
(2016年1月 マダガスカル)
皆様に幸運が訪れますように!!
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心動かす企業経営 vol.309
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<成長は投げかけたものの大きさで決まる>
~スーパーやまひこカリスマ店員~
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
愛知県を中心に10店舗展開するスーパー
「生鮮館やまひこ」
そのスーパーにすごい店員さんが
いるようです。
その人は、尾張旭店で働くデリカ部門の
太田典子さんという方です。
何がすごいかと言うと、
おいしく、奇抜で、
見た目もインパクトある
惣菜やデザートを次々と開発。
インスタで情報発信することで、
一気に地方のローカルスーパーを
全国区レベルに押し上げたとのこと。
小型スーパーながら、
一日の売上は惣菜だけで平日100万円、
休日200万円に上るそうです。
今はどうかわかりませんが、
人気の凄さから入場するのに
土日は整理券が配布されるほどらしい。
スーパーに入場制限ってあまり
聞いたことがありません。
すごいですね。
その人が働いている尾張旭店は
うちからも近いのですが、
私は実際に行ったことはありません。
でもネットで調べて見ると、
そのユニークな商品の品揃え、
見た目には少し驚かせられました。
おにぎりの米がほぼ見えず、
大葉の上に大きな具材が盛られた
「ほぼ具おにぎり」(298円)や、
上に桃がまるごと一個乗った桃のスムージー
「だって桃が好きだもも」(798円)など、
見た目やネーミングのインパクトは最強。
写真を掲載できないのが残念ですが、
ネットで探してみると、すぐにその意味が
わかると思います。
そして、インパクトだけでなく
味にも最高にこだわっています。
また、値段にもこだわり、お値打ちな値段で
各商品を提供しているのです。
そういった3拍子も4拍子もそろった
最強の商品を次から次へと開発し、
2019年ごろから数々のヒット商品を
生み出し続けているようなのです。
この太田さん、どんなすごい経歴の人かと
思うと、失礼ながらそういう訳ではなさそうです。
別に商品開発のプロでも、
SNSによる情報発信のプロでも
何でもない。
元々ハンドボールの実業団に
所属していた方のようで、
一度は全日本代表選手に選ばれたものの
練習中にケガをして引退。
高校時代からハンドボールしか
やってこなかったので手に職も何も
ありません。
ですので、引退後、10社ほど
面接したようですが
どこからも採用されなかったとのこと。
経験なくてもOKという会社を含めてです。
そのため、少しでも手に職をつけようと、
鮮魚店でバイトをしていたとか。
ただ、お父さんが亡くなられて
住む家もなくなり、小さい弟を連れて
家を出なくてはならなかった。
お金が少しでも多く必要な状況に
なってしまったのです。
そういう時にスーパーやまひこの求人チラシを
見て応募。
何とか家庭の事情を説明し頼み込んで
入社することができたとのこと。
そういうことで、何とかギリギリで入社。
語弊があり、失礼かもしれませんが、
一般的には普通の人なのでした。
得意のハンドボールも中学で始めたものの、
最初は真面目にやっていなかったそうです。
本格的にやり始めたのは、
自分の意志でなくたまたま偶然から。
自分が入学した高校が、
たまたまハンドボールの強豪校だった。
そして女子で172cmとたまたま
長身だった。
だから
監督にたまたま声を掛けられたとのこと。
こういった太田さんのこれまでの経歴を
見ると、人ってどこで才能を
発揮するかわからないものだなあと
つくづく思います。
ちょっとした何かのきっかけで
才能が開花する。
そして、その才能開花のカギとなったのは、
おそらく人じゃないかと。
つまり良き指導者との出逢いが
大きいのではないかと思うのです。
ハンドボールについては、高校の監督、
そして、やまひこでは、会長さんです。
お二方とも、この太田さんの成長を愛情を
持ちつつ、温かく見守っておられたのでは
ないかと。
定かではありませんが、それが
何となく太田さんのインタビューで
発せられる言葉の端々から
読み取れる気がしました。
インタビューの中で、太田さんは、
商品開発する際には、
いつも会長さんから言われていた言葉
「正直な商売をしろ」
が頭の中にあるというのを語っていました。
そして、やまひこが困っている自分を
拾ってくれた。
その恩返しを何とかしたい
ということも強く語って
いらっしゃいました。
そうやって、自分に真剣に
向き合ってくれた人がいたから、
それに対して、
「恩返しをしたい」
という思いが
彼女をハンドボールの世界や
スーパー業界で成長させた原動力に
なったのではないかと
私は推測しています。
やはり人を育てるには、
愛情を持って真剣に向き合う
ことが必要なんだなあと思います。
経営者として、そして上司として、
従業員や部下を育てるのも同じ。
愛情を持って、
そして、
真剣に向き合えば向き合うほど、
やはり人はそれに応えようとするのでは
ないでしょうか?
自分がいいものを発すれば発するほど、
大きなものを与えれば与えるほど、
それが相手にも伝わり、
共鳴して返ってくるものなのでは
ないでしょうか?
太田さんの話をネットで見ていて、
私はそんなことを強く感じました。
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
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先日、今年4月に中学生になる息子の
制服・体操服・靴など一式の採寸に
行ってきました。
息子は小6で既に175cm。
180cmを超える私の体重を既に
上回るほどのガタイの良さです。
普通の子より何ランクもサイズが大きく、
標準的な子にあわせて置いてある
店頭にあるサンプルではサイズが全然
あいません。
ですので、すべて、在庫置き場の
奥の方からビニールに入った商品を
わざわざ店員さんが、その都度
探し出してきてくれ、それを
試着するような格好になりました。
その際に、店員さんは面倒なのに
何一つ嫌な顔をせずに対応して
下さった。
それは接客業としては、当たり前と言えば
それまでです。
でも、結構見ていると面倒臭そうな
作業でしたので
やはり人間として面倒くさい感じが
出ちゃうのも仕方ないかと思ったのです。
ですが、その店員さんは、
全くそういう素振りは見せず、
気持ちよい対応をしてくださった。
おかげさまで気持ちよい買い物が出来ました。
そういった意味でその店員さんには
本当感謝です。
「ありがとうございました!」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
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