました。


コロナも少し落ち着き、支援金も一区切り

ということで、一昨日が最後の

相談窓口業務となりました。


この一年、月に3、4回くらいのペースで

通っていたので少し寂しい感じがします。



これまで、地元長久手の事業者さんと

関わることが殆どなかったので、

今回は本当に良い経験になりました。


地元に少しでも役立てるというのは

やはり嬉しいものです。



こういった貴重な機会を与えていただいた

商工会の職員の皆様には本当に感謝です。


また、いつも色々サポートいただいた

おかげでスムーズに仕事ができました。


そちらも併せて本当に感謝です。



これからもまた、何かお役に立てればと

思いますが、ひとまず区切りが

つきましたのでお礼を言いたいと

思いました。


「本当にありがとうございました!」





最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





◆皆様からの励ましの声が、

何よりもエネルギーになります。

 あなたからの感想・コメント、

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【発行責任者】金本 淳

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豊田市働き方改革アドバイザー・講師

【住所】

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