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心動かす企業経営 vol.44
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<「自分が変われば、周りも変わる」というのは正しい?>
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
よく
「人のせいにしてはいけない」
「人を変えるには、先ずは
自分が変わる必要がある」
と言われます。
でも自分が変わっても
うまくいかないことも多いと思います。
あなたもそんな経験ありませんか?
若い時、こんなことがありました。
職場の先輩でどうも苦手な人がいました。
それまでは、大抵の人とはうまくやる
自信はありました。
でも、その人だけはどうもうまく
かみあわずに、一緒に仕事をするのに
ストレスを感じていました
ただ、相手が変わるのは
期待できないので、自分で何とか
しなければとは思っていました。
まさに「自分が変わる」ということです。
だから、そういう人にどう対処すれば
いいのかということで、
人間関係を改善するコミュニケーション
に関する本を読みました。
そうすると、苦手な人への対処の仕方
のようなものがあったので、
それを実行してみました。
でも結果は。。。というと
うまくいきませんでした。
人を変えるには自分が変わる必要がある
というのを実践したんです。
「結果は行動で決まる」ということで、
物事の結果を変えるために行動を変えた。
でもうまくいかなかった。。。
なぜなんでしょう?
この出来事を思い出したのは、
ある本を読んでいた時のことでした。
その本によると
「物事のカギを握っているのか常に、
行動だけでなく、プラスアルファの“何か”」
だということだそうです。
その「プラスアルファ」って
何だかわかりますか???
それは
「マインドセット」
物事をどう見ているか
=人や環境、直面している問題、
チャンス、責任といったものを
どうとらえているか
だそうです。
私がうまくいかなかったのは、
マインドセットが伴っていなかったから。
私は、「この人苦手だなあ。嫌だなあ」
という思いのまま、その先輩のことを
変えてやろうと思っていました。
つまり
「自己中心的なマインドセット」
で対処しようとしていた。
相手は、「行動」と「マインドセット」に
反応する。
相手をどうとらえているかという
「マインドセット」から生まれる「行動」
にならないといい結果は生まれない。
だから、この場合、
「この先輩のことを知りたい、
ちゃんと理解したい」
のような気持ち(=マインドセット)で
行動しなければならかったんだと
思いました。
また、考えてみると、子供に対しても、
同じような事をやってるなと思いました。
休日、子供に、
「一緒に公園に行ってサッカーをしよう」
と言うと。
「行きたくない」
ってよく言われます。
そうすると心の中で少しムッとする
自分がいるのがわかります。
自分は、
「子供の健康のために」とか
「サッカーがうまくなるように」とか、
子供のためを思って
提案しているつもりです。
だから
「なんで行かないって言うんだ」
って思っているのです。
でも、よくよく考えてみると
「これってある意味、自分のために
なっているからなのかな?」
と思います。
「おまえのためを思って、
言ってやってるのに、
なんでこの親の気持がわからないんだ」
っていう自分への内向きの自己満足が、
断られることで、満たせなくなって
しまうからムッとしてしまうし、
うまくいかない。
そうではなくて、
「行きたくないのは、
なんでなんだろうか?」
「行きたくなるには
どうすればいいんだろうか?」
あるいは、
「そもそも今行かせる必要が
あるんだろうか?」
って、子供の立場になって理解しようと
考えなければならないのかなと思います。
それから
そもそも、自分のマインドセットを
変えるだけでなく、
子供のマインドセットを変える
というアプローチをしなければ
ならないのかもしれません。
振り返ってみると、
過去に一緒に公園に行った時に、
「あれやこれやと子供に対して注文を
つけた。」
あるいは、
「普段から、色々うるさいことを
言ったりしている。」
そういうことが積み重なってしまうと、
「一緒に行ってもまた何か言われるだけだから
楽しくない。」
と思っているのかもしれません。
その場合、自分のマインドセットを先ず変えて
接していく。
そうしながら、接する(行動する)ことで
今度は、子供のマインドセットを
変えていくということなのだと思います。
「一緒に行くと楽しい」
みたいな風に。
いずれにしても、自分自身、あるいは
子供の
「マインドセットがずれてる」
からうまくいかないんだと思います。
だからそこにアプローチする。
人材育成なんかでもそうだと思います。
もし、今うまくいっていない
というのであれば、
マインドセットが
おかしいのかもしれません。
部下を育てたいと思い、あれこれ行動する。
そう思い、行動することは良いことです。
でも育成の仕方が、あれやれ、これやれと
指示だけ出す。
それで、「部下が育たない」と嘆く。
それでは、ダメなんでしょうね。
「人を変えるのではなく、自分が変わる」
ということは、とても大事です。
でもその時に、単に行動を変えるのではなく、
相手をどう捉えるか
というマインドセットまでしっかり意識して
行動する。
そして、相手のマインドセットも変え、
相手の行動も変えるようにする
そんな風にすると
いい結果が生まれるのかもしれませんね。
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
だからこの場を借りて少し...
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最近、ジムに通っています。
だから、ジムネタ多いのですが
今日もジムネタです。
これまであまり意識していませんでした。
でもジムで見ていると、スタッフさんが
常にあちこち掃除をしてくれてるん
ですよね。
クイックルワイパーみたいなので床の
髪の毛などを取ってくれたり、
床の汚れをふき取ったり
マシンを拭き掃除していたり
シャワー室の中をゴシゴシ洗って
くれていたり
そういうのも仕事だと言われれば
そうなんです。
でもそうやって、スタッフの人たちが
いつも掃除してくれているから、
自分たちが気持ちよくマシンや設備を
使うことができるんだなあと、
先日、ジムでマシンをやっている時に
改めて思ったんです。
「スタッフさん、
いつもありがとうございます」
今度、実際に
「いつもキレイにしてくれて
ありがとうございます」
「おかげさまで、
気持ちよく使わせてもらってます」
って声をかけてみたいなと思いました。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
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