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  • 執筆者の写真金本 淳

亀屋芳広の洋菓子展開から考えてみた


(2016年4月 パリ) 皆様に幸運が訪れますように!!



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心動かす企業経営 vol.308

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<亀屋芳広の洋菓子展開から考えてみた>



おはようございます。

フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。 




先日、新聞広告を見ていたら

美味しそうなスイーツが掲載されている

チラシに目が留まりました。



「いちごとチョコのお菓子まつり」

というキャンペーン用チラシ。


イチゴの美味しい季節、

そして、バレンタインデー、

それらを絡めたこの時期ならではの

キャンペーンということなのでしょう。



おいしそうなイチゴやチョコレートの

モンブランはじめ、その他、ロールケーキ、

チーズケーキ、プリン、パウンドケーキ

などなど、

様々なスイーツが並んでいます。


どれも美味しそうでした。




どこの洋菓子屋さんのチラシなんだろう?

と思って、チラシの中をよく見てみると、

ナント、亀屋芳広さんのものでした。



亀屋芳広さんと言えば、尾張の銘菓を

製造販売されている老舗の和菓子屋さん。


愛知県に17店舗出店されていて、

この辺では誰もが知っているであろう

超有名な和菓子屋さんです。




一瞬、私は違和感を感じました。


最近、亀屋芳広に行っていなかった

というのもあるかもしれません。


前から、洋菓子的なものも作られているなあ

というのは知っていました。


でも、まさかここまで種類も豊富に

洋菓子を作られているとは

思ってもいませんでした。



最近は世界中の新しい洋菓子が

日本にも次から次へと入ってきます。


また日本でも洋菓子屋さんが

新商品をどんどん開発しています。


そのため、洋菓子という一大市場が

形成されています。



亀屋芳広さんが洋菓子に進出しているのは、

同じ菓子を作る業者として、

そういった洋菓子市場の存在を機会と

捉えているからなのでしょう。


もしくは、和菓子だけやっていては

将来生き残っていけない

と考えたのかもしれません。



実際、最近では、洋菓子・和菓子という

区分よりも、スイーツということで

和菓子も洋菓子もない。


スイーツというデザートの中の種類の違い

くらいな感覚になってきているのかも

しれません。



その日の気分で、買う物を使い分ける。



確かに自分のことを考えても、

今日はあんこがたっぷり入った大福が

食べたい気分、


いや生クリームがたっぷり入ったケーキが

食べたいなど、


あまり洋菓子和菓子という意識は

なくなってきているかもしれません。




亀屋芳広が、和菓子だけでなく洋菓子の

領域も自社の事業領域と考えて

進出していくこと。


それはひとつの戦略でしょう。



自社が入れていない洋菓子という

市場機会がある。


だから、自社の事業領域を和菓子だけでなく、

もうひとつ上の広い領域であるスイーツ

という領域にまで拡大し定める。



元々和菓子で培った菓子づくりのノウハウ

という強みを持っています。


その強みを活かして、洋菓子にも

進出することは理にかなっています。




これはたまたま亀屋芳広という

和菓子屋さんのケースです。


ただ、どんな業種でもこういう発想は

取り入れられるのだと思います。


逆に、あまり

「自社は○○屋さんだ!」

と決めつけ過ぎて、

世の中の変化・市場の変化に対応せずに、

衰退してしまうケースはあるので

注意しなければなりません。



環境変化にうまく適応していくというのは

どんな業種業態であっても事業を

運営する上で大事なことなのです。




ただ、ここでひとつ注意しなければ

ならないことがあると私は思います。



それは、今回の亀屋芳広のケースを

小規模の和菓子屋さんが、表面上を

捉えて、そのまま真似をしてはいけない

と思うのです。



つまり、単に他の和菓子屋さんが洋菓子に

進出して成功しているから、

うちも洋菓子を作ろうという安易な発想は

いけないということです。



亀屋芳広が洋菓子に進出しても

やっていけるのは、

先ず、和菓子の老舗としての絶対的な

ブランド力を持っているから。


それに加え、企業規模も大きく、

開発力・製造能力・資金力・販売力などの

リソースがあるからなのです。


だから洋菓子を作っても売れる。



小規模の和菓子屋さんが、同じことを

やってもなかなか成功は難しい。


亀屋芳広のような人的にも物的にも

資源が豊富な企業に勝つことは難しいと

思います。



それどころか、逆に、色々なものに

手を出すと、力が薄まり、

結局中途半端に終わってしまう。

ダメになってしまう。


その結果、今売れている商品まで含め

規模の大きなところにお客さんを

奪われてしまう

ということになり兼ねません。




小規模の和菓子屋さんがやるべきことは、

自社の和菓子の目玉商品を作ることだと

思います。


そして、地域で絶対的に愛される

「圧倒的なNo1」になること。



例えば

「大福と言ったら、やっぱり○○だよね」

とその地域で言われるようになることです。


大福に特化して、大福の味や見た目、

バリエーション、売り方などに

徹底的にこだわる。



先ずは、定番の大福の味・製法・材料

などにこだわり、最高の目玉商品を作る。


そして、そのこだわりを前面に出して

お客さんにアピールする。



さらに、同じ大福でも、そこから

味のバリエーションを増やす。


イチゴ味、サツマイモ味、トマト味?など


または、大福を使った別のスイーツを考える。


大福パンケーキ?大福モンブラン?など。



そこまで奇抜な物までは出しては

いませんが、同じ大福で言うと

覚王山フルーツ大福弁才天さんなどは、

もしかしたらそういう路線に近いやり方で

最初はスタートしたのかもしれませんね。


今は、全国展開されて、小規模とは全く

言えませんが。。



ということで、

そういった感じで、規模の大きな企業だと

そこまで深く掘り下げることができない

商品展開のやり方で勝負するのです。


それが、小規模事業者のとる戦略だと

私は思います。



取り扱い商品の種類を増やすのではなく、

商品を限定して、その中で徹底的にこだわり

そして、バリエーションを増やす展開です。



当然商品だけでなく、

販促・サービス面も同じくらい大事です。


お客さんとの関係性づくりをしっかり行い、

自社から離れられない圧倒的なファンを

作ることが大事なのです。


そのために地域も絞り、

その中で、大手が決してできない

顧客に密着した作戦でお客さんの心を掴む。




同業者がやっていることを見ると、

ついつい真似したくなるものです。


人は人がやっていることをそのまま

真似すると安心しやすい生き物なのだと

思います。


でも、商売の場合はそれではいけません。



それは大手企業だからできていることで、

リソースの限られた

規模の小さな自社がそのまま取り入れても

上手くいくとは限りません。



私はあくまで、

小規模事業者が生き残るには、

いかに大手ができないところ、

よそができないところ

で勝負できるかだと思います。



今回は、亀屋芳広のチラシを見て、

そんなことを考えたのでした。



ご参考になれば幸いです。





☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

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1月22日は私の誕生日でした。


もうこの歳になると誕生日も

嬉しくなくなってきます。



でも、

フェイスブックやメッセンジャーなどで

お祝いのメッセージをいただき、

それは本当にありがたいことだと

思いました。


ありがとうございました。



そう、それで先日自分への誕生日

プレゼントを買おうと思って

JR名古屋タカシマヤに行ったのです。



買いたかったのはカフスです。



あまり、されている方は少ないかも

しれませんが、私はお気に入りの

カフスをすると気持ちがあがるので

大好きなのです。



それはいいとして、売り場に行くと

色々な種類があり、見ていると

「あれもいいなあ、これもいいなあ」

という感じになってしまいました。



6つか7つくらい候補が出てきて、

それを店員さんに出してもらい、

見るのですがなかなか決められません。



店員さんが、私のシャツやサンプルシャツに

実際につけてくださり、それを見ながらの

比較検討です。


悩みに悩み購入するものを決めました。



付き合っていただいた店員さんに

悪いなあと思いつつ、

店に来てから出るまで結局1時間くらい

かかってしまいました。


その間、好意的に色々説明いただき

お付き合いいただいた女性店員さんには

本当に感謝でした。


「こんなに悩む人いないでしょ?

すみませんねえ」


と言っても、


「いやいや皆さん結構悩まれる方多いので

全然お気になさらないでください。」


と感じよく、接していただきました。



「おかげさまで、またお気にいりの

カフスが加わり大満足です」


「ありがとうございました!」


「感謝です!」





最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





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【発行元】フェリーゼス経営支援事務所

【発行責任者】金本 淳

経済産業大臣登録 中小企業診断士

豊田市働き方改革アドバイザー・講師 国際ファッション専門職大学非常勤講師

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