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執筆者の写真金本 淳

自己肯定感がワースト1の日本人


(沖縄 万座ビーチ) 皆様に幸運が訪れますように!!


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心動かす企業経営 vol.304

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<自己肯定感がワースト1の日本人>



おはようございます。

フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。 




突然ですが、

皆さんは自分のことが好きですか?



当然ながら人それぞれ違うとは思います。


ただ、日本人は、他国の人と比較すると、

自己肯定感が低いという結果が、

ある調査からは読み取れます。



内閣府が2018年に7か国

(日本、韓国、アメリカ、イギリス、

フランス、ドイツ、スウェーデン)

で13歳から29歳対象で行った調査結果です。



「自分に満足している」という人、

日本は最下位の45.1%

高い米国は86.9%


「自分には長所がある」という質問に

関しては

日本は最下位62.3%

トップはドイツ91.4%



これは、若者を対象にした調査ですが、

恐らく上の世代を含めても同じような

結果になるのではないかと思います。



ちなみに、「意欲」や「心の状態」

に関する問いについても、諸外国に比べ、

一番、低い結果が出ています。



「うまくいくかわからないことに対し

意欲的に取り組む」

日本は52.2%で最下位、

トップはフランス86.1%


「ゆううつだと感じている」

最下位は、日本77.9%、

トップのドイツ36.9%



元々の国民性もあり、アンケートに対して

控えめに答える傾向があるというのも

あるかもしれません。


また、自己肯定感が低いことが、

そもそも悪いことなのか?と言われると、

一概に悪いとは言えないのかもしれません。



ただ、自己肯定感が低いことは、

意欲面や心の状態とも相関関係が

あるようには思います。


例えば、自己肯定感が低いと、

自分の行動に対しても否定的になり、

ブレーキをかけがちになる。


それがまたストレスとなり、

余計自己肯定感が下がる

という悪循環になってしまう。

ということはないでしょうか?



やはり、自分自身を好きな人のほうが、

物事に対して意欲的に取り組むのでは

ないかと思うのです。


そうすると、やはり自己肯定感の

高い人のほうが仕事においても

成果を出しやすいように思います。



また、自己肯定感が低いと、

物事を楽しめない、

幸せであることも感じにくい

ということにもつながるようにも思います。


私は個人的には、人は人生を楽しんで

生きるべきだと考えるタイプなので、

そういう観点からも自己肯定感は

高いほうがいいと思っています。



では、その日本人の自己肯定感の

低さの原因は一体何なんでしょうか?




色々調べてみると、

こんな意見があるようです。



ひとつは、日本の教育システムです。


今は少しずつ変わりつつあるのかも

しれませんが、これまでの日本の教育は

こんな感じだったことは間違いないように

思います。



ひとつの答えを求められる

=人と違う事がダメ


暗記中心の学習で、議論したりする

機会も少ない

=自分の意見を述べたり、他人の意見を

聞く機会少ない、


先生からの受け身の授業

=自分で考えない、


そもそも何のために学ぶのか

教えられる機会もなく、

勉強=苦痛=嫌な事=楽しくないこと

みたいな印象を持ってしまう 


など



もうひとつは、

勉強ができる人=優れている=偉い

という価値観


その他の色々な才能や性格的な部分で

いいものを持っている人が、評価され辛い



例えば、こんな人が中々評価され辛いのでは

ないでしょうか?


すごく明るくて、

いるだけで周りを明るくするような人


すごく人に対して優しく出来る人、


すごく人に対して気遣いの出来る人


特定の知識が凄い人

(例えば、昆虫のことにすごく詳しい、

星のことにすごく詳しいなど)


などなど



その他、そもそも褒める文化ではない国民性


競争社会でどれだけ頑張っても

人と比較され続けること 


など



どれも、確かに原因として考えられるん

だろうなと思います。




企業経営者、

あるいはひとを育てる立場にある人は、

こういう自己肯定感が育みにくい環境で

育ってきた人材の自己肯定感を

うまく高めていく必要があると思います。



ではどうすればいいのか?


先ず、出来る事は

自信をつけさせてあげること

だと思います。


そのために、

やはりうまく褒めてあげること、

気にかけてあげること

というのは大事だと思います。



やはり他人から褒められること、

評価されること、

気にかけてもらっていること

によって存在意義を感じられ

自信を持つことができ、そして

自己肯定感も高まるものだと思います。


ただ、最初の褒めるというのも、

ただ単に褒めればいいというものでは

ないと思います。



褒める前提として、

その人に対して愛情をもっている

ということが大事だと思います。


つまり、心から本気で褒めるということです。


それが気にかけているということとイコール

なのかもしれません。



愛情のない褒めというのは

心に刺さらないと思うのです。


単に人をうまく利用するために褒める

というのと、

愛情を持って褒める

というのでは、全く言葉の重み、

心への入り具合が違うと思います。



愛情を持つということは、

相手のことを無条件で受け入れる

=否定的な気持ちで一切見ないで、

すべてを受け入れてあげる

ということだと思います。



ただ、相手によっては、

なかなかいきなりそういう風には

思えない人もいるかもしれません。


そういう場合でも、とにかく、先ずは、

相手に興味を持つことから始める。


興味を持って、

「この人はどういう人なんだろう?」

とひとつひとつ探っていく。



そして、そんな風に

興味を持って人と接していると、

見方も少しずつ変わってくるのでは

ないかと思うのです。


そして、その際には、出来るだけいいところを

見ていくということも忘れてはいけません。


当然、人間、相手の悪い所に目が

行きがちですが、

自分自身も悪い所、沢山あるよね

と思い反して

相手の良いところに出来るだけ

フォーカスする。



そんな風にして、相手を無条件に受け入れ、

愛情を持った上で、褒めてあげる。


そうするとその人の自己肯定感は

上がっていくのではないかと思うのです。



これは従業員や部下だけでなく、

自分の子供でも同じことだと思います。


子供には愛情は持っているのは

当然だと思います。


でも無条件で、

「どんな時でもあなたのことが

大好きなんだよ!

気にかけているんだよ!」

というスタンスで

いつも接していることが大事。


そうすると、子供はいつでも安心して

色んなものに取り組めます。


そして、自信もつけて、スクスクと

育っていくのではないかと思うのです。



今回は以上です。





☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

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この前、ある観光地で

妻と写真を撮っていた時の話です。



向こうから歩いてきた女性が

「写真撮りましょうか?」

と親切にも声をかけてくださいました。


断る理由もないので

喜んでその女性のご厚意に

甘えることにしました。



こういうちょっとした親切って

やれそうで中々、できませんよね。


やってあげたいと思っても、

おせっかいに思われるかなあとか

思って、つい声をかけそびれて

しまいがちです。



しかも、この女性、

後でまた偶然お会いすることに

なりました。


自分達が宿泊していた

ホテルで食事をしているときに

バッタリと。


ホテルで働いている方だったんですね。


どうりで気の利く方だと思いました。



そのおかげで

お声掛けして、

改めてお礼を言う事ができました。

良かったです。



そして、自分もあの女性のように、

さりげなく、

人に親切にしてあげられるよう

見習わなければと思いました。



色んな意味で

「ありがとうございました!」


感謝です!





最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





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【発行元】フェリーゼス経営支援事務所

【発行責任者】金本 淳

経済産業大臣登録 中小企業診断士

豊田市働き方改革アドバイザー・講師 国際ファッション専門職大学非常勤講師

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