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心動かす企業経営 vol.61
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<人間関係を改善するる秘訣>
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
あなたには、苦手な人っていますか?
仕事でもプライベートでも、
「なぜこの人は、自分に対してこんなに
横柄な態度なのか?」
「なぜこの人は、自分に冷たく嫌な感じ
なのだろう。。?」
ということはありませんか?
そして、そんなとき、
あなたはどう対処していますか?
私も、サラリーマン時代、
そういう方に何人か出会いました。
そしてそれらの経験を通じ、
学んだことがひとつあります。
少し昔の話になりますが、
まだ私が30歳くらいの頃のことです。
アフリカのとある国に部品工場を建設する
というプロジェクトを担当していました。
新しい仕事なので、様々な部署の協力が
必要になります。
そのため協力をとりつけるための
社内での啓蒙活動をしていました。
でもどうしてもある部署の課長さんが
強硬に反対していたのです。
そして、会議や打ち合わせを行うと、
その方はいつもこちらを困らせるような
発言をしてきます。
そして、苦情の電話やメールを
私のところによく送ってきました。
この時、私はどんな気持ちで
どう対応していたか?
私は、正直、その人から訳の分からない
攻撃を受けているとしか
思っていませんでした。
「自分は正当なことをやっているのに、
なぜ自分のことをイジメてくるのか?」
経験も専門知識も上であるその人から
色々言われて、
「自分って可哀そうだなあ」
そしてこの方のことを正直、嫌な人で、
「自分は完全な被害者だ!」
としか思っていませんでした。
だから、私もついつい、
正論をまともにぶつけて、
その方に返していたんです。
知らず知らずのうちに、
対抗心のようなものも芽生えていたと
思います。
そこには、この方を言いくるめて、
負かしてやりたいという気持ちも
あったのかもしれません。
そして、周りの人にもいつも愚痴を
こぼしていました。
「なぜ○○さんは、あんな人なんだろう!
ひどい人だ!」
って。
そういう気持ちは、
無意識のうちにその方への態度に
現れていたのだと思います。
だからその相手の方にも、
私のそういう気持ちが知らず知らずに
伝わっていたのではないかと思います。
結局、その相手の方との関係は
ますます悪化するだけでした。
その時は自分も若く、気持ちの余裕が
なかったというのもあります。
でも、もしあの時、私が違う対応が
できていたら、結果は大きく
変わっていたと思います。
私も、その経験をしてからは
色々と学習しました。
そしてしばらくしてから私が
「トヨタのリスクマネジメントの
新しいしくみをつくる」
という仕事をしていた時です。
その時も、同じように、
反対する部長クラスの方が
いらっしゃったのです。
最初、またすごい反対してきて、
苦手なタイプだと思っていたのを
よく覚えています。
でもその時の私は最初の話しの時の私とは
違っていました。
あえてその部長さんに時間をいただき、
個別にお話を聞きました。
そして、相手の事情を受け止める
ということを行いました。
個別にお話しする前には、その部長さんの
昔の功績をある人から聞いて。
そして、その話を出しながら、
「○○さんは、頼りになるから是非味方に
つけろって言っていましたよ・・・・・」
「・・・だから是非、
協力していただけないでしょうか!」
そしたら、それ以降、その部長さんの
態度は大きく変わりました。
完全にこちらの味方になってくれたのです。
この2つの話しの違い、
どこから来るんでしょうか?
おそらく、私が思うに、
「相手の視点で私自身を見ることが
できていたかどうか」
という違いなんではないでしょうか。
最初の話しの時は、私は、完全に
自分視点でしか物事をみれていませんでした。
おそらく、相手の方には、
何か反対するような事情があったのだと
思います。
確かに最初の相手の方の態度は
横柄だったかもしれません。
でもその態度を一旦冷静になり
相手の立場になって受け止め
そして、その裏にあるものを聞き出し、
共感することができれば
結果は変わっていたのだと思います。
そういうこともせずに、
正論をまともにぶつけてしまった。
それでは人の気持ちは
納得できないのでしょう。
そして、あの時、私が相手の方に
感じていた気持ち、
つまり「嫌悪する気持ち」を、
わたしに対して、同じように相手の方も
感じていたのだと思います。
でも、2つ目の話しの時は、
そうではなかった。
人って、相手の態度が悪いと、
ついつい、その人のことを
避けがちになります。
そして、自分だけの視点になり
感情的にも「嫌い」
というのが先行してしまいます。
そうなると、その態度が相手にも
出てしまうのだと思います。
つまり、人間関係は
「鏡」
のようなもの。
相手が自分に示す態度は、
自分が相手に示している態度そのもの
だということです。
だから、相手を責める前に、
先ず、自分自身の中に何か問題が
あるのではないか?
と振り返ってみる。
そうすることで、相手との
コミュニケーションの中の問題点に
気づく。そして、それを改善してみる。
これを読んで下さっている方は
そんな事、とっくに分かっていると
言われる方がほとんどかもしれません。
でも、もう一度そういう考え方や
苦手な方といかに上手く付き合っていくかを
再熟考していただけたら、業務も円滑に
なり時短につながるかもしれません。
笑顔で、そして大袈裟なくらい丁寧に
接して礼儀を示してみるのも
いいかもしれません。
自分のやり方で相手の懐に飛び込む。
尊敬と感謝の念を伝え、
明るく礼儀正しく接してみる。
きっと相手は変わりますよね?
人間関係は「鏡」
そう思いませんか?
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
だからこの場を借りて少し...
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日曜日に、近くにある長久手市文化の家
というところに行ってきました。
息子と、「戦争体験者のお話を聞く会」
というのに参加するためです。
今日は、戦争当時の貴重なお話を
聞かせていただいたお二人の方への
ありがとうです。
最初の方は、83歳の方で長久手で
生まれ育った方でした。
長久手は田舎だったので、直接、戦争の
被害を受けたわけではなかったようです。
でも、疎開してきた人の話や飛行機の訓練場の話し、
戦後の貧しかった時の話しなどなど、
色々貴重なお話をお聞かせ下さいました。
そして二人目は、73歳の方。
この方は、戦争が終わった昭和20年に
満州で生まれたそうです。
お父様が満州にいらした軍人さん
だったのです。
まだ生後3か月で、
母親と4歳のお兄さんと3人で満州から、
日本に戻ってこられたそうです。
お父様は、軍人の責務を果たすために
司令部に残った。
でもソ連軍につかまり捕虜となり、
強制収容所で働かされたそうです。
過酷な労働を強いられる中、
ろくな食物も与えられず
栄養失調になり、仲間がどんどん
亡くなったそうです。
そして、お父様以外の親子3人は、
満州の町から、今の平壌、ソウル、
プサンなどを経由して日本に
戻ってこられました。
当然3か月の赤ん坊なので、
直接の記憶はないようですが、
お母様からお聞きになった話をもとに
話してくださいました。
途中、その方と同じような赤ん坊が
過酷な状況で亡くなったこと。
その亡骸を道中捨てるに捨てられずに
背中に負ぶったままでいる。
でも、貨物列車の密封された蒸し暑い
中です。
そのうち腐ってきて、
すごい腐敗臭が漂うようになってくる。。。
そうすると、周りに迷惑なので、
供養もしてやれずに泣く泣く
捨てざるを得ない。。。
また、ソ連軍に途中見つかった場合は、
手榴弾で自爆するように言われていたこと
などなど
お二人のお話を通じて
その当時の過酷な状況を少なからず理解する
ことができました。
そして、自分たちがいかに恵まれているか
ということを改めて実感しました。
私も息子も直接戦争の体験をしたことは
当然ないですが、間接的にでも戦争当時の
お話を聞くことで、少しでも何か
感じることができました。
息子も何か思うところがあったようです。
これから、ますます戦争を直接体験した
人たちがいなくなってしまいます。
そういった中
貴重な体験をお聞かせいただいた
お二人の方にはとても感謝します。
さらには、こういう
会を開催いただいた市の職員の方々にも
重ねて感謝します。
「本当にありがとうございました!」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
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